もしも漫画のレビューブログを作るなら

あまりいないと思うのだけれど、140文字では収まらない熱い想いを吐き出せる自分の庭みたいな場所がほしいという人にとって、有力な選択肢は今なおブログだ。最近は読書用のSNSもあり、特に漫画だとアル | マンガの新刊・無料情報メディアというサービスが熟れているしそこそこ流行っているのかな、と思うし、そういうところで吐き出せている人もいるだろう。

ただ、そういうプラットフォームに乗っかるのではなくて、自分が好き勝手言うためだけのなにか、というのも必要だと思っていて、そうするとやっぱり"ブログ"になるんでないかな、と。この記事はそういう人のために、実際何を考えて、何をしたらいいのーっていう、そんな記事です。

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SNSはあるけどさ

昔はネットでなにか意見を書きたいと思ったら、だいたい個人サイトを自分で作るか、あるいは誰かが作ったサイトの掲示板に行くか、ないし2ちゃんねる(現5ちゃんねる)のような匿名掲示板に行くかだった。今もその流れは地味に続いているものの、まぁ主流ではないだろう。

2019年現在、ネットのあり方も多様化し、人々はあちこちに散らばるようになった。個人サイトを続ける人もいれば、Twitterで呟く人あり、Twitterに疲れてMastodonに安寧の地を求める人あり、Pixivで創作作品を投稿する人あり、最近は漫画に特化した新興のサービスアル | マンガの新刊・無料情報メディアなどもあり、まぁどれか一つだけ使うということはないにしても、メインの場というのはそれぞれ異なるようだ。

そういった場の中に"ブログ"というのもあって、これは個人サイト全盛期には"かんたんすぎる"などと言われていたものの、SNSで手軽かつ気軽に投稿できるのが普通の今となっては、むしろ硬派な部類に入るだろう。

自分の庭がほしい

ありとあらゆるSNSがある中で、わざわざブログをやろう、という人の気持ちは、だいたい共通しているのではないかと思う。それは、"自分の庭"がほしいという気持ち。どこかのプラットフォームでスペースを間借りしたものではなく、「ここは自分のものだ」と思えるような場所。

それは限りなく制約が小さく、また自身の自由になるところの多い場所だ。何文字でも好きなだけ書き連ねることができる場所だ。気兼ねなく連投できる場所だ。謎のローカルルールを適用されることのない場所だ。知らない誰かに喧嘩を売られない場所だ。無礼なコメントをされれば自分の判断で自由に削除できる場所だ。不埒者を自身がBANできる場所だ。そもそも交流を目的としなくてもよい場所だ。ソーシャルネットワークが目的ではない場所だ。

そんなことを思うと、ブログとは2020年でもなお有力な選択肢となる。

何をすればいいのか

さて、じゃあブログを始めるとして、どうしたらいいのだろうか。色々選択肢はあるのだけれど、まぁ最初は無料ブログでしょうなぁ。

とにかく無料ブログで始める

大事なことは、とにかくなにかを書き始めることだ。書いてみればわかるんだけれど、まとまった文章を書くっていうのは難しいことで、当サイト程度の雑文でも、これができる人っていうのは案外少ない。ましてそれを続けることができる、というのはもう一種の才能や思います。こればっかりはやってみないとわからない。どんなブログも、3年続けば大したもの

続いてさえいれば、この後たらたら書き始めるサービスの選定なんてどうでもいい話である。

ということで、とにかく始めよう。最初は無料ブログでよい。なんの問題もない。俺も最初は無料ブログから始めた。

無料ブログといっても世の中には多くのサービスがあって、検索すると「無料ブログサービス20個の比較!」とかお前本当に全部使ったことあんのか?って言いたくなるような記事ばかり引っかかって参考になるんだかならないんだかわからない感じだが、っていうかならないんだが(いつからネットはこうなった)、個人的には「ライブドアブログ」でいいよ、と思う

というのは、俺自身が昔ライブドアブログを使っていて、特に不自由を感じなかったからだ。速度は申し分ないし(多分このサイトより早い)、テンプレートは充実しているし、ブロックなどの基本的な機能はもちろんあるし、独自ドメインが使えるし、アフィリエイトでお小遣い稼ぎもできる。金払えば広告も消せる。

