作者– category –
-
『ib -インスタントバレット-』5巻(最終巻)感想:やさしさから生まれた悪意は、絶望した悪を救い救われる最後の光
赤坂アカ, ib -インスタントバレット- 5, 2015 一応、本巻で商業としては最終巻なのだが、作者さん的には物語を完結させる気ではないようだ。今回の恥ずかしサブタイは「ハッピーエンドなんか、いらない」。わかりみが深い。 あとがきでもっと売れたらまたやりたい的なことを書いていたが、かぐや様でブレイクした今ならあるいは本当に…? 最終巻はクロとセラのボーイ・ミーツ・ガールvs夢とクロのガール・ミーツ・ボーイです。そして最後に愛は勝つ。最後のシーンはちょっと笑ってしまいました。面白かった。 ま... -
『彼女とつーぴー』1巻感想:クラスで一番可愛い子の生々しさ
森井暁正, 彼女とつーぴー 1, 2018 全2巻で既に完結している。 クラスで一番可愛い子と晴れてお付き合いすることになれて、勝っても負けても大勝利でしかないエッチな罰ゲームを賭けた戦いに明け暮れる幸せ過ぎる青春を描いた夢の漫画。 クラスで一番可愛い子、というところに妙な生々しさを感じる。過激な性表現が溢れるこのラブコメ界隈の中では、それほどすごいことをしているわけではないのだが、やけにエロく感じられるのは、この生々しさのせいだろう。 まぁ夢なんだけどね。生々しい夢っていいよね。以下1... -
『虚構推理(漫画)』3-5巻感想:表紙を並べて見るだけでラブコメ好きに響くものがある
原作 城平京, 漫画 片瀬茶柴, 虚構推理 5, 2016 面白いなこの漫画。原作もそのうち読もう。 まぁこの5巻の表紙はまるでバトルものの少年漫画で、これはこれで格好良くて良いのだけれど、別にバトル漫画というわけではない。ちゃんとミステリーである(推理しているとは言い難いけれど)。そんでもってラブコメである。岩永と九郎の協力プレイがラブコメ好きの琴線に触れる。っていうか表紙並べるだけで買いなやつ。 ラブコメ好きの間ではあまり知名度はない気がするが、かなりオススメできる。以下3-5巻感想。 ラ... -
『異常者の愛』感想:愛に焦がれたサイコパス
千田大輔, 異常者の愛 6, 2018 サイコパス漫画。ヒロインは自己愛と反社会性の高いサイコパスで、そういう人がどういうことするかといえば、たとえば松永太あたりで調べて胸クソ悪いと思ったら読む前に下調べすることをおすすめする。割と胸糞漫画の部類なので……。 俺はヒロインの思想の中に愛と呼ばれるものがあるとは思わないし、そもそもの疑問としてサイコパスに愛なんてものはあるのか?と思うが、それをあると仮定して描いているところに、ラブコメ浪漫がある、のかもしれない。実際ヒロインの心情の吐露は... -
『ib -インスタントバレット-』4巻感想:すさまじい勢い
赤坂アカ, ib -インスタントバレット- 4, 2015 最終巻一歩手前の4巻。今回の躊躇わないサブタイトルは「怖がりだよと、一度でも言えたなら」。表紙は忘れかけてたクロの妄想姉妹。 前回の綺麗過ぎるガール・ミーツ・ボーイの後日譚もあるが、これは伏線回収になっているものの良いのか悪いのか。まぁでも後味の悪さを少し和らげてくれてはいる。未来を騙す展開ってことなんだろうか。 にしても今更ながらib持ち20人って多すぎてわかんないね。 以下4巻感想。 ガール・ミーツ・ボーイの続き 本巻は前巻のキレイ過ぎ... -
『虚構推理(漫画)』1-2巻感想:表紙見てピンときたなら買いの化け物カップル
原作 城平京, 漫画 片瀬茶柴, 虚構推理(漫画) 1, 2015 原作は未読なのだが、表紙に惹かれてポチる。そして素敵だったので10巻ほど一気にポチった(現在はもう11巻まで出ている)。 原作のイラストと漫画の人が同一らしく、しかも漫画については原作者さんはあまり関わっていないらしいのだが、かなり良いコミカライズ。 推理という言葉がタイトルについているが、どちらかというと妖怪変化、ファンタジー色のほうが強めに見える。アニメ版ゲゲゲの鬼太郎的な。 でもって割とラブい。今カノvs前カノの対峙とか燃え... -
『ぼくたちは勉強ができない』14巻感想:過去に行けるなら成幸と先生と同年代プレイの妄想が捗る
筒井大志, ぼくたちは勉強ができない 14, 2019 もうすぐセンター試験なのだけれど、それはそれとしてイチャイチャしている。こんな精神状態で彼ら彼女らは大丈夫なのだろうか。 それにしても先生マジで人気なん?いや俺も一番好きだけどさ。マジで?過去に行ってイチャイチャできるならもう無敵やん。作者さんも色々と予想外だったのではなかろうか。 BD付き特装版は立派なお値段しているが、表紙のスク水先生に釣られそうになった。 以下14巻感想。っていうか真冬先生の感想。 相変わらずの、いちゃいちゃローテ... -
『アナーキー・イン・ザ・JK』感想:やりとりだけで魅せるラブコメ
位置原光Z, アナーキー・イン・ザ・JK, 2014 ホント天才やねこの人。ラブコメ好きの琴線をこれでもかと触れ回す。最高やわ。男女の会話劇では最高峰だと思う。なにげに亜人ものでもある。 オムニバス形式でショートショート群像劇。ラブコメ好きなら必ず「もうこれ読めただけでええわ」と思うツボにハマるやりとりがあるはず。 以下感想。 素晴らしき会話劇 天才だなぁ……の一言だ。ただ男女が喋っているだけの会話劇で、しかもキャラクターはさほど個性的というわけでもなく、ストーリーもなければ感動もないしサ... -
『かぐや様は告らせたい』公式ファンブック感想:コミックス未収録エピソードがあるよ
赤坂アカ, かぐや様は告らせたい 公式ファンブック, 2019 かぐや様の公式ファンブック。内容的には13巻まで。例によって天才たちの恋愛戦術とかいう恥ずかしいサブタイトルがついている。ついているというか強調されている。 値段分の価値があるかと言われれば、まぁファンブックですから。でも内容は割と盛りだくさんで、単行本派としてはコミックス未収録エピソードが一番の見どころだろうか。特に出張読み切りは初期のノリで懐かしい。後は各キャラに対する原作者さんの所見が、いつもながらちょっと笑う。油断... -
『ib -インスタントバレット-』3巻感想:ガール・ミーツ・ボーイの絶望的に幸せな結末
赤坂アカ, ib -インスタントバレット- 3, 2014 今回も恥ずかしいサブタイトルがついております。その名も"過去と未来に初恋を"。第二章です。第一章の「やさしくなりたい、優しくない人々」 の最後も描かれるんだけれど、第二章のインパクトが強すぎてもう。 名前負けしない話でした。。。重いわつらいわキッツイわ。キレイな話描きやがって……。 完全無欠の初恋物語です。悲しい。表紙はクロと夢にすべきだったのでは…?いや実際、サブタイトルは第二章なわけだし。 にしても、この先にこれ以上の展開あるの?なん...