作・久米田康治。2017年4巻。5巻買ったと思い込んでたけど買ってなかった……とりあえず4巻まで。
相変わらず幕間の謎エッセイをやけに読ませる漫画である。おかげで読むのに時間がかかる。
多少先生が空回っているくらいで、特にラブコメってはいないのに、なんとなく色を感じるのは何故だろう。先入観だろうかそうなんだろうか。
以下4巻感想。
ラブコメ読んでニヤニヤしたい。俺はもうダメだ。
原作・久米田康治。さよなら絶望先生のドラマCD。2008年。
絶望先生がちょうど自分の学生時代の作品だからか、先生の「絶望した!」であの頃の記憶がフラッシュバック。何もかもが懐かしい。
でも、話の起点は時事ネタが多いけれど、話の中で展開されるネタは普遍性があるよなと思う。だからこそ、凡百の時事ネタ漫画から抜きん出た面白さがあり、人気を誇ったのだろう。心のポイント倍々キャンペーンを見逃すな!
にしても本当先生いい声してる。以下ドラマCD感想。
作・久米田康治。元は1995年1巻。数年の時を経て、2002年大人の事情で描き下ろして完結。時期的にはかってに改蔵の頃か。
びっくりするくらい普通のラブコメ。ジャンルは逆源氏物語なおねショタカップルもの。供給少なめなジャンルなので、貴重ではある。作者らしいひねたギャグを交えつつも、社会風刺ネタもなく、一話一話が綺麗に落ちる。20代だったから描けたのだろう。作者的には眠らせておいてほしかったらしい。もう気恥ずかしくて仕方なかったろうなぁ。
途中までの部分と、数年後に描かれた描き下ろしの最終回の差は、作者自身の成長譚にも見える。ある意味ファンブック。2017年になって感想記事書かれるとか作者的にも勘弁してくれだろうが以下感想。
↑自虐なんだかどうなんだか。作者的には可愛さが足りないようだが、十分可愛いだろう。「絶望した!」が有名過ぎる、女の子いっぱい出したら売れるんでしょってやったらほんとに売れてしまった久米田康治のネギま。社会風刺的なギャグの皮を剥ぐと、恥ずかしいほどのラブコメが残る。