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『この美術部には問題がある!』12-13巻感想:静かに内側から、見えないところで進むラブコメ
積ん読消化の季節。有名作品シリーズ。これも積んでた。 まぁ本作は徹頭徹尾みんな大好き宇佐美さんの片思い姿が可愛い漫画ではあるんですけれど、この手の構成で続いているのは珍しいなぁと思います。普通10巻超えたらまぁまぁ進展しますからねぇ。あと女の片思いネタはあまり引っ張られると不憫な感じがするとか、男の方に腹立ってくる、という現象が起き始めることも、ラブコメとしては案外難しいところと思います。実際女→男の片思いは、出番が少ないサブカップルに割り当てられがちな気が。 でも本作はそうい... -
『恋愛しんふぉに〜』1巻感想:ラブコメのカタログ
積ん読消化の季節。なぜ持っているのかすら覚えていないシリーズ。2018年作品。作・千氏夜。 甘酸っぱいにも到達していないのではないかと思われる、男女の4コマ会話劇がひたすら繰り返される群像劇スタイル。どうもTwitter漫画なんだろうか。色々なラブコメにおける定番パターンを切り抜いた感じで、ラブコメパターンのカタログの様相を呈している。ラブコメ好きな諸兄であれば「どこかで見たアレ」をひたすら見ていくことになるだろう。 以下どこかで見た何かが走馬灯のように流れていく1巻感想。 ラブコメあつ... -
『友達が私を理解らせにくるので勝利の女神の力を借りてこっちも理解らせにいきます。』最終話まで感想:もう大丈夫だよド○えもんフォーエバー
いつのまにか最終話だったので……。といっても、毎話しっかり読んでいたかというと正直流し読みなんです。ってか百合漫画なので、本サイト的には本来守備範囲外ではあるんですけれど、ショウマケイトの作品は昔読んでけっこう好きだったんですよね。まぁ毎回すぐ終わってるんですが……今回は全4巻になるようなので、少しずつ伸びているんだろうか。 以下最終話まで感想。……本作はけっこうな話数読めるのと、正直途中すっ飛ばしてもあまり支障ないので、興味もたれた方はリンク先から読んでみてはいかがでしょーか……... -
『ちえりの恋は8メートル』最終話まで感想:格ゲーみたいなキスしやがって……
遠近感が掴めないラブコメ最終話。俺と作品の距離感も掴めないまま最後まできてしまった。 本作については、どう最後をしめるんだろうという感心で読んでいた。個人的な結論としては、この漫画は巨大化娘ではなくて、思春期女子ってワカラナイ漫画だな、と。その表現として、時流(?)でもある巨大化という属性があてられたのであって、巨大化は別に本質ではなかった、という感じです。巨大化とラブコメってどうにも相性が良いとは思えないので、自分的にはまぁそうか、ではありました。 以下印象に残ったキスシ... -
『よわよわ先生』105話まで感想:ちょっと、いや、だいぶエッチなラブコメ、でも確かにラブコメ
よわよわ先生 - 福地カミオ / 【Lesson.1】こわこわ先生 | マガポケ 本作はWebで読んでおり、マガポケは最新作しか読めない(pixivでは遅れて公開のため途中の部分で読める話もある)ため、途中の話がすっぽ抜けてしまった。単行本5巻相当(48話)までと、その先の73話から現在Webの無料枠で読める最新の105話まで読んでいる。つまり49-72話は読んでいないのだが、別に困らないだろうと思ったし、実際困っていない。話の9割がこの先生エロイナエロイデスなので問題ない。 ……と見せかけて、幼馴染みが本格的にラブコ... -
『ディーふらぐ!』167話感想:17年目の真実
【第167話】ディーふらぐ!|カドコミ (コミックウォーカー) 167話きてた。 本作は2008年という僕がニコ動でキーボードクラッシャー見て天皇陛下万歳していた時代からの連載なわけだが、地味に17年かけてつくってきた世界観をキーボードのごとくぶち壊ししているようにも思え、マジなの?という感覚あり。まぁ元々芦花の闇属性とかはファンタジーだし、思えば最近(といっても年単位)の千歳再解釈の一連の話は、千歳のヒロイン化に目がいってしまったが、既に世界観ぶち壊しにきていたのかなと今さら思う。ただそ... -
『男女比1:39の平行世界は思いのほか普通』1巻感想:需要と供給と絶対数と民主主義そして勘違い淫乱ママ(受胎告知)
読み始めた時は、「男女比1:39の平行世界の俺と身体交換したったwwwww」とかいう設定の披瀝から始まって、女たちの心の発情シーンばかり見せられたもんだから、オイオイこれはまた……と思ったのもつかの間、どうやら入れ替わり前の自分はかなり防衛的な態度を取っていたことが徐々にわかってきて、「あー、なるほど、そっちかぁ……」と思うなど。この世界の男、人権ないんだろうなと思いました。 まぁ真面目に考えればそりゃそうなるよね。社会において、数は力なので。以下1巻感想。ハーレムは哲学、ハッキリ... -
『継母の連れ子が元カノだった(漫画)』4巻感想:イチャイチャとストレスの辛口ラブコメ
本作既に9巻まで出ており、かつ続いている模様ですが、とりあえず積んでいるのは4巻まで。本作はまぁ全然ニヤニヤできないラブコメで、基本的にはストレスを楽しむ変わり種のラブコメだと思っているのですが、しかし本当にそうだと、このヌルい令和時代さっさと終わらせられている気もします。俺の見方が穿ちすぎているだけで、一般的にはニヤニヤされているものなのかな。 まぁ実際、そういう楽しみ方はやろうと思えばできます。特に4巻くらいになると、お互い見えていなかったところを再認識して、言葉では否定... -
『喰いタン』1-3巻感想:二十年前にあった奇跡の二十代ラブコメ
俺はね、まぁ最近いろいろめんどくさくて、思ったんだよ。なんかこう、喰いタンとか読みてぇなぁ……って。それで気づいたんだけど、喰いタンを読みたいのなら喰いタンを読めばよいのではないか?と。天才的な気づきを得たので記事にする。 本作の作者・寺沢大介はオッサンのアヘ顔漫画として名高い将太の寿司の作者である(ミスター味っ子も有名)。将太の寿司はオッサンたちのポジティブにもネガティブにも極まった顔が異様に魅力的な一方で、ヒロインの魅力は一日中回り続けた回転寿司のようにカラカラなんだが、... -
『強制レンアイ』4巻(最終巻)感想:感情のぶつけ合いで立場が入れ替わる幼馴染そして兄妹の青春劇場
強制レンアイ4巻最終巻、2020年6月。前回記事を書いたのは2022年11月なのであれから2年ちょっと。積ん読消化シーズン。 前回記事の時点でだいたい先の予想がつき、「(4巻読んでいないけど)もう読んだよ」くらいのことを書いており、そして実際展開には一切驚きがなかったのだけれど、それにも関わらず面白さを感じられた。ただそれ以上にわけわかんない感じもあり、伝えない何かがあったんだろうかというのはありつつも、それを消化しきれなかったのか、それとも単に紙面の都合で描ききれなかったのか。 以下幼...