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『虚構推理(漫画)』7-8巻感想:想像膨らませる彼と彼女が楽しい
原作 城平京, 漫画 片瀬茶柴, 虚構推理(漫画) 8, 2018 良いですな。鋼人七瀬編が終わって、7,8巻は短編集的な感じでございました。7巻は小品を集めた感じで、8巻は1巻まるまるの短めのお話。推理もそこそこする。 九郎大好きな琴子ちゃん可愛いし、九郎もなんだかんだツンデレなのでほっこりする。ちょっとつれないにも程がない?って思うくらいだけれど、琴子ちゃんいい性格しているからこれくらいがちょうどよいのだろうと思う。ってか九郎が言う通り、もっとも恐ろしい性格をしているのは主人公かつヒロイン... -
『+チック姉さん』14巻感想:萌えて笑えてぞっとする
粟井茶, +チック姉さん 14, 2019 表紙誰かと思ったら定規ちゃん。まさかの女体化。いいキャラしていた。 サイコ具合がシャレにならないレベルまで上がってきたなーと感じた前巻までだったが、今回は比較的大人しめ。バランスを取っているんだろうか?美しい人とか特にやばめなのがあまり出てこなかったからか(まったく出てこないとは言わない…ぞっとする話もあるよ)。といってもこの作品基準の話なので、たいがいネジぶっ飛んでいる感じなのはそう。 佐々木さんが出てこなかったのは残念だが、豚は相変わらず変... -
『賢者ちゃんは悟ってない!』3巻(最終巻)感想:かつての少年は躊躇いなく女パーティーを組むオッサンになりました
菅原健二, 賢者ちゃんは悟っていない! 3, 2019, KADOKAWA 今回で完結。まぁ長く続けるタイプの作品でもないか。 まぁ表紙のとおり弟子くんと賢者ちゃんエンドではあるのだけれど、俺は勇者ちゃんが好きだったなぁ。ちゃんとフラグがたっていたみたいでよかった。 ってか、初めて女勇者なキャラを可愛いと思えたわ。どうしても、「勇者は男じゃね?」という固定観念から抜け出せなかったのだが、これが成長か……。 勇者ちゃんは第二夫人上等らしいから不倫の方向で一つ。以下最終巻たる3巻感想。 ドラクエの影響力... -
『GAN☆KON』3-4巻感想:イチャイチャして戦うラブコメ的理想バトル
菅原健二, GAN☆KON 4, 2012 次で最終巻になり、イサナさんの本当の姿がわかる(と思う)のだが、実際のところ依代から変わるのだろうかどうなのだろうか。 少年漫画らしく、バトルものにシフトしていった本作だが、なんとイチャイチャして戦うというたいへん楽しげな斜め上の方向のバトルをおっ始めたのはちょっと笑った。ただ少年誌なので内容は控えめ。 そしてしっかりと愛と外見という一大テーマに向き合っているものの、まぁ結局は情だよね的なところに落ち着いている。まぁそれはそうなるよなぁ。 三峰が新太... -
『賢者ちゃんは悟ってない!』1-2巻感想:煩悩の書
菅原健二, 賢者ちゃんは悟ってない! 1, 2018 全3巻にて2019年に完結済み。作者買い。 エロコメに近いラブコメ。賢者、勇者、武闘家などの職業呼びからわかるようにドラクエ世代狙い撃ち。まぁ作者さんがドラクエ世代なのでしょう。あ、俺もか。 メインヒロインの賢者ちゃんは賢者としての実力は高いけれども他のことは一切できない要介護系ヒロイン。世話焼き主人公×要介護ヒロインの構成って案外多いよね。 愉快な漫画で頭をからっぽにして「わーえろーい」みたいな感じで楽しむ漫画。2巻の武闘家ちゃん出たあた... -
『魔法陣グルグル2』10-12巻感想:2019年でもグルグルが読める喜び
衛藤ヒロユキ, 魔法陣グルグル2 12, 2019 あー楽しい。2019年にグルグルの新刊が読めるってすげー幸せだよな。面白いし。作者さんイベントもされているみたいで、人生謳歌しているみたいでなんだか俺も嬉しい。 ニケとククリがド安定のせいか、レイドとデキルコのラブコメが思いの外刺さる。デキルコが幸せそうで俺によし。でもまだレイドはククリ諦めきれないのな。 ジュジュはなんかないのかねぇ。まぁもうトマしかいないんだけど。魔王ちゃんはまた恋するまで暴走し続けそう。おっさんが多すぎて年頃の男の子が... -
『GAN☆KON』1-2巻感想:美少女か否か、それが問題だ
菅原健二, GAN☆KON 1, 2012 ちょっと前の少年サンデー。神様系のラブコメ。日本の神様はすぐに少年とラブコメ始めるから困る。困らない。 最初のほうでは容姿の美醜というラブコメ最大の禁断のテーマに触れられており、タブーの領域に乗り込んでいくとはやりおる……などと思っていたが、途中からバトル展開になっていき、なんだかんだ少年漫画的に落ち着いていったのはよかったのか悪かったのか。少年サンデーらしいので、仕方のないことかもしれない。 以下1-2巻感想。 見た目というラブコメの一大テーマ 作者さん... -
『大魔法使いなんです…よね?』全2巻感想:連載系Web小説みたいな
U-temo, 大魔法使いなんです…よね? 1, 2016 探偵事務所を舞台にして、バイトくんが「大魔法使いなんですよね?」と聞き、それに対して「そうよ」と返す。ほぼすべてのネタがそのように始まる4コマ劇場。 在りし日のWeb小説を思い出した。この手のものは一気に読むものではなく、ちょくちょく気が向いた時に少しずつ読むタイプのものなので、単行本という形式ではけっこう厳しいものがあるかもしれない。 実際、全2巻は漫画として決して長くはないが、それでもなお長いと感じた。が、最終話を読む前と読んだ後で印... -
『それでも歩は寄せてくる』2巻感想:”先輩”が”可愛い”ということ
山本崇一朗, それでも歩は寄せてくる 2, 2019 うーんこれは良いラブコメ。歩が先輩に無自覚な告白を続けるテンプレートがひたすら続くのだが、テンプレートとは本来有用なものとして用いられていることを思い出させてくれる。しかしテンプレートを使いこなせる人は存外少ない。 ありふれたやりとりなのになにか美しさのようなものを感じてしまうのは、俺が歳を取ったからなのだろうか。嘆息してしまうわ。なんとなく、昔ながらの先輩・後輩的な価値観の中に、現代的なものも感じる。 登場人物も増えて多少賑やかに... -
『そこにいたの西山さん』全2巻感想:憧れと好きの違いを
U-temo, そこにいたの西山さん 1 これは中々マニアックなラブコメ。普通のラブコメならモブになりそうな主人公とヒロインの青春。 ラブコメでは、主人公ないしヒロインの気を引くために共闘する二人、という組み合わせがある。作中の当人たちの思惑とは別に、読者的にはその共闘する様がたいへん好ましく、人気CPになったりする。 本作はそういう二人に焦点を当てたような作品だ。憧れと恋は違うよね、とわかりやすくテーマ的でもある。同じ憧れの人目当てだって二人なのに、いつの間にか二人でいることが大事にな...