たまにある脳にくるやつ。先月(2025年12月)までに読んでいた場合、2025年のベストに選んだと思う。それであれば昨年のまとめも、もう少しテンションを上げて書くことができたかもしれない。まぁそういうタイミングも含めて出会いというやつだね。
こーれはあれですかね、のあ先輩と同系統の距離感ゼロ次元依存系彼女でしょうか。メンヘラ未満だけれどあらゆる闇属性を一身に背負いおぶさってくる感じが伝わってくる。四方八方の視界を塞ぐ精神的スライム娘。
面白かったので分割します。以下1巻1話感想。1話は待たなくても無料……!
オススメ文
「オススメされた作品」より。
舞台設定はオーソドックスな学園モノ。かつて裕福だったが今は叔父に引き取られて貧乏暮らしの主人公、サンノミヤはその状況から脱するため、かつて結ばれた許嫁の約束の子、アザミヤコと再会するが、その子はとんでもなくヤベー奴だった!でも彼女の為にも彼女を好きになってみせる!みたいな漫画です。
ユウさん
現在既刊2巻なので明かされていない部分が多いのですが、アザミヤコの共感性羞恥を煽るヤベー奴っぷりと、時々垣間見える性格の善性は中々クセになります。
最近すみれちゃんやのあ先輩などヒロインとしての許容量ギリギリを攻める漫画が増えていますが、その文脈に乗っている作品と言えるかもしれません。
私はもう脳が壊れているので「ふへへw」って感じで読んでましたが、一般的にはラブコメヒロインとしてかなりギリギリかもしれません。
ヒロインの特異性が際立っていますが、1話の中でも彼氏くんの正当化合理化思考や、たとえ彼氏がいてもNTRする気まんまんだったところとか、地味に癖強いなと思いました。
ジェットコースター・ロマンス
内容としては、いいとこだったけど没落した名家の坊ちゃん・サンノミヤマコトが、顔と名前だけ知ってる許嫁のお嬢様・アザミヤコを落として復活するぞ!と意気込んでいったら、写真の中のお嬢様は消え失せて、教室の隅でこの世のすべての地雷を背負い込んでいた。

まぁでもこれくらいなら、ラブコメラヴァーズの紳士淑女の皆さんは余裕でしょう。むしろ好物ですよね。
まぁ現実にいたら目を合わせないと思う、というか関わったら学校生活終わるリスクがある。実際本作においても友達いないようだが完全に残当。
しかしサンノミヤはこれを落としてとラブラブしなければならない。落とさなければならないので果敢に話しかけるわけだ。

これとラブラブしなければならない。
話すのは好きなようで、一言の質問に百の答えが返ってくるうえに、話せば話すほどなんか勝手に好感度がぐんぐん上がっていく模様。話すというより一方的に話されている。そして何かもう恋的なものが芽生え始めている。消しゴム拾ったら恋する小学生男子並の恋愛重力。

「あのなんかちょっと赤ちゃんに名前つけるみたいですかねっ はふふふぅっw」
第一話でラブラブ完成しましたおめでとう。
〜完〜
恋は使命感
さすがにボーイにもミーツガールを選びたい欲求があるらしく、むしろ課題は自分がアザミヤコを好きになる、ということになった模様。
しかし、アザミヤコの強烈なキャラに隠れがちだが、サンノミヤマコトのほうも割といい性格していることが、第一話の描写からも伝わるところがある。
サンノミヤのやろうとしていることは、自分の都合でかつて許嫁だったからということを根拠に落として、お金いっぱいゲットだぜ!という手前勝手なものだ。これは当然、現代倫理的にはどうなの?という話になるわけだが、ここでサンノミヤはカタカタと頭の中で打算を働かせる。
つまり、「本当に好きになって彼女に寄り添えば、それが彼女のためになる」という合理化をはかる。これは一見彼女のことを思った誠実な態度に見えるし、実際嘘ではないだろう。しかしその一方で、これは紛れもなく正当化である。彼は、自分のやろうとしていることにやましさを抱いている。
実際、たとえアザミヤコに好きな人、ないし恋人がいたとしても、「やっかい」程度に思っていた。つまり、アザミヤコの気持ちに頓着する気は最初からなかったわけだ。これは明らかに相手の幸せを第一に考える思考ではない。
しかし、悪人でもない。アザミヤコに不気味不器用ながら優しさがあることをその短いやりとりの中で察した。そんな彼女を騙すような状態は、彼自身の心が耐えられないわけだ。
つまり、彼は使命感とでも呼ぶべきものに突き動かされていると思われる。彼は自分のためではなく、家のため、残された身内のために動いている。これはラブコメにおける主人公の行動原理としてはかなり強いものだ。
まぁ、彼の想定した展開とはまるで違うものになったと思われるわけだが……。というかアザミヤコを最初必死に人違いだと思い込もうとしていたあたり、写真だけみてけっこうプラスの妄想はしてただろお前、と思う。内心では本人とわかっていただろうが。
贅沢言うな!美少女やろがい!

水木しげるの妖怪みたいな顔しやがって……。まぁ実際なんか妖怪の類の可能性ある。その丸まったティッシュはシコったあとか?いいか、友人を作りたいなら学校でボックスのティッシュを机の上に常備するな。
次
1話読み終わった時点で今出ている2巻までポチった。そして久しぶりに1話のみ感想。これから2話読んでいきます。
許嫁を落とすという普通のラブコメなら37巻かけてやる恋バナを第一話で完遂したわけだが、すっ飛ばし過ぎてボーイの心の準備ができていないため、ここから時間をかけてボーイが恋するラブコメが始まるのですかそうなんですか。最近はなんか、ボーイミーツガールというよりガールミーツボーイみたいな話が多い気がする。特に変な女はだいたいそう。
ラブコメは他人の恋だから面白い、はっきりわかんだね。


コメント
コメント一覧 (2件)
お久しぶりです。感想かく元気が無くて気になる記事だけ読んで、おすすめだけ投げてましたが、意外なところがヒットした気分ですw
根本的に善人なふるまいの人が多いのはこの漫画読んでて安心できるところですね…その上でクセは強いけど。今最新話を期待してる漫画の一つです。
おすすめ&コメントありがとうございます。元気ないとあんまり漫画、特にラブコメみたいなのは気が向かないですね。
せっかく教えていただいてもなかなか読めておらず申し訳なく思いつつ、たまに上がることもあるので気が向いたときにでも投げていただければ……。
既に2巻まで読んだのですが、世界観が思ったよりも優しいですね。だいぶ印象が変わるところがありました。
ベストにしただろうという評価は変わらないんですけど、ガチめに深刻な背景ない?と思え、2巻まで読んでから記事を書いていたら、内容はかなり変わったと思います。