作・ねこ末端。2025年1巻。地味に作者買いです。なんか吹っ切れた感のある作品でした。サブタイつけておきました。
いやまぁ、なんというかね、転生してない転生ものというか、主人公のドスケベ巨乳陰キャ・ましろちゃんは、ブラック企業で疲れ果てた帰り道で交通事故にあった独身中年男性が最後に見る夢だと思う。低い自己評価とは裏腹にドスケベボディを持て余し、男も女も食らいつくす。しかし心にこびりついた童貞の残滓に、性根の純朴さが垣間見える。
以下NTRと逆NTRが同時に進行する1巻感想。なんだかんだでちゃんとラブコメだと思う。あと転生してません(念の為)
NTRと逆NTRが一緒に楽しめるお得パッケージ
作者さんは地味に本サイトで複数作品取り上げており、個人的には地味ながら気になる作家枠だった。ただ前作は大学生xアラサーママという特に趣味ではないニッチ属性で、定価ではポチれねぇなぁと思っていたらいつの間にか終わっていた。全5巻なのでそれまでより続いたようだ。
で、2025年にはまた新作があったようで、今回は王道の学園モノかつちょうどポイント還元も大きかったこともあり、サクッとポチって見たのだが、まったく王道ではなかった。
無駄に乳がでかく、自己評価は低く被害妄想に取りつかれているものの胸のデカさだけはしっかりわかっている陰キャ美少女・ましろちゃんが癒し系イケメンに告白されるところからスタートするのだが、告白されるや否や性欲を爆発させ「やらせろ」と迫り狂う。さらにイケメンに幼なじみ美少女がいるとわかるや否や、幼なじみ美少女の目の前でイケメンを逆NTR。

幼なじみの目の前で遅いかかって初キスなど奪ったのち、今度は返す刀で幼なじみ美少女に襲い掛かって初キスを奪う。完全なる性欲モンスター。
完全なる性欲モンスターなのだが、どこか1/3の純情を残しており、ふと我に返ってスケベで人の優しさを無下にしていないかと反省することもあり。

この突然の賢者タイムに童貞中年だった頃の彼が見える。いやだから転生ものではない。
しかし美少年と美少女の両方に発情する様子は、オッサンがその心を残したまま美少女に転生し、中途半端に心も女になった、という感じがする。
両刀のバランス
1巻時点では、告白してきたイケメンよりも、イケメンの幼なじみとのほうが濃い絡みをしている。まぁなんか実際そっちのほうが需要ありそうだしウケもよさそうな気がする。
しかし本作のポイントは、なんだかんだでましろがしっかりメスになるところ、と思われる。そのうえでGL要素があるから映える。これは逆も言えて、GLしておきながらちゃんとオスに発情し、また時にはピュアにすら見える内面が良い。
この微妙な両刀のバランスを2巻も続けられるのかどうか。1巻は面白かったけどね。2巻どうなるんだろうな。ポチっているので2巻も読みます。

コメント
コメント一覧 (4件)
ちょうど1巻読んでおすすめに投げようと思ってたのでタイムリーな記事でした。
両刀でどちらにも性欲を向けてる女主人公って意外と珍しい気がしますね…いやまあ多くても困る属性ですが。
全般的に軽めのノリで読みやすいしこちらも追っかけ始め中です。
それはタイムリーでした。
女主人公だから出来る属性かもしれません。サブキャラとして出ていたらヘイトを買った気もします
この子の両刀は、男でいうとオトコの娘やニューハーフにハマる人の心理に近いのではないかと思われました。
こう基本は威勢良く攻めまくっているキャラだからこそ垣間見せる「照れ」が魅力的ですね。
性欲本位とはいえヒロイン側が望んである意味ハーレム展開にしようとしているのは複数ヒロイン展開への面白いアプローチでした。
純愛展開になると急に照れ始めるのは良いギャップですね。
倫理観の発動するポイントが、相手を思いやるというより、相手のマトモさにあてられて自己卑下で辿り着く感じが一昔前のネット感あります。
そういえばこれは一応ハーレムになるんですかね。外形的にはなるほどたしかに🤔