『ジャイアントお嬢様』57-90話(7-9巻相当)感想:ゴールデンタイムのみんなで笑うお色気〜そして原体験へ〜

ジャイアントお嬢様はなんといっても巨大化という属性があまりにも強烈で、前回の記事ではついそればかり考えてしまった。

しかしなんとなく読み続けて思ったのは、「あー、ゴールデンタイムのお色気だなぁ」ということだった。いやらんま時代でも本当にゴールデンでは許されないと思うけど、なんかこう、ベクトル的に。みんなで笑うあっけらかんとした明るいエロスというか。一方で、それとは矛盾した感覚なんだが、ずっと見ていると、非常にエロい気もなんとなくしてきた

毎度同じことを繰り返しているのだが、繰り返しずっと見ていることで感じ方が変わるのはあるのかもしれない。

以下、まぁでもラブコメは厳しいよなとか思ってたら並行世界でラブコメしてて笑った7-9巻感想。公式で並行世界でやればええやんは笑う。

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雑に括れば寿司でも、ネタは違うんだろう

90話。同じ事を繰り返してよくこれだけ話が続くものだなぁという感心したが、まぁでも考えてみると日常系とかドタバタラブコメとかも同じことを繰り返しているだけだよなとも思った。ラブコメはまだ恋愛関係の進展があるが、日常系なんてほんとに何も変わらなかったりするし。

そもそも本作の場合は、巨大化にからむネタのバリエーションが、ギャグのバリエーションのような趣もある。自分は結局巨大化はよくわからないなぁという感じだから、なんとなく同じように見えているけれど、それは漫才をすべて漫才と括って同じだなぁと言っているようなもので、「いやネタが毎回違うでしょうが」ということなのかなとも思う。

とはいえコントでも、特に興味の無い漫才コンビのネタは「こいつらいつも同じことしてんな」と感じることも事実である。なのでまぁ、本当に関心としか言い様がないんだろうな。

エロいが、気にならない

と書くと自分は巨大化に関心がないということになってしまうのだが、まぁ実際そうかもしれないのだけれど、ずっと見ていると、「なんだかこれはこれでエロいなぁ」という気もしてきた。特に自分はマドカなんかだいぶ好きなので、彼女が勇ましくパンツ見せながら戦っていたり恥ずかしがったりしている様には、感じ入るところもある。いい加減スカート以外の伸縮素材服作ってもらいなよとか絶対思わない。思っちゃいけないよなぁ?

一方で好きな子のパンツが市民共有財産になっているのはどうなんだという話もあるわけだが、それは先の言葉と矛盾するんだけれど、「あまりにもオープン過ぎて気にならない」という感覚がある。

そもそもエロスって秘匿されているからこそ際立つものだ。あまりおおっぴらにされると、むしろ笑ってしまう。昔ゴールデンタイムのバラエティ番組で、規格外に大きな胸をした外人さんが水着で「ワーオ」みたいな記憶があるのだが、あれに近いあっけらかんとした明るさがある。まぁアレが本当に茶の間を笑わせたのか、それとも若干気まずくさせたのかはご家庭によりけりかと思われる。少なくとも現代ではあまり許されなさそうな程度には、ちゃんとエロくもあった。ぶっちゃけ性的原体験になった人もいただろう

一瞬ピリッとくるけどすぐに引いていくエッジの効いたスパイスのような感じといえばいいだろうか。エロスってのはだいたいしっとりしていて、後に残るものがあるもんだけれど、本作の場合はその感じが薄い。しかし確実にピリッとくるので、わかる人はわかるし、好きな人は好きだし、人によっては原体験

まぁ俺なんかでも、ずっと見ていると先に述べたように「これはこれでエロいなぁ」と感じるようにもなってきたから、前回記事に書いた「いったいぜんたいこれはエロいのか?」という感覚からすると大きな進歩である。そんな進歩いらんかった

異世界ラブコメ

しかしそれにしても、なんぼなんでも巨大化一本でよくもまぁここまでネタが続くなぁとはやはり思う。本作の場合はラブコメにもならないし……とか思ってたら、並行世界でラブコメ始まって笑った並行世界のお嬢様とイケメンセバスのラブコメとかそんな需要あるんだ笑

ってかセバスはあれちゃんと男として見てよかったのね。ギムはまだわかるけれど、セバスはマスコット感強かったわ。実際マスコット的に描かれていたんじゃないかと思うのだが、続けていくうちにだんだんやっぱり男役が欲しくなってきたとかあるんだろうか。

まぁ一回こっきりのネタをひたすら続けるのはつらいというのはあると思うんだわ。実際、最終的にラブコメに落ち着くギャグ漫画は多い。ラブコメは連続性があるからね。

ただ本作の場合は厳しいだろうなぁ。並行世界お嬢様とイケメンセバスのラブコメは、やっぱりけっこうしっとりしたところがあって、本質的にクローズドなラブコメと、巨大化のオープンエロスは相性が悪いとは改めて思うところでもあった

でもマドカに好きな人ができたらそれは見たいとは思ったけれど、そうすると好きな人がいるのに全市民にパンツ見せまくってることを羞恥することになり、それは本作のエロスとしてはややウェット過ぎるようにも思えるので、やっぱり微妙だろうか。

まぁでも並行世界でラブコメしたらええやんっていう発想は笑ったし、あるいは別にそんな荒業しなくてもうまいことラブコメ混ぜられるなら、それは見てみたいな、本サイト的にも。

単行本分追いつく

ということで、いったん単行本9巻分まで駆け抜けた。こっから単行本にもなっていない領域。

正直本作は単行本を買うかと言われると、さすがに趣味が違うかなといったところなので、アプリで読めたのはよかったかなと思う。でもこうして100話近く読むと感じ方に変化はあったので、こういう機会が得られるのも悪くないもんだなと思ったしっていうかよくよく考えて今さら俺はこんな変化を自分の中で感じてどうしようっていうんだ

考えるな。感じろ。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • ちょっと読んでみたところ、自分も巨大化はいまいち引っ掛かりませんでしたが、取り敢えずケモ属性のスミレちゃんは性癖に刺さりました(笑)。

    • ずっと読んでいたら、なんだか別の気持ちもわいてくる気がしなくもないので、修練がいるのかとも思いました。
      お気に入りの子が巨大化するのを何度も観ていたら何かに目覚めるかもしれません(?)

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