与太話– category –
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漫画感想ブログ9年目の真実:漫画を語る言葉を持たない自分に気づいた〜のあ先輩によろしく〜
このブログをつくったのは2016年1月のこと。そして今は2025年5月。その間に書いた記事は1500を超える。よくもまぁ続けているよなと自分でも感心する。 そうして最近、自分の記事を読み返していて(僕は時々そうする)思ったことがある。この記事を書いている奴は、漫画を語る言葉を持たない。酒を飲んでわかった。酔ったからじゃない。酒がうまかったからだ。あるいはまずかったからだ。ただ、どううまいのか、あるいはまずかったのか、言えなかった。そしてそれは、漫画でも一緒だということに、はたと気づいた。... -
ネガティブな感想記事やレビューを書く具体的な方法(メソッド)
ネガティブ感想とどう向き合うかというテーマは、今までサイトでは何度も言及しているんだけれど、そういえば「なぜネガティブレビューが必要なのか」「書く時には何を心掛けるべきか」みたいな話ばかりで、あまり具体的な方法まで書いてなかったような気がした。 まぁ動機や心構えは大事なんだけれど、書くに当たっては結局どうすんねんみたいな話のほうが実践的に思えるので、あんまり深い話はせず、個人的に採用している具体的なメソッドにフォーカスしたいと思う。 良い評価をして中和する まず基本。良いと思... -
レビュー・感想における好き嫌いと良い悪い
僕は常々、感想なんて好きに書けばいいと思っているし都度そう書いているが、どうも、多くの人にとってそれは難しいことのようだ。それは感性の言語化の難しさもあろうが、それ以前の問題として、誰も傷つけないなどという言葉が流布される世情や、また感想というものがそもそも何か理解されていないこともあるように思われる。 まぁ感想とは何かを考える始めると、確かになんだか哲学的な感もあって厄介なのだが、その本質は結局相対的なものなのだから、そんなに気張るこたねーんだということは言える。 なに言... -
感想(レビュー)でやったらダメなこと、気をつけていること
この前、こんな記事を書いた。 https://rb-m-gl.com/negative-review/ この記事はネガティブな感想記事やレビューは当然あって然るべきもの、という主旨なのだが、ひょっとすると「だったら何を言ってもいいんだな」と曲解する困ったさんもいるかもしれないなぁと思ったので、ちょっと早めにフォローすることにした。 この記事は「何を言ってもいいわけではない、むしろ自由にモノを言うために線引きはしっかりやってこうや」という記事です。 いかなる事由があれどやってはいけないこと 何があっても絶対にやって... -
なぜわざわざネガティブな感想(レビュー)を書くのかについて
このサイトはかれこれ1500くらい記事があり、メインコンテンツは漫画の感想記事なわけだが、その中には当然ネガティブなものもある。というか、すべての記事において、少なからず、何かしらネガティブと捉えられることは書いてあるんじゃないかな。 で、こういうスタンスはレビュアーとしてはあるべき姿だと思うのだけれど、少し前には「傷つけない笑い」なんて大真面目な顔で語られたこのご時世、「なんでわざわざ否定的なことを書くの?」と思う人もいるかもしれない。また、否定的なことを書くことに抵抗がある... -
楽しむための読書法『最大素敵解釈の原理』:一番心動かされた合理的解釈に映る情景
この読書法は僕にとって必殺技であり奥義であり、このブログの集大成だ。 最大素敵解釈の原理とは、読書に限らず、あらゆる事物を解釈する際のすべてに適用できる、非常に汎用的な、世界を楽しむための積極的読書法の原理である。自分が8年間にわたってラブコメ漫画という狭い範囲で感想記事とかれこれ1500ばかり書くことができているのは、この読書法を実践しているからに他ならない。 この読書法は非常にシンプルだ。一言で言えば、「今の自分にとって一番心動かされる合理的な解釈の試み」。在りし日の匿名掲示... -
ラブコメ雑記: 男向けラブコメに対する100%な偏見
ハーレム系は、ラブコメにおいては今も昔も人気ジャンルの一つである。というかひょっとすると、世間一般では男性向けラブコメ漫画=エッチなハーレム漫画という偏見すらあるかもしれない。ってかそう言っていた人がいた。オタ友がいないのであまり漫画について話す機会はないのだが、たまに話せることがあると、どうもそんな印象だ。 「かぐや様はラブコメなのか」僕「は?」 実際かぐや様なんかは、「パンツも見えない欠陥ラブコメ」みたいな自虐があったように思うが、俺からすれば「かぐや様が欠陥ラブコメなら... -
多分回復した、漫画が読める程度には
これだけ連続して更新できているのだから、多分、MPの回復に成功したんだろう。ついでに言えば漫画もけっこう楽しめている。一度更新が止まったブログはそのまま死ぬが定説だが、僕に限っていえば、一度更新を止めたブログを復活させたことは何度かある。僕の命がある限り常に復活の可能性を秘めている。大事なことは、死なないことである。 心が死ぬと漫画は読めない 僕は働き初めてから十数年、ノンストップで人よりもハードに働いてきたと思っているが、色々あって、今立ち止まっている。去年、僕は既にほとん... -
表紙画像を貼り直すだけの悲しい作業をしている
そろそろこのブログも復活させていくかと見渡すと、表紙画像のAmazonリンクがことごとく切れており、文字だらけの本サイトにおける僅かな彩りが失われたことを悲しんでいる。あの使いづらい公式ツールバーを使ってきたのに、ハシゴ外されるのつらい。 整理中 なのでアクセスの多い記事とか、たまに目についた記事から少しずつ改修作業を進めていく。プログラム的にやることも考えたが、なんかそれ作ってる間に作業したほうが速い気もしたし、昔の記事に目を通したい気分がないでもなかった。 ラブコメ読むならブロ... -
まいばすで買った安ワイン飲みながら神の雫読んでる
あー10日過ぎてる、またろくに記事更新もしないままディーふらぐの更新が……と思ったら、今月は更新ないんやね。あらまぁ。そんなら次の更新までにサイトの更新するぞー、でないとまじでディーふらぐの感想サイトになってるからね当サイト。 というわけでもないんだけれど、なんとなく昔の記事とか読んでいた。で、たまたま目についた記事でこんなのがあった。 https://rb-m-gl.com/mayoi/ この漫画、本当にまぁ薄味なんだけれど、幼なじみものとしては見るべきところもあって、他に作品あったらポチろうかなぁと思...