『可愛いだけじゃない式守さん』2-5巻感想:日常系ストーリー漫画にシフトして、語ることもなくなった

可愛いだけじゃない式守さんの1巻記事から間が空き……いや当サイト的にはそうでもないか。前回記事からオリンピック期間空きましたとかザラだし。

元々Twitter漫画ということで、式守さんがイケメン顔するショートショートが延々と続く感じだったのだけれど、4巻くらいになるとだいぶストーリー漫画(といっても日常系だけど)にシフトした感じ。まぁ出なきゃ続かないよね。これ20巻出ていて驚き。マガポケの最終更新が2023年だから、全20巻なのかな。なんとなく懐かしい感じがした(だいたいいつも感じている)。

まぁ正直、俺はもう通り過ぎたんだと思った。以下2-5巻感想。ヒロインの髪型が変わるのは割と珍しいな。

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懐かしい匂い

ストーリー漫画にシフトしたっぽい。まぁ出なきゃ続かないし、いつそうなるんだろうと思っていたくらいではある。Twitter的なショートショートを単行本の分厚さで読み続けるのは正直しんどいので……。完全にシフトしたと感じられたのは、だいたい4巻くらいかな。

それで、なんだか少し懐かしい雰囲気を感じた。特に少年時代を思い出させる懐かしさで、俺がそう感じるということは、まぁ昔のガンガンっぽい感じの可能性が高い。本作はマガポケだからマガジン系列だが、まぁTwitter出身だしな。実際本作はガンガンオンラインで連載してても違和感なかったように思う。特に何が起きるわけでもない男女混じった日常系の、しっとりした雰囲気がそう感じさせるのだろうか。

そんなんどこにでもあるだろと言われたら、そうかな。まぁでも、90-00年代的な空気感があるとは、言っていいように思える。

懐かしさの理由

さて……作品の空気感という極めてとりとめのないところを語り、では具体的な内容をと思ったところで、手が止まる。1巻時点では式守さんがイケメンムーブをひたすらかますという内容で、読み続けるしんどさはあったものの、特徴的ではあったから、語るという点では書きやすかった。しかし5巻くらいになると、フツーに日常系ストーリー漫画なので、逆に難しくなってしまった

ストーリー漫画である以上、そこに描かれている彼や彼女の心情について言うべきだろうと思うのだが、特に言うことがない。いやまぁそりゃ、何度も読み直して時間かけて咀嚼すれば思うところもあるだろうが、課題図書じゃないんだから、そんな学校の宿題みたいなことはしないわな。

体育祭とかしてるけどまぁ……だし、式守さんが和泉の失敗した前髪に合わせて髪型変えたのは珍しかったけれど、別にそれもまぁ……だし。や、もちろん言葉をひねり出そうと思えばできるんだけれど、そんなことする意味も無い。

まぁ結局、俺にとってはとおりすぎた話、ということなのかもしれない。学校という閉鎖空間における友人関係を中心とした世界観で、俺が90-00年代の懐かしさを感じたのは、当時こういう漫画を読んでいたというだけではなく、10代前半の感性で読んでいたことを思い出したのだろうと思う。30も後半になると、「ああ、そういえばそんな頃もあったな」という感じで、なんとも現実感がない。本作で描かれている世界観は、特にあの時分特有のものであるように感じられる

まぁ結局のところ、俺は多分20年前にこの漫画を読んだような気でいるんだろうなぁ。あるいは、20年前に読むべきだったのかもしれない。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 1巻だけ読んでるんですが、確かにあの一話完結型で20巻まで連載出来たら凄いなんてもんじゃない(笑)。ストーリー漫画にシフトしてたんですね。

    • あー、よくよく考えるとストーリーというと語弊があるような気がしました。
      1話どころか1ネタ完結くらいでしたが、話を連続的に続けるようになった、ということですね。
      まぁ普通の漫画になったといえば良いかもしれません。

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