作・雁木万里。すげぇ名前。2025年1巻。ラジオ文化は今でもやっぱり静かに健在なんでしょうか。
妹は知っている | 【第1話】三木貴一郎という男 / マガポケ | 少年マガジン公式無料漫画アプリ
タイトルは兄妹ものっぽいが、兄主体の静かなハーレム未満という感じ。ハーレム未満という不思議な言葉を作ってしまったが、無口だけど実は優しくて静かなユーモアセンスが炸裂するINFJ主人公を、アイドルの妹や職場のアイドル(死語)や小学生レベルの下ネタをこよなく愛するきつめインテリ美人お局(33)が密かに発見する話なので、当たらずとも遠からずではなかろうか。作品としては主人公のことを気にいるかどうかにかかっている感じ。
傾向は異なるのだが、作品の雰囲気なんとなく思い出したのはスーパーの裏でヤニ吸うふたりで、実際この作品気にいる人なら本作も気にいるのではなかろうか。

以下1巻感想。オツボミが気に入ってしまう中年の夜。
アイドルの妹vs可愛い同僚vsメガネのお局(33)
作品自体はいつの時代も変わらない剥き出しの雌雄の世界で、泰然自若とした主人公が人知れず心理的無双をするのを私だけはわかっている女の子が数名。身も蓋も無い表現をするなら、世間的には陰キャだけど実は優しくて面白いお兄ちゃんのことがみんな大好きって感じよ。
ヒロインは大枠でアイドルの妹、職場の同僚、性格キツくてロジハラ気質で努力家で仕事完璧だけどラジオに男子中学生レベルの迷惑メールお笑いネタを執拗に投稿することが生き甲斐になっている美人メガネ部長・横尾蕾、通称オツボミ(33)の3名となっている。
なんか一人だけ異様に属性が詰め込まれている気がした。ツボミン、「うんこの臭いだーーー」のコラ見て涙が出るほど笑ってそう。
主人公との距離感は今のところ等間隔というか、まぁ恋愛的には職場の同僚の子が一番脈ありそうな感じではある。ツボミンあかんの?🥺
でも同僚の子は彼氏もちで、1巻終わりに別れるんだが、友達に言われるまま顔だけの男と付き合ってあまり気持ちよく無いセックスしていたので、ラブコメヒロイン的にはアウトな気がする。それとも最近は別にいいんだろうか。
ツボミン(33)のほうが身持ち固そう。なんならまだ花開いてない可能性すらある。やはりツボミン(33)のほうがよいのではないか?お兄ちゃんは(26)だが、(18)と(25)だとあれかもしらんが(26)と(33)ならもう大して気にならないのではなかろうか。
しかし一般的には同僚の子のほうが可愛らしいかもしれない。なにかと胸晒すし。この漫画、別段色っぽい感じではないのだが、ヒロインがしれっと乳首晒す。ツボミンだけオツボミ晒していない。なぜなのか。
適正な評価というカタルシス
ヒロインはそんな感じだが、基本的には主人公のお兄ちゃんを好きになるかどうかかなぁと思う。この主人公が気にいるなら、なんかコイツ報われてほしいなぁと思えるので、それを社会的な強キャラであるアイドルな妹や職場で大人気の同僚に好かれる様は溜飲が下がる。実はけっこう異世界ものと同じフレームワークなんかもしらんね。
まぁでも、実際オラオラ系の対局にいる、物静かで気配りができて、それでいて実はがっしり体型で、自分を持っていて頼り甲斐のある主人公みたいなタイプを好む人は男女ともに多いのではなかろうか。特に繊細ながら自分の価値観に愚直なその姿は、いいねに毒された現代人的には或る種の憧憬を感じるかも知れない。
社会的にウケの悪い主人公のセンスは、短いながらもSNS的なバズとは異なる昔ながらの少し考えさせ静かな含み笑いを誘うものなので、現実社会同様、現代SNSとも相性は良くないだろう。しかし本来はこういう人が評価されるべきだ、というような気持ちは特に漫画を好む人にはあるように思われるし、認められるべき人認められるというカタルシスもあんのかもね。
続きは
全体的にはさらっと読めて楽しめた。2巻以降どうするか?っていうとどうしよう。マガポケで読めるみたいだから気が向いたら読んでいこうかな?
妹は知っている | 【第1話】三木貴一郎という男 / マガポケ | 少年マガジン公式無料漫画アプリ
1巻は8話までなので9話以降か。

コメント