『ディーふらぐ!』139話の続き感想:重要なのはちーちゃんが可愛いことなので

139話の続き🤔

なんで140話じゃないんだろう。この漫画毎話感想つけてけっこう長いけど、1話を分割されたのは初めての気がする。まぁいいけど。

今回のハイライトは失禁してそうな勢いで涙目で泡吹いてるちーちゃんですハイ。被虐属性盛りよった。あと幼芦花はオカッパのせいかちょっと少年っぽくて、ちんちくりんなりに成長したんだなぁとか、芦花の千歳に対する態度って意外と保護寄りなところあるんだなぁとか。まぁ芦花はこれでけっこうちゃんとお姉ちゃんだからな。

以下139話の続き感想。このテンションってすごく本作らしいというか作者さんらしいというか。

目次

コントな感じ

今回の話って、ある意味でディーふらぐ……というか作者さんっぽいなぁと。なんでそう思うのかなーと考えてみたんだが、作中のテンションと読んでいる側のテンションがずれるというか、読者を盛り上げようっていうんじゃなくて、盛り上がっている皆を見て、そういうもんだと察してねと、そういう感じが、っぽいなぁ、と思った。

幼千歳のトラウマのホラー演出とか、ほんとよくわかんないっていうか、いや、千歳にとってトラウマになる怖さの原因となったんだな、っていうのはわかるんだけれど、読んでいる側としては全然恐怖の実感が伴わない。

その後も、件のボールが出てきてみんなビビってるわけなんだけれど、まぁ別になんてことないボールなわけよ。高尾部長の言う通り「ただのボールに見えるけど?」っていう。

まぁでも、みんなビビってるし、多分これはまぁ、そういうことなんだな、と、作中のキャラたちのテンションを見て、こちらもそれを察して読む。この感じがね、すーごい作者さんっぽいなぁ〜って。魔王様もそうだったんだよねぇ。

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登場人物の反応から、ああこれはそういうものなのねってこちらが合わせて読む感じは、なんだかちょっと劇というか、コントっぽいね。

人間が見られたらいいのよ

まー本気で怖い描写されても困るわけで、これでいいんだと思う。本作の面白いところは、なんだかんだ、風間たちの心情や人間関係の機微なんだなぁと。重要なのはボールが怖いことじゃない、ボールの怖さにビビって口から泡吹いてハイライトの消えた目で泣いてるちーちゃんが可愛いってことだ。千歳はまた属性盛ってきたか。

あとちょっと意外だったのが、芦花の千歳に対する接し方で、なかなかお姉ちゃんしている。まぁ実際お姉ちゃんだしね。

昔は力関係が完全に芦花>ちーちゃんだったのだと思うが、ホラーが絡むとちょっとだけちーちゃんに戻るようで、「千歳 無理しないで」という芦花に安心した顔を見せたり、芦花を抱き抱えながらボールを探したりと、二人の関係の根っこを垣間見れたようで、面白かった。

あとタマちゃんは変わってないなーと思うけど、芦花はちんちくりんなりに女っぽく成長しているんだなという変な感慨。まぁ胸にボールがある部長とは比べられないにしても……。

ということで、今回はまだ139話らしいから、次は140話かな。まだちょっと続きそう。千歳メインだと、仮部と生徒会の両方が絡むから、いつもよりさらに賑やかである。みんなでワチャワチャしているのがなんだかんだで面白いわ。

ディーふらぐ!-15

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