『ディーふらぐ!』86話感想:ようやく堅次起きる、でも最後はやはり之江っち

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最新話来てた。第86話。ひとつ屋根の下回も、もうかれこれ半年くらい続いているなぁ。夜になってようやく堅次が部屋から出て、芦花や高尾とやりとりする。だが最後は之江っち。やはりこの一連のラブコメ回真のヒロインは之江っち。以下感想。

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飯作っていたのか

夕飯にもスルーを決め込んだ堅次、夜になって皆が寝静まった頃に、腹も減ったのか、ようやくリビングに降りてくる。いまさらか。で、机の上にある夕飯らしきものを手に取ろうとすると、背後に見つめる2つの影。芦花と高尾サンダーです。

描写から察するに、飯作ったっぽいね。そんで堅次にアピールするためにわざわざ起きていた、と。

ほへぇ。高尾はいかにもやりそうだけれど、なんだかんだで芦花も待っているあたり一応ちゃんとヒロインなんやなー。そりゃそうか。でも我慢できずにカツ2切れもらってしまうあたりが芦花らしさなんだろうか。

でも、ここまであざとい展開しておきながら、鼻白むことなく楽しめるのは芦花のおかげと思うよ俺は。高尾サンダーだけだとちょっとなんぼなんでも可愛すぎて読めなくなりそうだし。芦花の奔放な行動が、ともするとダダ甘になりそうなこの展開の中でいいアクセントになっているじゃないか。

芦花のおかげで、同級生の女子からの「おやすみなさい」というリア充メーター振り切た一発も楽しめる。だってこれ、もし高尾だけだとしたら、高尾の可愛すぎる反応からの最後「おやすみなさい」っていくらなんでも、いくらなんでも!という感じがするしそもそもこの作者はそれ描けないと思う甘過ぎて笑

芦花でバランス取れるからこそ、高尾サンダーが思う存分可愛く振る舞えるし、おやすみなさいの表情も完璧ってもんよ。じゃあ芦花は高尾の引き立て役なのかというとそういうわけでもなく、なんだかんだ言いながら堅次の反応を気にしているあたり可愛いし、最後の高尾とは別の柔らかい笑みは魅力的。

芦花と高尾は、互いに引き立てあえる非常にいいコンビなのだな。

だが之江っちだ

と、株を上げるメインヒロイン二人だが、最後持ってくのは之江っち。この一連の回はぶっちゃけ之江っち回。堅次絡みなのにも関わらず、面倒事をすべて押し付けて自室にこもった兄貴に、アイスを要求する之江っち。いやぁ、ハーゲンダッツで許してくれるなら優しい妹やん。正直それじゃ割にあわない苦労したよね野江っち。

二人でアイスを買いに行く、そのやりとりがいいな。ちょっとした非日常感の中で、兄妹らしい気易いやりとり。それでいながら、いつもより少しだけ本音ベース。うーん、いい……。

兄妹って深夜外出って、すごくいいシチュエーションよな。これは兄妹に限らない。姉弟でもいいし、同性の兄弟や姉妹でも趣がある。深夜、歳の近い兄弟が、二人でしんしんとした街路を歩く、世界でもっとも絵になるシチュエーションの一つだよ。もし俺が絵を描けたなら、絶対に一枚絵を描くんだがなぁ…。

しかし、一日だけでもう半年続いてるぞこれ。そろそろしれっと元に戻すんだろうか。ページ数10ページ/月で連続ものはつらいなぁ。

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