『それでも歩は寄せてくる』14巻感想:うるしの知らないところで……

山本崇一朗, それでも歩は寄せてくる 14, 2023

表紙が引き続き凜で、内容も7割か8割くらい凜。完全にそれでも凜は寄せてくる状態。正直うるしよりもヒロインしているんだが……。NTR感すらないでもないような……。なお桜子は寄り切って押し倒してる。エロい。

以下14巻感想。正直「勝ったら告白」の縛りがなんかもうよくわからんな、って思ってる(その縛りがこの三角関係を長引かせているんだが……)。

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だいたい凜でした

再び体育祭編があったのだけれど、まぁこれはだいたい凜。いい笑顔見せたりお姫様抱っこされたりなど、完全にヒロインなんだが、このヒロイン劇場がほとんどうるしの知らないところで展開されているところがなかなか罪深い。男女逆だったらNTRと言われても仕方ないくらいイチャイチャしてんな。

まぁ歩の性格上凜に行くということはないと思うし、実際歩はお姫様抱っこなど行為自体を気恥ずかしく思うことはあっても、凜に恋情めいたものを感じているような描写はまったくないので、形式的にはNTRとはならないんだけれど。

そもそも凜のこの土俵際の粘りは歩の「将棋で勝ったら告白」縛りが作ったものなんだよな。状態的には既に一般的には恋人以上に近い距離感なので、告白即OK確実、なんならうるしから先に告白の可能性まである(ってか歩はそうされたら歩はどうする気なのか)状態で、しかし告白はしていないがために出来ている隙。そう思うとなんか個人的にはもにょる。

まぁ漫画的には凜が可愛いよねってことでいいんだろうけれど、正直こうなってくると、歩のことがあまり好きになれないんだよな俺の考え方的に。うーん。

桜子は寄り切った

一方で妙な縛りプレイをしておらず、実質婚約状態になったタケルと桜子は青春を気兼ねなく爆走中。今回のキスこれ舌入ってんだろ。「ちょっとは耐性ついたかな」の桜子からサキュバス的な風格を感じる。これはタケル未来永劫桜子に押されそう。

桜子がエロすぎるせいで、本巻では割と多かったうるしのあざといシーンがちょっと霞んだのは正直ある。パン食い競争でパンを歩に模した疑似フェラくらいではリアルディープキスには太刀打ちできない……。

……この漫画、某からかい上手なやつよりもけっこう攻めるよね。

続きは……

ということで14巻まで読んだ。図書館に置いてあったのはここまでなので、こっから先はポチる必要があるんだが……うーん。なんかな、凜が可愛いのは確かにそうなんだけど、それに反比例して歩お前……って気持ちになってるんだよな。かといって今回出てきたタケルと仲良さげなたっけー先輩だかなんだかには絶対渡したくない感じがひしひし。そもそも片思いキャラは片思いしているのが可愛いので、他にいくということも考えづらいが。しかし凜がそうして可愛さを炸裂するほど、歩お前それでいいのか、という気持ちがどうしても。

まぁ続きを読んでいけば、ここらへんのもにょる感じもうまい具合に説明される可能性はあるんだが、しかしそうは言っても、一冊750円払って先を読みたいとも思えないのが正直なところであった。うーん。結局、歩の「勝負に勝ったら告白」縛りに、当の先輩ほっといて凜とラブコメするのを正当化する切実さを感じさせないんだよな。歩の性格的にそうなんです、ということになっているだけで。うーん。

まぁ、機会があれば……。

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