『急に姉ができまして』1巻感想:歳の差女性上位のお姉ちゃんはママより年上

作・緑青黒羽、2022年1巻。

ちょっと何言っているかわかんないタイトルになったけど、つまり年下の姉です。しかも一回りしたとガッツリ年下。主人公アラサー、ってか野原みさえと同い年にして、ななこお姉さんより若い姉とイチャイチャしよります。これにはしんのすけもドン引き。

現場からは以上です。いやこれからです以下1巻感想。

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歳の差女性上位なのにロリじゃない

これからと言ったものの、実際のところ既に内容の8割くらいを言ってしまった。主人公みさえと同中、ヒロインななこお姉さん未満。以上。

……はい、実際どうだろう、今までの記憶をたぐっても、姉ヒロインをわざわざ年下に設定したものはちょっと思い浮かばないかな。もしかするとメインじゃないところではいたかもしれないけれど……。いたとしても、一回り下、となるとうーん。

あー、そういえばこれはスキマかもなぁ。歳の差かつ女性上位の逆転もの自体はあるけれど、ロリ系のママーみたいな感じになりがちな気がする。このサイトで取り上げた中だと……あ、あまえちゃん……。

あまえちゃんは非常に闇が深かった。そういえばこの作者さんの白魔道士のやつもたいがいであった。

こっちは「パパ……」だったなぁ。

いずれにせよ歳の差ものは闇が深くなりがちだと思う。ロリ系の中でも亜種だからかもしれない。そこへいくと、本作のヒロインは19歳だから、このジャンルの中ではむしろババアかもしれない

いやそんなわけあるか。まぁでもさすがに高校生はまずいだろ、でも20いっちゃうと……みたいなところで19歳という設定になったのかなぁ、とかメタ的なことは思ってしまった。考えてみると、ラブコメヒロインとしても19歳って中途半端なためか意外とみないきがする。成人してるのかしてないのかどっちなんだい、っていう。でもその中途半端なところが拾われるスキマ属性なんだろう。

しかし中途半端ではないのが胸。性格がお姉ちゃんのヒロインは胸もお姉ちゃん。当然だよなぁ?

歳の差エグいので

まぁでも姉ものにありがちなんだが、妹属性キャラも出てくるのは良いのかどうか。妹ものに姉は必ずしも出てこないのに、姉ものに妹は出てきがち。まぁそもそも年下の姉という時点で姉としては邪道の気といえばそうかもしれないんだが……。

しかしこうなると、主人公の年齢が29歳ということのほうがだいぶ特徴的な気もする。ここまで年齢が離れると、シスターというより歳の差ものというほうが合っている気もするんだよなぁ。まぁいいんだけどさ。でも3つ年下とか無難な線にしないで、一回り下まで思い切ったのだから、そこは狙っているはず。

……まぁ、やってることは十代ラブコメに近い感じではあるんだけれど。もうちょっと主人公が年上という特徴が活かされてもよかったのではないか、という気はする。主人公の29歳感が薄いために、倒錯感もあまりないのは勿体ないように思う。うーん。

そんなわけで、設定的にはスキマなんだけれど、結局ありがちなちょっとエッチな男の子向けラブコメになってしまっている感は否めない。まぁ3巻までは積んでいるのでそのうち続きも読むとは思うが、せっかくの設定なので主人公にはもうちょっとオッサン感を出してほしい。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 発想は面白いですが、やはりちょっと設定に無理がある感が否めませんね。ここからどう話が広がっていくのでしょうか…?

    • 可能性はありそうなんですけど、なかなか難しそうだなーという印象です。
      1巻時点だと普通のラブコメに落ち着くのではなかろうか、という感じがします。

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