なんで急に振り返り記事なのかと言われると、なんとなく。漫画もぼちぼち読んではいるのだけれど、最近物理的に忙しくて中々書く時間を取れていないね。あとまだ漫画アプリを起動するエネルギーがなくて、古い本ばかり読んでしまったよ。
まぁたまには振り返ってもいいじゃない。
一覧
ざっくり並べて眺めてみよう。20記事ほどあって長いけど適当にスクロールしちゃってね。そう考えると以外と更新したな。
更新再開は突然に(更新停止も突然に)
ということでこれだけの記事を書いたのは久しぶりになります。コメントくださった方、特にしてないけど見てるよって方、ありがとうございました。
色々と思うところありまして、このブログについては、初心忘るべからずというか、しょうもないことを、ありのまま素直に書いていきたいと、そんな風に思いました。
僕は日本社会的にはまぁまぁ異端者かなぁと思うのですけれど、それでも世情の影響を常に受けてきました。何かとめまぐるしく変わる今日この頃ですが、自分が受けてきた影響に自覚的になり、またそれが変わっていく流れのようなものも経験を積むことで見えてくるにつれ、なんともくだらないものに身を任せてきたんだなぁという実感があります。
一方で変わらなかったのは、ただひたすら書いてきたという事実と、そこに書かれたことのうち、社会的通念やら配慮やらの衣を剥いで言葉をかっさばいて見られる、本当の本当にこれが俺の感性の端、と感じられることでした。年齢を重ねて読み返すと、その表現に気恥ずかしさを感じるところは正直あるのですけれど、しかし同時に変わらんなぁ、なんてことも思います。
まぁ昔ほど熱っぽく記事を書くことはめっきり減りましたが。それはさすがに仕方ない。まぁ毎回熱く語られても読む方も鬱陶しいでしょう。TwitterとかYouTubeによくいるAI驚き屋みたいなテンションで書かれてもねぇ。「エポックメイキング。今までのすべてのラブコメは終わりです。この漫画でラブコメという概念は完全に変わった」うーんウザい。
まぁでもさすがに、もう少し取り上げるタイトルについては考えたほうが良いのではないかとも、さすがに並べてみると思いますね。
とにかく更新しようとしていて
古い作品が多いのは、表面的には積ん読を片付けているからですね。00年代どころか90年代があるよ。金田一少年の事件簿ってあんた。でも金田一少年の事件簿は昔から取り上げたいなぁと思っている作品の一つではありました。ご長寿連載過ぎて手が出せない作品はけっこうあります。名探偵コナンとかもはや入れれません……。
全体的に、有名だけど時機を逸した作品、あと比較的最近だけどめっちゃニッチな作品、というブログとして読まれる気のなさそうな構成になっております。まぁ当サイトは元々その傾向があるんですけれど、それにしてもこの傾向が長く続くのは、とにかく更新しなければという感じで更新しているときに起きがちです。
まぁつまり、気兼ねなく読めるし、その記事も手癖でかけそうな作品、ということなんですよ。たとえば今「のあ先輩はともだち。」とか地味に6巻まであるけど読んでいないのは、この作品読んだら絶対感想書かないとなー、しかもけっこうちゃんと書くことになりそう、という、謎の圧があったからです。その謎の圧のために書かないどころか読まないで一ヶ月、表紙だけ使った与太話を書くという詐欺。


