147話きてた。え、ってことはもう一ヶ月たったのか……どころかアップされてから二週間経過したという事実。ディーふらぐの感想サイトみたいになってきた更新頻度的に。いやもうちょっとがんばります。
今回は前回に引き続き、可愛い女子が座った椅子を取り合う皆々様。軽めのラブコメ回やね。こういう何事も起きない幕間的な回では、どうでもいいことがやけに大げさに描かれて、とても本作らしいノリになるんだが、今回は風間が比較的静かだったのでちょっと物足りんかったかもしらん。
それにつけても船堀かわいい。スワホリかわいい。以下147話感想。
あの子の席
今回の話を一言で言うと、高尾と船堀の座った席にプレミアがついてオークションにかけられる話なわけだが、そういえば可愛い女子が座っていた席みたいな特別感あったような気がする。掃除の時間とか、「この席、あの子の席かー……」みたいな意識の仕方。
逆に、「げー、この席xxの席じゃんきったねー」みたいなのも、あったようななかったような。これだけ書くと、「なんてことを!」と思うかも知らんが、古代の食パンを保存してるやつとか、鼻くそを机の裏にコレクションしてるやつとか、まぁ嫌がられるのも仕方ない面もあったように思う。まったく公立の小中学校は地獄だぜ。彫刻刀で席に「ごりら」って彫ったやつまだ許してないからな。もうちょっと他に言葉はなかったのか(そういう問題ではない)。
……などと思ったけれど、高校だよね。しかもそこそこの進学校。あー、どうだったかな、高校までいくとさすがに「あの子の席!」みたいなピュアな感情はもうなくなっていたような……。もしあるとしても、それはピュアの限界突破をしてピュアではない何かに変質した感情だと思われる。高校生までいくとね、もうね、大人ですから、そりゃもう。はい。
でもこの学園の生徒たちは基本ピュアなので大丈夫。全員恋人いなさそう。実際、この漫画でカップルって一組でも出てきたことあるっけ。ない気がする。そういう世界観なんだね。
船堀は何をしても可愛い
さて、そんなわけで高尾と船堀の座った椅子を、風間は訝しみ、モブたちが取り合うというだけの回なのだが、一点注目するならばやっぱりスワホリだろうか。可愛い。船堀は何をしても可愛いけれど、座るだけで可愛いのはさすがすぎるね。座り方ちゃんとしてて可愛い。もう息してるだけで可愛い。
などと意味不明な供述は置いといて、あそこで自ら座って風間を説得にかかる船堀は可愛いけどカッコいいよね。だって高尾がクッキーを渡しやすくするためでしょう。船堀だって風間のこと憎からず思っているのにさ。
また、自分ならば風間を説得できる信頼があるはずだ、という気持ちもあるものと思う。少なくとも船堀は自信なげではない。きっと将来は仕事のできる女になることだろう。
一方で、当事者なのに(当事者だからこそ?)よわよわの高尾は、自分は信用されないのに船堀なら信用される状況にもやーっとしているが、それだけではなく、船堀が自分のために行動してくれているということに対する感情もあるかもしれない。高尾と船堀は、風間に対する気持ちを直接言葉にはしていないけれど、お互い察している。なので、船堀の芯の強い行動に対して、高尾としては有り難いだけではない感情があるだろう。
まぁでも多分、逆の立場なら高尾も同じようなことすると思うし、船堀も当事者だったらよわよわになる気もする。高尾はあれでけっこう行動派で、当事者になりやすいからこそ、自分事なので本来の強みを出せない、みたいなところはあるよね。船堀は良くも悪くも受け身なので……。
個人的には船堀派だけれど、ラブコメ的には厳しい立ち位置よね、船堀。なんというか、片思いキャラ成分が強い……。
夢は夢のままでいいのよ
まぁでもきっとこの漫画はラブコメ的な結論は出さないと思うんよね。作品的には、必ずしも高尾メインヒロインというわけではないし。自分としても、変に結論出さないでほしい気はする。この手の漫画はネバーエンディング・ストーリーでいいのよ。そうしたら千歳派も桜派も微妙にいそうな高不動派もなんなら之江っち派も夢を見続けられる世界を求む。
え?ろか……?知らない人ですね……。
次から始まるっぽい尊椅子争奪戦に出てきたら思い出すかもしれません。いや出てこいよ。
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