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植芝理一, 謎の彼女X, 第1巻
植芝理一, 謎の彼女X, 第1巻

↑年頃の男女が「日課」と称して行う毎日の儀式、その始まり。彼女が指につけた自分の涎を彼氏にくわえて舐めさせるという、フェチズム極まった描写。この1コマで「くる」人は「くる」はずで、そういう人のためのラブコメ。今まで読んだ中で、一番衝撃を受けたラブコメを一話挙げろと言われたら、俺はこの謎の彼女Xの第0話を推したい。

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表紙からして既に最高

一番好きなラブコメは何?と言われると困るんだけど、一番衝撃を受けたラブコメは何?と言われたら、俺は読み切り版(第0話 )謎の彼女Xを挙げる。俺にとっては特別な作品だったから、完結したのは一年以上前だったけれど、最終巻である第12巻を、ずっとずっと積読状態にしていた。なんとなく、最終話を読んでしまうと本当に終わってしまう気がして。いや終わってるんだけどさ。

でも、なんとなく読んじゃったよ。ついに。こういうのって、ほんとなんとなくの勢いだ。そう勢い。勢い大事。そんであれな、もう十年やってたんやね。そういやあの頃は俺もまだ学生だったよ。以下ネタバレ含感想、雑感。

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