『だんちがい』1巻感想:姉と妹でひたすら近親ハーレム

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姉1と妹3による近親ハーレム物語。ただし妹3のうち2はロリ。ぬるい4コマ。この設定で表紙に男が描かれていないあたりでだいたい雰囲気がわかりそうだが、そのまんまの内容であった。

以下1巻感想。

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延々と続くぬるい近親ハーレム

主人公・ハルキと、おっとり系でいながら才色兼備だけれどちょっとぬけたところのある姉・夢月、暴力系ツンデレ妹・弥生、ロリ妹2人による近親ハーレム漫画。ヒロインズの扱いはだいたい表紙の大きさどおり(こういうの見るといつも思うんだけどその視線の先に何があるんだろう)。そして主人公不在の表紙から察せられるが、主人公は特に個性らしい個性のない優男。多少邪気眼系の中二病を患っているくらいか。存分に自己投影したまえということであろう。

つまり典型的なぬるいハーレム漫画なのだが、その構成員が全員兄弟というところに特徴がある。といっても下の妹2人はさすがに幼すぎるので、実質的には姉と妹。

近親もので気になるのはまずその距離感で、まずガチなのか、それともきわどいラインを攻めるのかというところ。近親ものである以上当然境界線を綱渡りするような描写が求められるが、妹はまだ戻ってこれそうな位置であるのに対し、姉は危険水域に片足突っ込んでいる感じがある。最後の劇でキスシーンがあるからその練習がしたいといって、ガチのキスを弟に求めるのはもう手遅れですな。でもガチかと言われるとそれはどうだろう。

今のところ姉妹以外のヒロインが存在しない。もしここに幼馴染でもいようものなら、問題なくその娘に落ち着きそうになるところだが、それがないし、今度も出さないように思える。あくまで近親一本。しかし近親は21世紀においてなおタブーであり続けている背徳領域。どのようにアプローチをしかけるのだろうか。

気になるのはそこらへんかなぁ。あとは、ゆるくぬるいハーレムラブコメ。特に毒もなく、正直目が滑ってしまった。Kindle Unlimitedで1巻読めたのでよかったけれど、2巻以降買うかと言われると、うーん。中古に安く流れるのを待とうかな、というのが正直な感想である(でもこの手のやつって案外値崩れしないんよなー)。

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