『ディーふらぐ!』アニメ感想:ゆるく楽しめたよ。風間はツッコミお疲れっした

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原作・春野友矢。2014年アニメ化。

いまさらだけれど、最近dアニメとお試しで契約したのでイッキ見。便利な世の中になった。これで特典OVDの水争奪戦以外は見ることができた。

水の出番が大幅カットされていたり風間がマイルドになったりなんだりしているけれど、まぁまぁ緩く楽しめた。ギャグのテンポが悪くなっているのはまぁしゃあない。

でも2期はきっともう厳しいんだろうね。風間家騒動とか、最近は同棲展開とか、ラブコメ度もあがっているんだけれど……。うーん。

以下アニメ感想。

目次

そういえばアニメ化していた

もう3年も前だけど、そういえばこの漫画アニメ化されていたんだった。ドラマCDもけっこう出ているし、なにげにメディアミックスに恵まれているなぁ。この漫画は本当に癒されるので、アニメも是非見たい……ということで、わざわざdアニメ契約して視聴した。

色々とマイルドだけど緩く楽しい

アニメは緩いながらけっこう楽しめた。風間のオタクをバカにしたような発言がなくなったり、水が風間に喧嘩売るシーンがカットされていたり、多少マイルドになっていたかもしれないが、概ね原作の雰囲気を踏襲した良いアニメだったなぁと思う。ちっこい芦花がいちいち可愛い。

水が普通に可愛いのが残念ではある

水の出番が基本カットだったのは、話には聞いていたものの、実際に見てみるとやはり残念な感じ。あの「お前こそ何がしたいんだよ」と言いたくなるわけわかんなさが桜らしいところだと思うので……。アニメの桜はただただ可愛い子であった。かろうじて、vs魔の十四楽団の時に「気に入った人以外直に触りたくない」発言で、桜の面倒くさい性根がかろうじて見られたくらいか。普通に可愛いといえばそうなんだけれど、普通に可愛い女なんて二次元界じゃ掃いて捨てるほどいるものなぁ。

ただ、9巻特装版のOVAは水争奪戦であるらしい。となると、之江っち絡みで桜の強引さ、面倒臭さが多少打ち出されることになるんだろうか。この子はなんで気に入った子にとりあえず喧嘩売るんだろう。

ギャグはたるなってるけど全体的には楽しいし続き見たい

とはいえ全体的には楽しかった。芦花の萌え萌えアタックとかアニメだとより胡散臭くていい。芦花のわざとらしくて胡散臭い可愛さはアニメ映えする。芦花の一番の可愛さは闇属性なところではあるが(芦花が本当に笑ったのって、風間との2回の勝負でそれぞれ負けた時くらいっていう)。

あとは風間のツッコミの全力っぷりがいいね。子王の「ツッコミ疲れない?」になんとなく切実さがこもっていたような気がする。中と子王は声獲得して原作より目立っていたというかスタッフに愛されていたのがわかる 笑。

ただ、風間頑張ってはいたけれど、どうしてもギャグのテンポがたるくなっていたきらいはある。これはドラマCDにも言える。萌え系とはいえ、勢い重視のギャグがベースの漫画だから、ちょっとつらいとこやね。vs長沼先輩で「お兄ちゃん正々堂々頑張る!!」「あの先輩一番濃いよなぁ!」とか原作では好きなやりとりだったんだけれど、変に間延びされていて微妙であった。多分声が被らないようにとかそういう配慮があるから難しいんだろうとは思うものの、演出的にも間延びしていた感。ゲロ子が風間に自分を思い出させるシーンとかも、原作の1コマをやけに間延びさせていたし…。

ギャグ漫画日和のアニメ並に畳み掛けるような会話劇にすればテンポはよくなるだろうけれど、萌え系でそれがいいのかどうかはわからん。一々休符が入っているような違和感があったけれど、仕方ないのか。でもスピードあげて、一話一話にかける時間も短くして、せめて6巻までやってほしかったとは思う(6巻は指折りにラブコメ度が高い巻)。

まぁでも女の子は可愛いわな。特に高尾と船堀は正統派に可愛かった。まぁこの二人はわかりやすいわな。仮部の面々はもうちょっと可愛さが捻くれているから、やはりあと1クール欲しかった。桜はもちろん、芦花もアレでわかりづらいからなぁ。vs風間再戦はアニメでみたいなぁ。ただ風間不在のハゲ編やるくらいなら、隕石以降の同棲編やってほしいなぁ。ってか二期あるかなぁ、ないんだろうなーーーー。

dアニメ契約

ところで、このサイトは基本的に単行本単位で感想記事を書いているのだが、何故かディーふらぐ!についてだけは毎話感想をつけている。一つ一つの記事が読まれる回数自体はそれほどではないものの、作品別で合計すると、ディーふらぐ!の感想記事がこのサイトで一番読まれているんじゃなかろうか。

で、ドラマCDやガイドブックも漁り、原作版ドラマCD以外はあらかた揃えたので、後はアニメだなぁと思っていたのだけれど、円盤というのは漫画ファンからすると法外に高いし(あれ1枚で漫画何冊買えるよ)、といってレンタルしようにもリッピングが法的には違法ということもあって(それで捕まった人とか聞いたことないが)、気が引けるし面倒くさい。

そんな折、dアニメならば月額500円というまぁまぁな値段で多くのアニメを視聴できることを知る。元々Amazon プライムビデオ+Fire TV Stickで種々のアニメやらドラマやら映画やらを楽しんでいたので、これはよいと試しに契約。たとえしょうもないと思っても、ディーふらぐ!のシリーズを一通り視聴できるだけで500円の価値はある。

それでまぁ契約して視聴してみたのだが、他にも進撃の巨人やら新・魔法陣グルグルやら極黒のブリュンヒルデやら甘々と稲妻やら、気になっていたアニメがけっこう見られるので、引き続き視聴しようかと思う。ただ月刊少女野崎くんがあるのになぜ田中くんはいつもけだるげがないのか……そのうち追加されるのだろうか……。

しっかし、こんだけアニメがあるんだったら、ディーふらぐ!の二期を作ってくれてもいいんじゃないかねー……円盤には手を出せなくても、ストリーミングサービスならば手を出せる漫画ファンは、今ならけっこういると思うし、状況変わってると思うんだけどな……。

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