『ib -インスタントバレット-』4巻感想:すさまじい勢い

赤坂アカ, ib -インスタントバレット- 4, 2015

最終巻一歩手前の4巻。今回の躊躇わないサブタイトルは「怖がりだよと、一度でも言えたなら」。表紙は忘れかけてたクロの妄想姉妹。

前回の綺麗過ぎるガール・ミーツ・ボーイの後日譚もあるが、これは伏線回収になっているものの良いのか悪いのか。まぁでも後味の悪さを少し和らげてくれてはいる。未来を騙す展開ってことなんだろうか。

にしても今更ながらib持ち20人って多すぎてわかんないね。

以下4巻感想。

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ガール・ミーツ・ボーイの続き

本巻は前巻のキレイ過ぎるガール・ミーツ・ボーイの続きから始まる。この漫画、単行本の構成を考えていないので、中途半端なところで本が区切られているのが残念だ。そのうち再構成した完全版出ないかな。

まぁそれはともかくとして、後日譚は綺麗だったものの後味の悪さを否めなかった夢の最期の悲しみを少しだけ和らげてくれる……かもしれない。夢は実は未来軸の人間で、現在の軸の夢はまだ生きていた、というオチ。死ぬことが決まっていたのは未来の時間軸の夢だから、このままいけば現在の時間軸の夢は生きることができるのかもしれない。

しかし、死ななくて済むのかもしれないが、クロとも恋に落ちたりはしないような気がする。現在の夢が言うように、「あの人」と今の夢は違うのだから。深瀬さんと呼ぶ9歳の夢と、クロくんと呼んだ夢はやはり違う。まぁとはいえ、やはり同じ夢でもあるので、先のことはわからないのだが……。

理解はあっても共感までは…

で、次の話は正直忘れかけていたクロの妄想姉妹の話。妄想姉妹が実は妄想でもない姉妹だった話ともいう。畳み掛けるようなネタバラシの嵐はえすのサカエ的な勢いがあるな。

話としては面白かったが、クロくんと姉妹の体験を共有していない一読者的には若干の置いてけぼり感は正直あった。。。十色のことを綾倉ではなく深瀬十色だ、というシーンが間違いなくハイライトなのだが、意味を理解できても今ひとつ共感までいかない……。

次が最終巻で、1巻以来ほとんど出てきていないヒロイン兼ラスボスのセラの話になると思うのだが、この勢いでいくのだろうか。いくのだろうなぁ。果たしてついていけるだろうか……うむむ……。

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