この記事は先の内省と繋がっていて、自分の記事を読み返した時に、まったく「漫画そのものについて」の記述がないということに気づいたことがきっかけでした。いや、きっかけかな?きっかけは、「いい加減いい年だし、酒とかコーヒーとか、嗜好品を漫然と嗜むのではなく、違いのわかる男になりたい」と思って、飲んでその味を表現しようとしたら、驚くほど何も言葉が出てこない自分を自覚したことに端を発しているかもしれません。
赤だとわかること、赤だと言えること、赤を見て感じること
これは自分の性向です。この記事にもあるとおり、自分は赤を赤とわかり、またその赤を見て感じたことを言葉にするのは非常に得意と思われるのですが、一方でその赤がどのような赤なのかを表現できないのですね。これは大昔二次創作でSS書いてた時にも思ったことで、人物描写とか風景描写がめっちゃ苦手だったんですよ。なので、僕には小説は書けないなぁと思いました。
まぁこれは恐らく才能に起因するところが大きく、きっと僕は、自分の心をありのまま見つめることはできても、他をありのまま見つめることが苦手なんでしょう。なので努力しても大した力にはなりますまい。まぁ感想記事は解釈・読解が主なので、今のままでも大して困るわけではないし、実際困ってないから続けられてきました。別に画で書かれたものを小説的に再構成することが求められるわけではないからね。
とはいえ、今飲んでいる酒やコーヒーが何の味かはやはり言えるようになりたいなぁ、とも思いました。要所要所で、やはりそういう表現もできるといい。ま、得意なこともありますから、得意なことをやりつつ、苦手なことも多少は補完して、全体として良いバランスを作ること、そのバランスを人は個性と呼ぶのでしょうね。
とりあえず「表現力を高めるためだ」と言い訳して酒を飲んでいます 笑。また、コーヒーについても今メーカーにセットしている豆とかメモするようになったかな。
男女比1:39の作品のフレームワークは面白い
このような観点でいくと、5月に2巻を読んだ「男女比1:39の平行世界は思いのほか普通」は面白いと思うんです。


だってこの作品、漫画っぽくない、っていうか一枚絵の連続ですよね。それは4コマですらない。Pixivにあるヤンデレ超説明過多一枚絵を並べて、文字を使って微かに繋げている。これは通常の漫画作品では許されないのではないかと思います。しかし不思議なことに、コマとしては繋がっていないけれど、世界観が通底していることで、続いていることがわかります。本作は具体的なシチュエーションを重ねていくことで、全体の世界観を感じさせる構成といえます。
しかし、それを感じ取るには、具体を抽象化できる程度の分量を読むことが必要なのですが、それほどまでにこの偏りが烈しく濃い一枚絵を見続けられるかどうかが試金石となります。
まぁなんとかヤンデレ部とかのタグで検索している人なら余裕かも?
作者さんが自分のできること、得意なことから、表現方法を既存の漫画の構成に捕らわれずにつくりあげていったのかなぁなんて思えました。僕も見習いたい。
このテーマで一番近いのは、ソムリエ漫画の神の雫の記事かなーと思うんだけど(というかまさにこの課題感で読んでたから……)、正直個人的にはさほどオススメではないので……。


一冊薦めるなら
とりとめなくつらつらと書いてきましたが、最後に一冊薦めるならなんだろうかと考えました。


……ミズダコちゃんかな。これはまぁ、当然ながら当サイトを見てくれるようなラブコメ好きに向けて、ということになるんですけれど、本当に王道かつ比較的最近の作品ということで、当サイトに来られる人ならだいたい皆さん楽しめる類じゃないでしょうか。一昔前なら触手ヒロインなんてのは相当変わっていたかもしれませんが、今ならまぁ一般的……と思ったけれどそんなことはないのかな?世情に疎いのは相変わらず。まぁ本質的に王道なのはそうですよ。
いままで散々書いてきてますけれど、僕のラブコメに求めるものって存外普通なんですよね。特に奇を衒った作品を求めているわけではないというか。まぁそれはそれで読むんですが。本質はずっと変わってないと思います。作品のほうも、見た目は熟れた作品が増えましたが、その中身は昔から大して変わっていないのではないでしょうか。
社会の中で生きて、自覚的・無自覚的に社会の影響を受けて、見た目は変わりますが、しかし本当は変わらない、あるいは変わることを感じるには人の命は短すぎる、そういうものもあります。見た目の変化にそれなりに翻弄されつつも、変わらないものを見つめていきたい所存です。


コメント
コメント一覧 (2件)
改めて、毎日の様にこれだけの文章量を書くとなると、相当なエネルギーを使われておられると拝察いたします。
どうか、たまさんのペースでこれからも続けてくださると嬉しいです!
ありがとうございます。無駄なエネルギーでございますw
一度止まってしまうと復帰が難しいのは経験則的にそうなんですが、まとまって休みたい気持ちがわくのも事実で、なんとも難しいところです。
とりあえず来てくれた人が「お、やってる」と思ってもらえるくらいにはしておきたいなぁという気持ちです。