『男女比1:39の平行世界は思いのほか普通』3巻感想:お姉様の彼を奪うタイプの裏切り百合って名前ついてないの?

作・きっさー、2025年3巻。

この漫画面白いけど、漫画と言って良いのかなぁ、と思ったが、むしろこれが漫画の原型なのではないかという気もした。ただ地味に話が進んでいるものの、一枚絵の連続であるためか、なんだかどこまで読んだか記憶が怪しい。案外人は、コマ割で位置を覚えているのではないか、と少し思った。実際、紙の本だと「本棚のあのあたり置いてあるこのへんの厚みらへんがあの話だったはず」というような覚え方をしている節あると思うんだ。あるよね?

なので、一枚絵の連続、しかもずっと同じような一枚絵がひたすら続く本作を電子で読んだものだから、もはや何巻のどのへんに何が書かれていたかよく覚えていないんだよ。すぐに記事書かないと……ってのは作品があるからなんだよねぇ。

あ、一つだけ覚えてた。3巻、勘違い淫乱ママが出てない?

以下気を取り直して3巻感想。寝返り百合ってそこそこいる気がするけど専用の名前ついてないのかなあれ。

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信じて送り出した百合が刈り取り機

ということで朧気ながら3巻の内容ってなんだかったなぁと思い出したのだけれど、やはり百合か。本作だけでも2名ほど残念な裏切り百合が発生。まぁ一人は最初からもうダメそうだったあの子として、もう一人はそこそこ重めの鈴木くん期待の百合子、名前なんだっけ忘れたが、蒼に抱きつかれたときに、そのまま記憶改竄エンドで〜Fin〜してた子

今までお姉様が男なんかに……ありえない……みたいな重め百合だったが、蒼くんに思いのほかぎゅっとされただけで一気に反転。お姉様を遙かに超えた快楽堕ち。しかもこの手のキャラにありがちな「お姉様を慕っている自分」というアイデンティティ自体は残っており、「大切なお姉様を任せられるか、私がテストします!特に下半身を念入りに!!」という論理展開による正当性を打ち立てる

しかしその結果は「彼の大事なところをすべてお姉様よりも先に味わい尽くしてその出涸らしを渡す」という悲惨なもので、嫌いなやつにもそこまでしないだろと思うたいていのことを「お姉様のために私が!あー私が!!」という思考でお姉様から新鮮な全てを奪っていくスタイル。この裏切り百合女は、ある種の属性からすると天敵と思われるのだけれど、何か名前ついてないのかね

実際お姉様本当にいいところほぼ奪われていて悲しい。やっぱりこの世界、気合いの入っているやつが勝つ。

また、彼女の存在は鈴木くんの期待を大きく裏切っているということで、信じて送り出した百合の華が、むざんに刈り取られて男に絡みつく夢見るマンドラゴラになるなんてそんな……。

……まーでも、この人口比で男が百合厨やるのほうがどうかとは思うんだよな。そりゃ罪深いよ。男の仕事を果たせ。ってか彼も男だし清潔感もあるのだから、普通にしていれば、佐藤くんほどではないにしても、もう少し女の子誘えるだろうに。自分に向けさせたところで、良さそうなのをくっつけたら……と思ったけれど、きっとこの男、そんな養殖百合では満足できないんだろうなぁ。ってか多分純粋に修羅場になるよね本作の世界観だと。

まぁでも、蒼に夢中になった女の子は、鈴木くんにはなびかなくなってしまうようだね。うーん悲しき一夫多妻。でもまぁ鈴木くんも本気出せば別のタイプ子が連れると思うけどね。まぁ釣りたいとは思ってないんだろうが……。

部分はカオス、全体は意外と……

ということで、蒼の周りの女子たちがますますたいへんなことになっているのだが、不思議なことに秩序は保たれている。ついでに言えばやってない。まぁ……この貞操観念で、やったら最後、本当に全員ストーカー化してしまうような怖さあるからなぁ……。

まー、蒼自身があえて踏み込まないのと、女の子たちは妄想のネジは飛んでるけど、行動については意外と控えめだし、なにより精神が童貞なんだよな。正直一番男女逆転している感があるのは、この女の子触れるのに怖がってる童貞の逆バージョンになっている女子たちだった。佐藤が食い荒らす気ない感じないし、こういうところでバランス取っているんだなぁ。

一人一人の思考はぶっと飛んでいるようで、全体的には実はけっこう抑制的な漫画だなと思いました。

次は、自分の腹から出てきた息子と制服デートで孕みたい勘違い淫乱ママをまた出してほしい!

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 女性陣は男への耐性不足による自滅とお互いの牽制により踏み込みきれず膠着状態。
    蒼は未だに世界観を理解しきれておらず、素直に話を鵜呑みにし結果広がる壊れた被害者の群れ。
    最初に限界を迎えて仮初の平穏を終わらせるのは誰なのか、スリルも感じられて楽しみです。

    • 蒼が世界観を理解すると色々前提が崩れますね。展開は明確に変わりそうです。
      いずれにせよこの先にあるのは崩壊、というのが本作の先を読ませる楽しいところなのかもしれないですねぇ

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