『ディーふらぐ!』96話感想:風間は思っていたより脈アリっぽいけど高尾フラグブレイカー

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96話来てた。扉絵でも高尾が水着のサービスショット。高尾がモテあましてないなんて……。珍しい。そしてみんなゲームしている。珍しい…。ってか風間、思っていた以上に高尾に情があるんやなぁ…やはり高尾が本命なのか。

12巻も出たね。まだ買ってないや。以下96話感想。

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ファミコーン

ファミコン回。珍しくちゃんとゲームしている。しかも芦花と風間!魔界村に入れ込んでいる芦花はともかく、風間とは。なんだかんだ言ってこの男けっこうゲームするよな。借りパクしていたゲームを、旧友にプレミアムついてるから返してと言われ、返す前に一回プレイするのが微笑ましい。

そんなタートルズっぽい名作らしきレトロゲーを所持していた風間に対し(友達ん家でやったなぁ)、「……風間 見直したわ」と頬を赤らめる高尾部長に垣間見るオタク魂。

あーね、あるよね、そういうとこ。オタクはね。持っているもので人を判断するとこ、あるよね。しゃーないね。オタクやし。それを持っているということが、自己主張でありステータスでありアイデンティティ。みんなそうだと言えばそうなんだが、オタクは特にその傾向が顕著。逆に言うと、所有物に普通以上の価値を感じてしまうからこそオタクなのだとも思う。

それはいいとして、ファミコンとはいえ久々にゲームしていて珍しい。そういやゲーム製作部の設定だったわな。昔のファミコンゲームらしく、かなりの高難易度である模様。昔のゲームって絶対子供にクリアさせる気なかったよなと今にして思う。セーブもないし友達の家でプレイするならせいぜい2面が関の山。

もちろん高尾もプレイしたくて仕方ないが、夏休みの課題が終わらなくてお預け。ようやく課題が終わり、同時に風間たちエンディングを見て、いったんは1面くらい一緒にやってやるよという風間に「やったー 風間のエスコート!」とわかりやすくあざとい反応示したものの(一方芦花は「私は休みですか そうですか」の一言っていう)、思わぬ裏面の存在に風間・芦花組プレイ続行。そして高尾がプレイする時間がなくなってしまうわけだ(昔のゲームの表より長い裏面はいったいなんなん)。

思っていたより脈アリな感じ?

拗ねて学校に行った高尾に対し、風間は「…自業自得だろ」とそっけない。……が、どうやらこの男、だいぶ気にしていたらしく、ゲームを返そうとする際、プレミアついて1万円するということを聞き出し、ちょうどバイトの給料日だからと、それで買い取ろうとする。

……脈アリ?今回の件について、客観的に見て風間に落ち度はない。まぁ、大してゲームが好きでもないのだから譲ってやればよかったと思うところはあるかもしれないが、それにしても悪いことをしたわけではない。最後までプレイしたがった同じくゲーム好きの芦花もいたわけだし。風間の言う通り、自業自得といえる。

にも関わらずフォローを入れるのは、風間の面倒見が良い性格ということを斟酌しても、1万円という高校生には相当の大金がかかっている以上、高尾に対する好意100%の行動だと思われる。

風間も高尾については憎からず思ってはいたのだろうが、ここまでとはなぁ。世話焼きタイプだし、なんだかんだ言って高尾はほっとけない感じなんだろうか。ほっとけないだけではなく、いざという時に背中押してもらったこともあるしなぁ……。

まぁ、高尾はネバーギブアップ精神で、自力でゲームを借りることに成功したので、結果的に今回はフラグブレイクなわけだが、1万円となるとけっこう重いしそれでよかったのかも。買った後売れば済む話でもあるが…(しかし高尾はいったん手にしたら売れなさそう)。

それにしても、終始画に出ていたはずの芦花の存在感のなさが泣ける。いや、むしろ空気のように溶け込んでいると考えるべきなのだろうか。ごくナチュラルに芦花のノリに巻き込まれている風間とかこう、いい感じではあるのだが、この感じはどちらかというと妹的な……。高尾とのヒロイン格差が広がるばかりの気がする。そら人気があるのは高尾なんだろうけれど、もうちょっとわかりやすい芦花回があってもいいんじゃなかろーか…。

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