『ディーふらぐ!』9巻特装版OAD感想:水がやけに可愛い、のだが…

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作・春野友矢。いまさらながら、9巻特装版に付属しているOAD(Original Animation Disc)をGetして視聴。あと原作ドラマCDIIを聴いたら一通りかな…。

舞台は水争奪戦。アニメで基本出番を削られまくった桜回であり之江っち回であり兄妹回。予算の関係なのか、他ドラマCDと同じくモブの出演が全面カットなのが寂しい。

基本的には桜が可愛い。可愛いんだが……。この子はもっと面倒臭いヤツだと思うんだがどうだろう。以下OAD感想。

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ゲット

あまり数が出ていないせいか、発売されてからもう随分経つけれど、あまり安くならないようなので、もうしゃあないと思ってGet。特装版の付録じゃ、dアニメとかのストリーミング配信される望みもなさそうだしねぇ……。普段CDのリッピングにしか使われていないボロボロの外付けDVDドライブを引っ張り出して視聴。円盤とか置き場に困るし、どうにかしてほしいもんだ(漫画は紙で買ったら全部裁断してスキャナで取り込み電子化している)。DVDリッピングしようとしたらどうにもうまくいかないのは外付けドライブのせいなんだろうか……うむー……。

やけに可愛い

さて、本OADの内容は水争奪戦。アニメでは出番を削られに削られた桜回。まー仮部の女子面子はどれもこれも癖があるけれど、桜は特によくわからんからなぁ。風間が魔の十四楽団にピンチ姫された時のきっかけも、アニメでは不良同士の小競り合いみたいにされていたけれど、原作では桜に焚き付けたからやしね。そして風間が部活に来ないきっかけを作ったことについて、芦花から袋で制裁を受けたりもしている。

それによって、アニメでは出番は少ないながらなんだか普通に可愛いキャラになってもいた。OADでもその路線は健在らしく、水が部室で風間とゲーム勝負をするネタから始まるが、原作では風間に逆転勝利するところまで粘り、桜の能力・負けず嫌いさが示される一方、アニメでは之江を交えて愉快に遊んで終わり。先輩と之江に構ってほしかっただけに見えて、たいそう可愛らしい。

水争奪戦のラストも、原作では之江っちと微妙に和解しつつ、最後アイスの後に水が牛乳かというくだらない話で割とちょっとほんとに険悪になって終わるのだが、アニメではせいぜい言い合い、程度で非常に綺麗に幕を閉じる。

ディーふらぐ!は萌え漫画なので、それで正しいような気もするんだが、いやしかしこんなストレートに可愛い奴だろうかという気もする。もっとこう、面倒臭くて胡散臭いところが好きなんだが。発せられる言葉からは、本心がどこにあるのか掴めない感じ。それにまぁ、萌え漫画でありつつギャグ漫画でもあるので、あまり可愛いと却って「ん?」と思う面もある。船堀くらい突き抜けると、その素直な可愛さがある意味ではギャグになるのだが。

全体的に

全体的には動いて喋る仮部面子がまた見られたことについては割と満足。多分もうなかろうし。ただ、モブキャラがほぼカットはやはり寂しい。これはドラマCDにも言えるのだけれど。この作品モブいないと寂しい。

とはいえ原作のペースが遅いだけに、こういうメディアミックスはなんだかんだ言って嬉しい。後は原作版ドラマCDIIか。それで一通りかなぁ。無理だろうけれど、またアニメ化せんもんかねー……。

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