ディーふらぐ! 無料漫画詳細 - 無料コミック ComicWalker
112話きてた。風間家回。この風間家に居合わせている芦花・高尾・船堀が、なんだかんだでこの漫画における最優位ヒロイン候補なんだろう(之江っちは妹枠だから置いといて)。まぁ人気的にもそりゃそうか(芦花は人気あるんだろうか……)。中がヒロイン枠の可能性も……?
それにつけても船堀可愛い。以下112話感想。
かるた勝負
前回に引き続き風間家回。野郎向けラブコメで父・息子・そのガールフレンド……という構図はそこそこ珍しい。ラブコメにおける父親キャラの立ち回り方は、まだまだ開拓できる余地があるよなぁ。
風間父は何もしないとスーパーサイヤ人みたいになるんだろうか。なんとなく勢いに押されてビビってしまい、激しめの勝負するとかイキっていたのに、ビビって割と平和な種目にする芦花たち。結局かるた勝負。まぁ移動範囲が広めなので、進路妨害とかなんでもできちゃう感じだから、結果として激しくなるかもしれない。風間の勝負方法には拘らない感じ好き。
ところで、このかるたは例によって高尾のマソーンのグッズなわけだが、どうやら高尾は手に入れたファングッズは飾らずにちゃんと使いたい派らしい。大事だよねそういうの。ショーケースに入れて一人博物館運営するマニア心もわからないではないけれど、どんなに大事にしたっていずれは物は朽ちるのだし、やっぱり使ってなんぼだと思うのよね。今の時代、動画や静止画にして保存して、思い出は保存したらいいのさ(そして二度と見ない)。
芦花の泣き顔よ
そして親父も取り出す会社かるた。こんなコストでしかないノベルティっぽいものを作ってしまう余裕と遊び心から察するに、そこそこ安定した中堅企業なのだろう。優位に進められた時の芦花の泣き顔可愛い。ってかあれ、ギャグ調とはいえ、芦花の泣き顔ってあったっけ?どうだろう、あまり覚えてないな。風間が坊主にしたときには笑いを堪えて目に涙ためていたけれど(アレもあまりない顔ではあった)。いずれにしても、芦花の表情としてはだいぶ珍しい部類の気がする。
風間にもし勝ったら助けてくれるよねと懇願する時もうるうるしているし、フイッと顔を背けられた時も泣いているが、こんな顔する子だったっけ。まぁでも、この手のわかりやすく可愛い嘘くさい顔よりも、その後風間が船堀とイチャイチャするのを見てイラッと「やはり未来は 自分たちの手で掴み取ってこそ!!」と戦闘モードに入った時の顔のほうが魅力的な子だよな芦花は。高尾はあざとい感じが可愛いけど。
そして船堀はいつも可愛い。「風間さん私…ちゃんとわかってますから…」のわかっている、は何がわかっているんだろう。非常に含みがある。文脈から読むと、別になにか意図があって同居生活を続けているわけではない、といったところだろうか。風間が積極的に芦花たちを助けようとはしないのは、芦花の事情を勘案しても船堀的には嬉しいだろう。まぁ芦花だって本当に他に行くアテがないわけじゃなかろうし。
風間視点で見ると、芦花たちを助けようとしないのは、単なる照れなのか?まぁ実際、本当に風間家にいる以外に道がなさそうなら助けるだろうけれど、そんなことはないだろうしなぁ。
ラブコメ度高い
ラブコメやなぁ。ラブコメ度高いなぁ。ギャグ色強いけれど、なんだかんだやっぱりラブコメあっての本作やねぇ。
芦花・高尾・船堀といれば、ラブコメ的には当然盛り上がる。なにげにトライアングルの絡みは、ここまで来て初めてなんじゃなかろうか。というか、芦花と船堀の絡みがあまりないからなぁ。芦花の性格的に、船堀は絡みづらいからだろうか。まぁリアルな話、芦花と船堀は校内でグループ違うしな。風間がいなければ基本的には絡まない。話飛ぶけど風間兄妹の小さい頃の写真見たがる船堀可愛い。
最後は夫婦で落ちなのだが、息子のガールフレンドともつれ合う親父さんという構図はだいぶ珍しいのではなかろうか。ちょっとしたラッキーすけべみたいなもんだし。でも嫌な感じしないよね。子供や妻との関係が前提にないとできないことで、この漫画の多角的な人間関係の表現力がしれっと出ているなぁと思う。
「こういうことは堅次としてくれないか」って言葉が出るのは、やはり拒否ってはいたけれど、浅からぬなにかはあるんだろうと思っているのだろうか。まぁ、同年代の男女が同居って時点で、本当になんにもないとは思えないしな。そうよね。
どうでもいいけど夫婦の呼び方さん付け個人的に好き。次回風間家全員集合の真・風間家回?まったく出番のなかった中は存在感を示せるのだろうか。船堀可愛い。
コメント
コメント一覧 (2件)
ディーふらぐの感想サイトはほとんどないので、いつも楽しく拝見させて頂いております。 いつの間にかコメント残せるようになっていたのですね。(12巻の表紙は稲田でなく玉川さんだよ、と書こうとした時にはコメント機能がなく、残せなかったという覚えがあります。w)
船堀さんの「風間さん私…ちゃんとわかってますから…」の台詞ですが、読者目線と同じく「風間さんは困っている人がいれば何だかんだ言いつつ助けてあげるような優しい人だという事を私は知っていますから…。」という事ですよ。 朝食を引き合いにして誤魔化しに入った風間に対して、その言い訳の逃げ道をやんわり塞ぐ事で、”もし中と船堀の目を気にして芦花達に素直に助けようとしない態度をとっているなら、私たちの事は気にせずに芦花さん達を助けてあげて下さい”と暗に背中を押しているのです。 風間も船堀が暗に背中を押そうとしてくれている事に気付いているから、「船堀…」と沈黙に続いていた場面ですね。
基本的に、船堀と高尾は風間の優しい部分を理解しているから惚れているという事を前提にして読めば、ここら辺のやり取りは分かり易くなると思います。
>HN:ウニさん
コメントありがとうございますー。そう、感想サイトあまりないから、検索するとうちが引っかかって「うわっ」って慌てて閉じるという。もっと増えていいと思うんですけどね、、、悲しい。
はい、コメント機能はしれっと復活させまして、12巻ってことはけっこう前から来ていただいて……って12巻表紙うわー、すみません、マジですか、うわー、ほんとだ、それなおします。恥ずかしいし申し訳ないなー、うわー。ご指摘ありがとうございます。うわー。コメント機能つけてよかった……。
船堀さんの件、なるほど!です。確かにそう考えると合点がいきますね。船堀可愛い言うてるのに読めてないですねー僕。船堀のいい子っぷりに惚れます。風間のそういうところが好きとはいえ、本当に利他的ですねこの子。14巻出たら、そのへん考えつつ読み直しますー。実際のところ、この同居について風間自身がどう思っているのかが一番気になっていたりします。