『ディーふらぐ!』105話感想:高尾vs船堀。外堀を埋める高尾、攻める船堀、空気の芦花

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105話きてた。最近涼しい日がちらほらでてきたね。また夏が終わろうとしている。この世界の夏はいつまで続くのだろうね。思えばこの1日の話だけでもう三ヶ月かかっているのだな…。

しかし盛りだくさんの1日ではある。今回は高尾vs船堀の静かなる女の戦いが拝める。前のゲーム以来か。結局勝負着かなかった

以下105話感想。高尾vs船堀ということでラブコメ濃度はけっこう高い。やっぱりラブコメはいいなぁ。……芦花……?

目次

長い1日

高尾にとってはずいぶんと長い1日だったようだが、読者にとっても長い1日。この夏はいつまで続くのだろう。夏休み終わっても同棲生活は続くのかしら。高尾はともかく、芦花はそう簡単に家が見つかるものでもないと思うけれど、どうオチをつけるのかしら……。

高尾も芦花も、なんだかもう風間家に馴染んでいるような感じなのだが、少なくとも高尾は嫁ポジションとして着々と外堀を埋めているようだ。おいしいと言わせたい、と日々料理の精進を続ける姿は愛らしい。

で、今回は揃ってスーパーにお買い物。高尾家秘伝の肉じゃがを振る舞って風間においしいと言われたい高尾あざと可愛い。が、ポンコツなのでレシピを落とす。

高尾vs船堀

そんな折にエンカウントするのが、高尾とヒロイン争いをしている船堀。やけにエンカウント率の高い船堀。同居の事情を知っているため、妙に意識してしまい、ちょっとギクシャクしつつも、夕食の話題で朗らかムード。

レシピを忘れてなにやらドタバタしている一行を眺めながら、船堀はしばらく考えた末に、「うちのレシピでよければ教えられますが」と提案。それで好感触を得られたところで、「あのっ よければ 作りにいきますが …これから」。

攻めてきた

これから、の前についている三点リーダがいいよね。言葉の間で、心の準備をしているような感じ。意志を感じる。

この攻勢に、高尾もどうにもならない流れと軽く凹んでいたのだが、風間は高尾の肉じゃが食うって約束してるからと、「今日はいいや」と船堀の申し出を断る。おー、これは風間的には約束に入るのか。このちょっとしたやりとりがねぇ。あまり意識はしていないだろうけれど、これはポイント高いですな。男女の仲でなくとも、こういうところで約束だから、と思ってもらえるの嬉しいよね。まして男女の仲ならなおさらだろうし。

結果的に、ここで風間は高尾を選んだ、ということになり、この瞬間高尾は喜びで赤面し、船堀はその表情を窺い知れない。

高尾の勝利?と思いきや、「…よかった …風間さんが約束を守る人で」と、風間が高尾を選んだのはあくまで先に約束していたからだという風にも取れる受け答え、さらに「今日は」という風間に答える形で、「今度ご馳走しますね」と次に繋がるように自分も約束を取り付ける。高尾に花を持たせつつも、船堀負けてない。船堀やるやん……ちょっとびっくりした。この子けっこう粘るんだね。高尾感動して泣いてる場合じゃねぇぞ。

まぁでも、今回は高尾の一本だろう。晴れてマシな肉じゃがを作ることになった高尾だが、根がポンコツ故に既に失敗の可能性を考えてカレーの誘惑に誘われる。その姿を見て、船堀の「…肉じゃが私が作りますか?」という静かなプレッシャー。大慌ての高尾でした、というオチ。船堀強いなぁ

高尾と船堀は、直接言葉を交わしたことは多くないけれど、互いに恋敵であることを認識したうえで、牽制し合っていることがわかる。なんだかんだラブコメ濃度の高い回だった。俺満足。そして芦花は何をしているのか。ラーメン食ってた。それでいいのかメインヒロイン。

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