独自ドメインを取得する

ただし、一つ注意がある。最初は素のまま使って、とにかくブログを書き慣れる、ということが大事なんだけれど、それとは別に、できる限り早く独自ドメインを取得し、それを適用することが重要。独自ドメインとは、なんとか.comのこと。

これね、だいたい年間で1,000 - 1,500円くらいかかるんだけれど、それだけの価値はあるものです。これはインターネット上における住所みたいなもので、独自ドメインを取らないと、たとえばライブドアなら、インターネット的には「ライブドアの中」というイメージになります。が、独自ドメインさえあれば、たとえライブドアブログのサービスを使っていたとしても、インターネット的には「別の場所」として扱われます。これは非常に大きくて、検索エンジンからの評価を得やすい(検索エンジン対策をSEOと言います)のはもちろん、この次にいうレンタルサーバーに移行する時に、特に威力を発揮します。

とはいえ、独自ドメインとなるとどうしても技術的な話を理解する必要があるので、門外漢にはハードルが高いと思われるので、最初からやる必要はない。ただ、ブロガーたるもの独自ドメインは取ってなんぼというのは頭の隅に入れておくべき。

ちなみにドメインは.com以外にも.netとか.orgとか色々あるけれど、まぁ.comにしときましょ。.xyzとか.asiaとか初期費用安いことが多いけどやめといたほうがいーですよ。あんまいいことないから……(経験者は語る)。

ここがゴールか、WordPress用のレンタルサーバー

ブログをやるなら必ずWordPressという言葉に触れると思うが、実際のところアマチュアが自由にやりたいと思えばほぼ必ず行き着くのがWordPressである。ただWordPressを使うとなると、技術的な勉強は避けられない。なので、万人にはオススメしないし、ましてブログ最初の一歩としてはまったくオススメしない。多分…いや間違いなく、ブログを始める前に力尽きる。

なので、最初は無料ブログを独自ドメインで初めておいて、慣れてきたら移行する、あるいはWordPressで新しく始める、くらいの気持ちで良いと思う。ここで移行するとき、独自ドメインがあれば問題ないのだけれど、独自ドメインがないと……ネット的には「引っ越し」ということになって、色々面倒なことが起きる。

で、実際WordPressを用いるなら、それ用にパッケージングしてくれているレンタルサーバーのサービスがあるので、それを使わない手はない。もしも自分が今からブログをやるなら、エックスサーバーあたりを使うだろうか。だいたい月額1,000円ちょっとである。

このあたりをゴールと見据えて動けばよいのではなかろうか。

なんでもできるVPS

ここらへんから、ほとんどの人にはもう関係ない話です。何いってんの?と思ったら、次の「画像の扱い」節まで軽く読み飛ばしてOKです。

さて、レンタルサーバーがあれば、ブログでやりたいだいたいのことは自由にできる。が、サーバーレベルでBANしたいやつがいるとか、大掛かりな改変であるとか、WebサーバーやPHPのバージョンを選びたいとか、あまりにも大人気過ぎて自分でインフラ構築しないといけないと(いう夢を見たのさ)か、そういうレベルのことがしたいのであれば、レンタルサーバーでは不足かもしれない。

その場合はVPSが候補に上がる。WordPressの基盤となるサーバー自体を自分で用意する必要があるが、その分自由度は非常に高い。実質なんでもきるといっても過言ではない。

ブログ用であればせいぜい月額1,000円も払えば立派なものが扱える。まぁ超人気サイトになればさすがにそれでは賄えず、きちんとやりだすとたいへんなのだが、まぁそうなってから考えたらよいと思う 笑。

当サイトはこの構成だ。が、ITエンジニアの経験がある、ないし志望している以外の人にはオススメしない。というか、ITエンジニアでもブログやるだけならオススメしない。サーバー運用自体が趣味ならよいが、そうでなければ学習コストも運用負荷も大きすぎる。もちろん自身の技術的な学習のため、と思うならばよいのだが、逆に言うとそうでもない限り割にあわない。自分の場合は、ブログ以外にもサーバーで色々遊んでいて、むしろそのついでにブログも運用している、という感じなので、この構成でやっている過ぎない。

