久米田康治– category –
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『かくしごと』4巻感想:ラブコメ好きとは言いづらいよね
作・久米田康治。2017年4巻。5巻買ったと思い込んでたけど買ってなかった……とりあえず4巻まで。 相変わらず幕間の謎エッセイをやけに読ませる漫画である。おかげで読むのに時間がかかる。 多少先生が空回っているくらいで、特にラブコメってはいないのに、なんとなく色を感じるのは何故だろう。先入観だろうかそうなんだろうか。 以下4巻感想。 言いづらい 基本的な設定のところを色々と謎めかされているものの(しかもちょっと鬱っぽい感じ)、落ち着いた作風の一話読み切り系で、特に取り立てて言うことはないの... -
『かくしごと』1-3巻感想:誇り隠れた漫画家漫画
作・久米田康治。2016年1巻より。2018年3月現在、5巻まででている。 時間泥棒はちょいとまぁだったので、本作についてはちょっと二の足を踏んでいた。が、読んでみたら……おう、面白い。一気読みする類ではなく、ちょこちょこと1,2話ずつ読むのが楽しい。 主人公は娘に自分の職業を隠している、シモネタの過去作を持つ漫画家…というあらすじで作者さんを連想するなというほうが無理な話。漫画家漫画はよくあるけれど、久米田康治らしい捻られ方をしている。 微妙にラブコメチックな設定もある。さすが。以下1-3巻感... -
『さよなら絶望先生 絶望劇場』ドラマCD感想:懐かしくも普遍的な面白さ
原作・久米田康治。さよなら絶望先生のドラマCD。2008年。 絶望先生がちょうど自分の学生時代の作品だからか、先生の「絶望した!」であの頃の記憶がフラッシュバック。何もかもが懐かしい。 でも、話の起点は時事ネタが多いけれど、話の中で展開されるネタは普遍性があるよなと思う。だからこそ、凡百の時事ネタ漫画から抜きん出た面白さがあり、人気を誇ったのだろう。心のポイント倍々キャンペーンを見逃すな! にしても本当先生いい声してる。以下ドラマCD感想。 懐かしくも楽しい普遍的な面白さ 原作漫画のネ... -
『ルートパラダイス』感想:風俗王に俺はなるギャグ漫画
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『育ってダーリン!!』新装版感想:いまさら感想書くよ
作・久米田康治。元は1995年1巻。数年の時を経て、2002年大人の事情で描き下ろして完結。時期的にはかってに改蔵の頃か。 びっくりするくらい普通のラブコメ。ジャンルは逆源氏物語なおねショタカップルもの。供給少なめなジャンルなので、貴重ではある。作者らしいひねたギャグを交えつつも、社会風刺ネタもなく、一話一話が綺麗に落ちる。20代だったから描けたのだろう。作者的には眠らせておいてほしかったらしい。もう気恥ずかしくて仕方なかったろうなぁ。 途中までの部分と、数年後に描かれた描き下ろしの最... -
『さよなら絶望先生』風刺は風化すれどもラブコメは残る
久米田康治, さよなら絶望先生, 第14集 ↑自虐なんだかどうなんだか。作者的には可愛さが足りないようだが、十分可愛いだろう。「絶望した!」が有名過ぎる、女の子いっぱい出したら売れるんでしょってやったらほんとに売れてしまった久米田康治のネギま。社会風刺的なギャグの皮を剥ぐと、恥ずかしいほどのラブコメが残る。 基本情報 さよなら絶望先生 さよなら絶望先生 - Wikipedia 2005-2012年連載。全30巻。作者・久米田康治。この人はラブコメ病に罹患していると思われる。本作の後書き的位置づけである紙ブロ...
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