『ディーふらぐ!』83話感想:友達の家で家族と絡むのって気まずいよね

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之江っち回

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最新話来てた。之江っちがお兄ちゃんの代わりに頑張る回。之江っち回。以下ネタバレ。

兄弟の友達は気まずいねぇ

自部屋にこもって不貞寝した兄と母に代わって、妹の之江っちが高尾・柴崎姉妹をおもてなし。気まずい空気。

ああね、兄弟の友達とって気まずいね。友達のほうも気まずいしね。一応自分の絡みなんだから、妹残して部屋戻るなよ風間。といっても、芦花たちのことなので勝手にやるだろうと思っているのだろうし、また勝手にやってくれと思っているのだろうが。しかし、一般常識的に家の人間全員が放置というのはなんともアレなので、真面目な之江っちが対応するという涙ぐましい妹ぶり。

之江は桜とは仲いいけど、桜以外の仮部面子および高尾とは、あまり親しくないという、人間関係の微妙な生々しさ。そこらへんを有耶無耶にしてみんな仲良しこよしにせず、ちゃんとギャグとして扱うのはこの漫画の良い所よなぁ。

高尾は芦花よりかは常識をわきまえていることもあり、気まずい空気を察するのだが、察するだけでどうすることもできない残念ぶり。というか基本自分のことでいっぱいいっぱい。また、母親には気に入られようとぶりっ子した芦花も、之江相手にはフリーダム。いや、椅子にちゃんと座っているのは、芦花なりに人の家だからと気を使っている証だろうか。それともなんとなくみんなが座っているから座っただけだろうか。つつじは姉の手前動けず。というかなにげに之江と同い年だから、つつじが一番之江からは絡みづらい気がする。兄の友達の妹ってどうよ

それにしても、ここにはいない風間を意識する可愛らしい高尾と、とことんマイペースな芦花…本当にヒロインなのか。狂言回し役というわけでもないしやる気あるのか。だが之江に対してしれっと「芦花お姉ちゃん」と自称して姉ぶるのは、芦花流のアピールなのかもしれない。風間母のことも「お母さん」呼びやしな。っていうか男友達の母親をお母さん呼びって冷静に考えるとすごいことではある。

すごいんだがやっぱりヒロイン感が薄いというか、高尾もしれっとお母さん呼びをやってのけているのがつらい。だが、末妹で妹キャラの高尾に対し、リアル妹がいて姉キャラの芦花は、之江っちに対する振る舞いがもしかすると差をつけられるところなのかもしれん。

それにしてもピンチになったら心の中でもお兄ちゃん呼びになる之江っち相変わらずあざと可愛い

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