原作・西尾維新。漫画・はっとりみつる。2016年1巻。著名な漫画家によるコミカライズということになるが、非常に原作に近いつくり。紙面を埋め尽くすモノローグに苦労の跡が滲み出ている。とはいえ漫画として十分面白いのは流石である…コミカライズ作品ってアレなのがたいていだから…。
ストーリーは、大学生の男子が小学生の少女に監禁される話。その設定に何か艶めかしさを感じるのは多分気の所為じゃないだろう。この組み合わせでなければ成立しない物語であることは確かだ。
監禁といっても非常に不完全なものだから、それは決して物語の本質ではない。その本質はやはり表題である「少女不十分」にあるのだろうと思う。
以下1巻感想。