『ディーふらぐ!』95話感想:ラブコメ総まとめ、芦花の捻くれたヒロインぶりと水のリアルな攻め

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95話来てた。また一ヶ月たったんだ……。vs高不動@立女の後。これまでのラブコメ総まとめ感。この話1話、風間とヒロインズの関係がわかる。

12巻が8月23日発売らしいです。ここで単行本区切るのかしら。内容全部知っている単行本悲しい。

目次

打ち上げ

勝負は順当に風間の勝ち。ただし高尾は最後のだるまさんがころんだで額に怪我をしてしまう。女の子の顔に傷つけたということで、風間もかなり気にしつつ、焼肉屋で打ち上げ。

珍しく風間が皆に対して素直に感謝の意を述べて、しんみりする皆をよそに

芦花「風間さんにそんな畏まられても 気持ち悪いんでいいんです」

心底嫌そうな顔で気持ち悪がるメインヒロイン・芦花。「ま 持ちつ持たれつですね これからもお互いによろしくお願いします」と額に闇を降ろし悪そーな顔でじっと風間を見据える。"お互いに"がポイント。

芦花的には風間とは互いに気兼ねしない関係を築きたいのだろうし、これで終わらせる気もさらさらないよ?ということなのだろうから、あの嫌そうな顔は、子王に向けるものと違い芦花なりのデレみたいなもんだ。うーん捻くれてる。だが着実に関係が構築されている。風間も自分の意思とは裏腹に、着々と既成事実が作られていることを感じ、思いやられるのであった。俺は二人のこの感じが好きなのだ。

同棲暴露

まぁでも、今回のハイライトはやっぱり同棲暴露だろう。之江っちが風間家に柴崎姉妹と高尾が居候中であることをポロっとこぼしてしまい、大騒ぎに。この時のヒロインズの各々の反応が、風間との関係を物語っていた。

  • タマちゃん…動揺
  • 千歳…無関心
  • 船堀…落涙
  • 高不動…激昂

タマちゃん、船堀、高不動については、之江っちを問い詰める姿が描かれており、特にこの3人が風間と芦花・高尾の同棲に強い衝撃を受けていることがわかる。一方、千歳はこれといって関心を示さない。芦花絡みという意味ではもう少し関心示してもよさそうな気はするが、それだけ信頼していることかもしらん。

ということで、風間のフラグがどこにたっているかがこの話の一話でわかる構図でしたとさ。ラブコメ総まとめ。

相変わらず不思議な立ち位置の水

が、一番面白い反応を示したのは水であった。同棲の事実を暴露してしまった之江っちに対し、「空気読む方?」とにこやかにからかったあと、特に之江っちのフォローをするわけでもなく、厨房に逃げた風間を一人追いかける。そこでのやりとりが…。

風間「そもそも俺があいつらをどうこうするわけねーだろ」
桜「へぇ…ほんとですかー? 因みにどんな人ならどうこうなるんですー?(ジト目)」
風間「……(目を逸して)知らん」

え、なにこれ、駆け引き?笑

桜の試すようなジト目の問いに風間は即答せず、またいつものような強い調子ではなく、目を逸らして一言「知らん」。その後は「じゃあ私も先輩の家遊びにいいですかー?(にやつき)」「勝手にしろ…(後ろ姿だけど多分仏頂面)」。

お前ら今滅茶苦茶楽しいやろ。異性の友達とこういうやりとりしたいよね。見てるこっちがムズムズしてくる。なんで桜絡みは毎回こうなのだろうか。

風間の返事はこれ、どーだろな。以前の風間ならハッキリと否定したろうに、ごまかしたのは、実のところ芦花たちに対しまったくその気がないわけでもないんだろうと思うが、特にこれ!という相手が定まっているわけでもなさそう。

水は妹ポジション名乗ってるけれど、イケると思ったらいきそうだなぁ。まぁ水エンドはまずないだろうが……。この漫画は特に恋愛的決着はつけない気がするけれど、もし誰か一人に決めるとすれば、芦花か高尾のどちらかなんだろうなぁ。んー、芦花派ではあるけれど、最後までボカしてくれたほうが夢があって楽しいかなぁ。

来月は12巻。この漫画なにげにすごい長期連載だねぇ。内容全部知ってるの悲しい。いや毎月読んでるからだけどね……。

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