作・五十嵐正邦。2024年1巻。これも積んでた。同作者の作品に川柳少女やまったく最近の探偵ときたらがあり、振れ幅が大きいが本作はガチなラブコメ。
Finding the girl behind the voiceとかいうシャレたサブタイがついているが、声をもとに少女を探せ!というもので、読み始めた第一印象は「四等分の花嫁…?」だったけど、「いやでもこれ花嫁は明らか臭い」とも思え、しかし叙述トリックかもしれないしなぁなどと思いつつ、「よくわからないが、とりあえずこのツンデレツインテは秒速で堕ちる」と思っていたら本当に秒速で堕ちて笑った。
以下ツンデレツインテは様式美の1巻感想。あんたのためじゃないんだからねっ!って今の子にも通じるの?
おすすめ文
こちらおススメされた作品になります。
声から繋がった憧れのヒロインを探すハーレム系ラブコメ。
FAIさん
あの作者さんの作品らしく秀逸なキレのあるギャグも面白いが、基本的には王道なラブコメ。
ヒロイン達とそれぞれの交流があるが主人公の目的をどう着地させるのか、展開が気になります。
こちら本当に王道でしたね。本作で王道をやっているからまったく最近の探偵ときたらはあんな感じに?どう考えても本サイトで取り上げるべきはこっちだろという感じではあります。
主人公に明確な目的があるわけですけれど、その目的が変質していくのかどうかは見たいところかなぁと思います。
このツインテは堕ちる(確信)
本作の筋書きは、主人公・山吹有栖が、かつて配信にハマっていた時の少女を声だけを頼りに探していくというもの。ただしそれは愛のためではなく、黒歴史として忘れてくれというひねくれたもの。
まぁラブコメ的にはそんなもんミーツガールしたら全部ひっくり返るやろがいという程度ではあるけど。
そして出会ったのが4人の候補。

この4人のうち誰かが主人公と思いでを共有した少女だ!果たして誰かな?それはわからない、わからないけどわかるのは、一番左のツンデレは秒で堕ちる。そして多分目当ての少女はコイツではない。
とか思っていたら、1巻中盤より「恋人の振り」というラブコメ伝統芸能が始まり、そのまま落とされてキス待ちになる始末。はやすぎぃ!
キス待ちどころか自分からキスするくらいには完全にお許しモードになってしまう。
主人公のキャラ立ち
そんな幸せハッピーなストーリーだが、きっちり読ませるのは主人公・有栖のアクの強さによる。この手のストーリーは主人公がキャラ立ちしていることが求められるが(というか普通主人公はキャラ立ちしているもんだと思うが、ラブコメというジャンルではしばしばおざなりにされる)、その点で有栖は仕事しており作中一番目立っている。
金持ちだし能力もあると、鼻もちならない感じになりそうだが、超がつくほどに愚直であること、若者らしい他者の気持ちを慮らない暴走ぶり、しかし気づけば反省する真摯さがあり、読者としても好感度は高い。なにより自分の欲しいものを求める姿がっ好ましいのだと思う。
次は…
1巻においてはツンデレと王道のラブストーリーを展開するばかりだったのが、
まぁ素直に考えると1巻表紙になってる子じゃないの?と思うし、それはそうな気がする。別に五等分の花嫁みたいに真相をあてに行くような感じではなさそう。ただまぁ叙述トリックの可能性はあるんだが、五等分の花嫁が過去を探すミステリーラブコメだったのに対し、本作はきっかけが過去でも、あくまで未来に焦点があるように思えるので(実際主人公は忘れてくれというのが目的だし)、この後の展開次第であって、純粋にラブコメと思う。
本作はこの後も積んでいるので続きは読みます。
それにしても、ヒロインズはなんでナチュラルにへそ出してるんでしょうか?ネクタイより短いシャツの高校あったら近所に不審者いっぱいいそう。

コメント
コメント一覧 (2件)
川柳のラブコメに探偵のキレキレツッコミを上手くミックスした程よいテンションの作品でした。
アポロの正体はあくまでヒロインへ繋ぐ切っ掛けの一つで最終的には誰と結ばれるかはこれからの交流次第で決まるのでしょうか。
そもそもアポロはひとりではないのかもしれません。
なんで当サイトは探偵のやつだけ取り上げているんだと読んだ後自己ツッコミしましたw
誰とくっつくかは確かに現状わからないですね。
アポロ複数説とかあるんですか!?それはけっこう新説
2巻以降はこれからなので読んでいったら色々出てくるんでしょうか。