作・春野友矢。2017年12巻。ようやく買えた……いやポチって終わりなんだけど中々ね。まぁ毎話感想つけているだけに、内容は全部知っているからなぁ……。今回は同棲展開からのvs高不動再び@立女。全体的には高不動編再び。高尾と船堀の二大ヒロインがちょっとおまけされている。
表紙稲田だけど残念ながら出番ない!……と思ったら稲田やなくて玉川さんですよとご指摘いただきましたすみません。俺の阿呆。玉川さんです。牛の。はい。……すごいとこ持ってきたなー……。
読んだ勢いで、なんとなく初期の1-3巻くらいも再読。そういえば風間は不良になる前どっちかっていうと弱かったんだなーとかみんな最初口調安定しないなーとか水は性格も安定しないなーとか思ったりなんだり。
しっかしほんとキャラが多くて賑やかな漫画よなー。もっとペース上げて描いてほしいけどなー……。以下12巻とか感想。
安定して面白い
もーようやく読めたよ。ここんとこ慌ただしすぎて、あまり漫画読めなくて死にたかった。たまに読んでも何故かさいとうたかをだよ。アレは読み始めると長くて抜け出せなくなるんだよ!まだ読み終わってないよ!歴代総理!
そんなわけで、ラブコメ分がめっちゃ枯渇していた。さすがに耐えきれなくなってきたので(依存症状)、積読消化するか、あるいは新作買うか……と思ったわけだが、そうするとこういう時に外れを引きたくないなーという心理が働き、さてどうするかと思った折に、そういえばディーふらぐ!12巻まだ読んでなかった、と。勢いでポチッ。
うーん、話の内容知っているだけに新鮮味はないけれど、やっぱ楽しい漫画やねこれ。疲れが癒されるわ。安定して面白い。
内容的には同棲編からの流れで、全体的にはvs高不動。芦花や高尾、船堀、之江っちなどヒロイン勢はもちろん、風間一派やモブたちも出張って賑やか。この賑やかさがいいんだよなぁ。
通して読むと
個別の話はこれまでに散々書いてきているので今更ではある。第87-95話で、記事リンクは下にあるが、抜き出すと以下。
- 『ディーふらぐ!』87話感想:そして高の系譜きたよ
- 『ディーふらぐ!』88話感想: この人たちほんとゲームしないな!
- 『ディーふらぐ!』89話感想:乳ネタ中心なのにいやらしく感じない不思議、そして芦花の外野感…
- 『ディーふらぐ!』90話感想:船堀が低脂肪かは当社比の当社による
- 『ディーふらぐ!』91話感想:久々仮部。属性設定まだ生きてたのね
- 『ディーふらぐ!』92話感想:超久々の水!正統派にラブコメしてる気がする、しかも切ないなんとなく
- 『ディーふらぐ!』93話感想:細かくあざとい高尾部長
- 『ディーふらぐ!』94話感想:わかりやすく可愛い高不動の影で芦花がヒロインしている
- 『ディーふらぐ!』95話感想:ラブコメ総まとめ、芦花の捻くれたヒロインぶりと水のリアルな攻め
こうして記事タイトルをダラダラ眺めていると、皆にスポットライトがしっかり当たっているんだなぁと思う。水に注目し過ぎなのは俺フィルターによるものだろうけど。なんだかんだ言って桜好きなんだな俺、と感想書いていて思った。まぁ毎回感想書いていると、細かいところにまで目がいくし、またそれについて取り上げるしね。
ただ全体を通して読むと、やっぱり今回一番目だったのは高不動かなぁと思う。わかりやすく可愛いし。仮部の連中のわかりづらさとは対照的に。この漫画はハーレム系(しかも部活もの)に分類されると思うけれど、同部活の仮部レギュラーヒロイン陣が癖ありすぎて、一番人気が部が違う高尾部長、多分次点船堀あたりなんだろうが、その次に来るのが下手したら之江っちとか今回出た高不動とかそのあたりなんじゃなかろうか。仮部いらねぇって感想ちょくちょく見るしなぁ。
デレの形も十人十色
芦花は出番こそたくさんあるんだけれど、こう、高の一族とか船堀のストレートな可愛さに比べるとねぇ……。俺としては、今回打ち上げで感謝の意を示す風間に悪い顔で答えるところとかすごい好きなんだけど↓。
いやな大人みたい 笑。で、これに風間すっごい拒否反応示す。その感じが好きなんだわさ。風間相手にはこれくらいの強さがあったほうがいいと思うんだよ。
でもだよ、これが風間に壁ドンされた高不動と比べてみるとだよ↓。
芦花「持ちつ持たれつですね これからもお互いによろしくお願いします(悪い顔)」
高不動「はああああ ふああああ(顔真っ赤)」
さぁどっちが可愛い!
ってなるとね、やっぱり「はああああ ふああああ」には中々大勢にはね。。。芦花は絶対こんなわかりやすくデレんし。でもこの壁ドンの時も、風間と高不動が近づきすぎないようにしたり、また風間と高不動が直接手を繋がないようにしたりと、細かく妨害という形でデレてはいるんだけれど、それで「はああああ ふああああ」に勝てるかというと、なー。
仮部では桜も風間に対してはかなりデレているんだが、芦花とは別方面でわかりづらいというかなんというか。最初の頃読み返すと、いきなり風間に喧嘩売るし、その癖自分は何がしたいのかいまだによくわからんし(まぁだからこそ、同じような風間についちょっかい出してしまったんだろうと思うが…この子は最初の頃から変にシリアス入っていたんだなぁ)。仮部関係者のタマちゃんも強烈だしなぁ。千歳は中だが。大沢先生は好きだけど教師枠。
それに引き換え、高不動だけでなく、高尾はもちろん、同棲暴露で落涙し、カバー裏で「信じてますから!」が追加されてあざと可愛さストップ高の船堀、割と理想的な妹な之江っちと、ストレートに可愛いヒロインに囲まれると、もう風間仮部辞めたらいいのに的なことを思う気持ちわからんでもなく。もちろん仮部あっての愉快な日常ではあるが、こう、気分的に。
まぁでも、この漫画の良さはメインの芦花が変化球なところとも思う。ってか芦花が変化球だから、高尾のストレート豪速球が受けきれるとも思うし。いろんなキャラがいて、それぞれ形が違うからこそ、楽しい漫画だと思うんだよな。実際に仮部の人たちがみんな高尾とか船堀みたいなキャラだったら、胸焼けして読むのダルなってたと思うわ。
たくさんの味あるモブ野郎モブ子たちもいてね、あー、こういう世界っていいなぁと思う。キャラが多いだけに、ペースが遅いのが難点か。隕石落ちてからリアルタイムどれくらいたってるよ。無理だとわかっているけれど、もっと話読みたいなぁとかなんとか、そう思いつつ13巻はまた来年。
コメント