『+チック姉さん』14巻感想:萌えて笑えてぞっとする

栗井茶, +チック姉さん 14, 2019

表紙誰かと思ったら定規ちゃん。まさかの女体化。いいキャラしていた。

サイコ具合がシャレにならないレベルまで上がってきたなーと感じた前巻までだったが、今回は比較的大人しめ。バランスを取っているんだろうか?美しい人とか特にやばめなのがあまり出てこなかったからか(まったく出てこないとは言わない…ぞっとする話もあるよ)。といってもこの作品基準の話なので、たいがいネジぶっ飛んでいる感じなのはそう。

佐々木さんが出てこなかったのは残念だが、豚は相変わらず変な女に付きまとわれている。でも性根はいい人だから他の攻撃性の高いメンヘラ女たちよりよいかもしれない。

それにしても国木は本当に面白いな。以下14巻感想。

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定規が定規ちゃんに

表紙の子誰かしら、新キャラかしら、まぁでも俺の溶けた脳細胞は平気でキャラ忘れるから、既存キャラかもしれないな……などと思いつつ読み始めたら定規で驚愕。チンがなくなって本当にそのまま女子化してしまったらしい。この適当さが本作らしいといえばそうか。

ただこの定規ちゃんがけっこう俺の好みでつらい。こういうたんたんとした子、好きなんだよね……。だが元男子、すなわちTS属性付きとなると、俺ごときにはレベルが高い。いやむしろそれがいいと思う人はいるだろうとも思うのだが。

まぁでもまた美少女増やしやがって……という気持ちはないでもない。この漫画はだいぶ萌え系入っているとはいえ(もう萌えって死語だよなぁ……と思いつつも、こういうときに使える便利な言葉が他にない…)、純粋にギャグ漫画としての魅力もあるわけで、そうすると登場人物が美少女ばっかだな、っていうのはちょっと雑味に感じられることもある。特に成長したミウミサなんか、あの一家とは思えないほど性的にも厳しく真っ当なので、あざとさを感じる。へそ出している青春はあざとい。そういう漫画と言われればそうかなぁとは思うものの。

ラブコメ度も高し

ラブコメ度もなんだかんだそこそこ高いしね。姫川と東フツーに付き合いはじめましたな。釣り回とかめっさ純なラブコメやんけ。そしてそのままクソカップル路線で行くことにしたらしい。基本的に自己承認欲求が満たされることを優先する姫川のそこそこのクソアマっぷりが良い。西くんのほうもリウがなんだかんだいい感じで落ち着いたしよかったね。

ラブコメ方面で気になるのは豚と佐々木なのだが、豚は健在なものの佐々木さん出てこなくて寂しい。その代わりに死神様ことネズミファイターの出番が多い。案外使いやすかったのか。豚はほんと変な女キラーだな。

ネズミファイター、頭おかしいけれど性根はいい娘なんだよなぁ。結果的に人の迷惑になることはあっても。だから目的のために豚も身を挺して手伝うことあるし(「早くして…捕まる」はなかなかのイケメン)。自己中メンヘラの佐々木さんや牧野さんと比べると断然良い娘に思える。

ほどよいバランス

本巻は強烈なサイコキャラがあまり目立たなかったこともあって、全体としてほどよく楽しめた。最初の「君も僕のうんちになっちゃえ」兎はまぁまぁアレだったけれど。サイコパスウサギ。みんなともだち、ってわけにもいかないのだよ……生まれながらの悪みたいなのは残念ながら存在するのだ。教訓性あるよなこの漫画。笑えて、ニヤつけて、人生訓まで学べる、お得な漫画だわ。

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