『ディーふらぐ! 魔導村オンライン』ドラマCD感想:女ばかりでは勢いに欠ける

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原作・春野友矢。2014年。アニメ版ドラマCD第1弾。

魔導村オンラインをみんなでプレイしたりまた船堀をギチギチにしたり。モブがいないのが寂しい。そのせいかギャグも勢いがない。女の子ばかりだとややパンチに欠ける。風間はいつもどおりの絶叫中継。中がすごいことになっている…。

以下感想。

目次

モブがいない…

アニメ版の名を冠したドラマCD第一弾。これより前に、後で発売されたときめきMemoriesを聞いてしまったが、話に繋がりがあるわけではないので特に問題がない。

トラックタイトルは以下。

  1. The Advent
  2. 魔導村オンライン
  3. 第二回ギチギチチャンピオン決定戦
  4. アナログマーケット
  5. M人英雄伝アタル

全編にわたって風間、あとは基本的に仮部+高尾、くわえてギチギチチャンピオンは中・子王のMコンビに船堀という構成。ディーふらぐ!の特徴である無駄に豊富過ぎるモブたちの出番は無し。そのためか、風間がいるとはいえ女の子ばかりでキャッキャしている感あり、ギャグとしてはパンチが弱かったように思う。ギャグが弱かったのは後発のときめきMemoriesも同じだけれど、あちらはラブコメ方面に力が入っていたのでけっこう楽しかったのだが、こちらはうーん。

仮部の面子は特殊な女子だけれど、昨今変な女ばかりでキャッキャウフフしている作品は珍しくない、というか一つのジャンルを形成しており、ラブコメ至上主義を嘯いている自分としてはあまり楽しめるものではない。ちょっとそっち方向っぽい感じがして残念。風間が中心となっていることには違いのだけれど。

モブがいないのがつらい気がする。元々ネタが面白いというよりは、唐突に割り込んでくるモブが急な場面転換のように働き、話に緩急と勢いをつけるような作品だったから、一つ一つのネタを声だけで細かく再生されると、なんというか間延び感があるうえに、面白いかと言われると、ううん。これでラブがコメってくれたらいいんだが、まったくコメらないわけではないものの、ちょいと薄め。

風間たちがワイワイしているだけでも、原作ファンとしてはそれなりに楽しくはあった。でも、もう一つ何か欲しかった…。

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