『尾守つみきと奇日常。』1-16話(1-2巻分)感想:めんどくさいボーイミーツめんどくさくないガールともっとめんどくさいボーイズ

尾守つみきと奇日常。をサンデーうぇぶりのアプリで読みました。アプリ完全に理解した。……というのは置いといて、アプリだけで2巻分読んでしまったので感想。

外形的には亜人ヒロイン系のラブコメで、部隊は現代日本っぽいのだが、亜人もいるんですという亜人ちゃん的な世界観。でもそれよりは共同体に馴染める馴染めないの学校社会的な人間関係色が濃いかなぁ。現状明確に描かれていないけれど、亜人差別的なものも示唆されている。が、舞台となっている学校はそういう受け入れる系の人が集まっているくさいのかな。

個人的にはラブコメ部分よりも野郎'sの関係に目がいってしまった。なおサンデーうぇぶりだと11/21まで1巻分無料の模様。

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オススメ文

管理人にオススメする」より。

ケモ耳ウェアウルフヒロインのつみきさんが堪んないッス

周蔵さん

完全にボーイミーツガールなのに何故か野郎共のほうに目がいってしまいました。つみき可愛いのに。いよいよ歳を取ってきたか……。まーでも自分にはケモミミ属性なかったりするのもありますかねぇ。でも友孝がなんだかんだで楽しそうなのは9割方つみきのおかげですね。

亜人ものですが、雰囲気的に亜人と関係のないひとりぼっちの地球侵略を思い出しました。まぁでもあれも広い意味で人外だから本質的には近いところもあるのかな。なぜか10巻からしか記事書いていない謎。サイト初期の頃の記事なので読んだモノをそのまま書いた感。

そういえばこれも遠い昔に積んだままだなぁ。

めんどくさい主人公

ボーイミーツガールから始まるラブコメなんだけれど、そこに描かれているのはどこまでも学校社会的なウェットで閉鎖的人間関係なので、合う合わないはけっこうあるかなと思った。主人公とヒロインの関係は、日陰者の男子と人気者の女子ということで、そこだけ見ると表面的には古見さんが近いかもしれないが、性格的な面はだいぶ異なり、関係性もこちらのほうが男の友孝を中心とした広がりがある。

主人公の友孝は過度に周囲を気にしすぎるというか、人の気持ちを考え過ぎるきらいがあって、そういう子はまぁ基本的に世の中生きづらい。人に合わせ続けてしまいに自分がわからなくなって、そんな自分が嫌になる。非常にめんどくさい性格をしている。また、思考回路はかなりのネガティブで、人気者のつみきが皆に囲まれているのを見た時には羨むでもなく、むしろ「好奇な目と好意的な目に晒されてる!?」と勝手に想像して胃が痛くなる。

何かきっかけがあってそうなったというより、幼少期からそんな感じみたいなので、性根がそうなんだろう。ただ学校社会の中でその気質を順調に伸ばしてしまった、というのはあるようだ。そうすることが友孝にとって、少なくともその時はもっとも心地よく、また人間関係を構築するうえでうまくやれた方法だからだろう、とも思う。実際、ヴァンパイアの千賀からも体育祭の時にそのような指摘をされている。「メリットがあるからやってるんだろ」と。

もっとめんどくさいイケメン

ってかヴァンパイアの千賀くん、1話で出てきた引き立て役の嫌なイケメンかと思ったら友達枠で笑う。つみきのファーストブラッドを吸ったのはランボー怒りのNTR不可避かと思われたが、このシーンは正直本作読んで最初に「お」と思ったところでもあったんだ。

人間感覚だとまずうわってなるところが、彼と彼女はあまり気にしていない風なところで亜人との感覚的な差が表現されている、というのもあるが、それ以上に、珍しく拒絶反応を示す友孝と、また友孝のその反応について論理的な理解を示す千賀が面白かったんよね。あー、この子、今頭で理解してるなーって。

この性質は、考えるな感じろのつみきはもちろん、友孝も一歩足りてないところがある。己のめんどくささに理詰めで対応している千賀は、自分のやっていることや友孝のやっていることに対しても、ある程度の言語化ができており、それが体育祭の時の友孝に対する言葉にも繋がっているんだな。

ただそれは理屈で自分を納得させようとしている面と、感情に従って動いたら裏切られたという経験がそうさせているので、彼自身は案外夢見がちというか、同性の友情に夢見るイケメンなんだよなぁ。

めんどくさくないヒロイン

男どもがめんどくさすぎる中で、ストレートに可愛くいつみきが唯一の癒やしなのは間違いない。友孝くんの学校ライフがそれなりにハッピー感あるのはほぼほぼつみきのおかげです。つみきが友孝のHPとMPを常に回復してくれているので……。

ってか野郎共はもうちょっとちゃんとして。確かに千賀や幼馴染みの登場で、漫画としては友孝中心の人間関係の広がりを感じられてそれはいいんだけれど、さすがにお前らめんどくさすぎだろというか、なんでこの漫画男のほうがセンチメントやねん。友孝の幼馴染みもそうだけど、男全員めんどくさいじゃねーか

そして記事的にはめんどくさくない女よりもめんどくさい男のほうが色々語れてしまうが故に、「ラブコメ漫画です」といいながら男の話で9割埋まったどーしてくれんだ野郎共。

つみきはつみきで色々あるんだろうし、そのうちにめんどくさいところ見せてくるのかもしれないが、そうするとこいつら全員めんどくさい状態になってしまい収拾つかなさそう。うーん。やっぱり野郎共もうちょっとちゃんとして

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 「ひとりぼっちの地球侵略」!自分も好きな作品です!同じ作者が今連載している「波のしじまのホリゾント」も良いですよ。言われてみれば確かにヒロインと作中の雰囲気に通底するものがある気がします。
    あとつみきちゃんのファーストブラッド喪失時のあの表情はインパクトありましたねえ。

    • どんなんだっけ?と思ったらだいぶ艶っぽい表情してましたね笑

      あの作品も積んでいるんですよねぇ……なぜ良い作品を積みながら期間限定の見るからにアレな本を読んでしまうのか。
      作者さん、去年からまた連載されていたんですね!情報ありがとうございます、チェックしてみます。

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