もはや別の趣味だからそれ、自宅サーバー

自宅にサーバーをたてることもできる。物理的にマシンを保持しているということで、これはもう紛うことなき"自分の庭"である。ただし、まったくオススメしない。VPSができる人なら多分自宅サーバーもできるのだが、とにかく運用コスト(ネットワーク、人的なもの含む)が半端ない自宅サーバーはもはやそれ自体が別の趣味である。というか自宅サーバーしようかなとか考えている人はいろいろな意味でこんな記事読むが必要ない。

画像の扱いには注意

さて、漫画のレビューブログを始めたとして、一点注意しなくてはいけないことがある。それは「画像の引用」である。

漫画は視覚に訴えかける媒体なので、どんなに言葉を尽くすより、この1コマを見てくれ、そうしたら全部わかるから……ということはどうしてもある。まぁそこを言葉にするのがレビューだと言われればそうかもしれないんだが、所詮素人の感想であるし、画像の引用はどうしても必要に思える。

が、画像について引用(引用は著作憲法的にもOK)と認められるかどうかは、どうも過去の判例的にだいぶ際どいらしい。著作権の侵害は親告罪なので、著作権を保持する当人からなにか言われない限りは、まぁ放っておかれるが、逆に言うと、もし何か言われたら1コマのスクショでもアウトの可能性がある。このへんの話は脱ゴーマニズム宣言事件 - Wikipediaあたりを調べると良い。

レビューを書く側としては、漫画の魅力を好意的に伝えたくて引用するわけだし、実際画像を1コマ使って、それがビジネスに影響するかって、プラスの影響はあれどマイナスの影響があるとも思えないので、正直心情的には「なんで?」というのが本音だろう。

適法違法の線引きは明確ではなく、常識的な判断みたいなのも、現実的にはあると思う。作者さんによって考えも違うだろう。実際当サイトはちょこちょこと画像を使っていて、そういう記事を作者さん直々に読んでいただけたこともあるけれど、感想もらえて嬉しいと言ってもらえたことはあっても(いい人だー!)、画像を使うとはなにごとか、とお咎めを受けたことはない。

だからといって、大手を振って使えるかというとそんなことはもちろんない。というかまぁ、著作権者側も白黒はっきりさせると業界内で激震が起きると思われ、あまり深入りしたくないという、微妙なバランスの上で成り立っているのだろう。

実際、もしもネガティブなレビューをする気でいるならば、画像は使わないほうが無難だと思う。というか、個人的には実はそこが本質なんじゃないだろうか、と思っている(当サイトでも、ネガティブな評と解されそうな記事では画像を使っていない)。

なんにせよ、ややこしい話であることには違いなく、このことを知っていると、先にあげたアル | マンガの新刊・無料情報メディアのコマ投稿サービスは、実は非常に画期的であることがわかる(多分アルを立ち上げた目的の一つだろう)。

ちなみに、Amazonアソシエイトの画像広告は、著作権がAmazonにあるらしく、商品広告として使う分にはなんの問題もない(変な話!)。Amazonの力を借りれば漫画の表紙は気兼ねなく扱える。これだけでも有り難いよね。

さー、書き始めよう

ということで、まぁ色々書いたんだけれど、ぶっちゃけ形態はなんでもよくて、とにかく続けることが大事、だと思う。更新頻度は高くなくていいから、別に立派なことなんて書かなくていいから、細く長く、たらたらと、自分のペースで続けること、それに尽きる。

人の目なんて気にしない。よくブログの書き方で、誰に見られるかを意識しましょうとかあるけどさ、そんなの後だから。なんでって、最初はまず人の目に触れないから。月間アクセス100PV(デイリーじゃないよ!ってかデイリー100PVはそこそこ中堅だよ!)とか普通にあるから。

だから、人のためじゃなくて、本当に、自分のため、自分のために書こう。たとえ世界中の誰も見なくても、俺が俺のために見る。未来の自分のために書く。それくらいの気持ちがちょうどいいと思う。そのうちに(半年くらいかなぁ)、誰かの目に止まるようになってからでも、人の目を気にするのは遅くないよ。

自分のためだから、書きたくなければ1年くらい休んだっていいんだ。そしてなんの前触れもなく、しれっと復活したらいい。10年続けば、1年休んだところで誤差みたいなもの。仕事じゃないんだから、好きにすればいいのさ。

さー、書こう!

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