『白魔導士シロップさん(単行本)』1-2巻:わびさびがあります

ちると, 白魔導士シロップさん 1

本作は色々なメディアで出ているようだが、これはドラゴンコミックスエイジの単行本。

随分前に読んで感想記事を書いたこともある(『白魔導士シロップさん』1-31話感想:胸のでかい白魔導士がパパって言いながら勇者に抱きついて回復する漫画以上それだけ深淵 – 少年は少女に出会う)。

コミックス描き下ろしもあるものの、Kindle Unlimitedでも十分だったかなぁと思う。

第一部完とのことだが、果たして第二部はあるのか。まぁ作者さんも言う通りインディーズなので、続けたくなったらまたいつでも続ける気ではいるのだろう。

以下単行本1-2巻分感想。

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深淵だけど問題ない

だいぶ前に読んだ記憶だけあったが、いい感じで忘れていた。内容はおっぱいの大きな白魔導士がパパと呼びながらハグしてヒールするフェティッシュなもので、さらに途中からはへそ出し亜人娘も一緒にギュウギュウしてくる夢いっぱい浪漫いっぱいの深淵。

深淵は深淵だが、作者さんの「『とっても優しいあまえちゃん』感想:とんでもないものを読んでしまった – 少年は少女に出会う」に比べれば普通普通、全然普通。なにしろ妙齢の男女だし。パパ呼びくらい全然問題ない。

胸に目がいきがちだがなにげにスカートの短さが昔のRPG感あってよい。なぜか知らんが昔のRPGの女性キャラはミニスカorレオタードだった。どこかで「ドット絵で女性らしさを表現する必要があった」といういかにもそれっぽい理由を聞いたけれど、いや、やっぱ性癖なんとちゃうかな……。まぁ、RPGに限らずファンタジー系は割とこういう風潮あったかもしれない。

内容はないようだがキャラは印象深い

なんて書いていると、ただのソフトエロ漫画に見えなくもないんだが、まぁそうかもしれないんだが、キャラの造形がよく出来ていて、ストーリーらしいストーリーはないものの、話は楽しく読める。

特にシロップさんはいい性格している。抱きつきながら回復するのが生きがい、ということで、好きな人が傷つくとウズウズするという業の深い性癖を持っている。そのため、ヒーラーでありながら戦闘的。言葉数は少ないが、少ない言葉で己の性癖を全力で出してくるのでわかりやすい。大笑いするタイプではないがニヤつき方のバリエーションは豊富。

シロップさんは大義に関心もなく、自分の半径1mの世界で生きるが、それがクロノの救いになっており、案外カップルとしても良いものに仕上がっている。

主人公ヒロイン組の他、ちらかし、ヤンホモ白魔導士(「解釈違いだぞ…ッ!」)、あとウガーってなってるのとツンデレお嬢の愉快なカップル……皆それぞれ個性があり、読んでいて愉快である。そして本当にキャラクターの名前覚えられなくなったなぁ俺。そして特に調べようともしない俺。メインパーティーの3人の名前覚えているだけ偉い。

いくらでも続けれそうな話だが、2巻で第一部完となっている。いくらでも続けられそうな話は、逆に言うといつでも終われる話でもある。でもまぁ、気が向いた時にまた描いてくれたらいいな、という感じだ。

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