自己中な愛に鉄拳制裁!『ゆうやみ特攻隊』の辻と隊長で妄想したい

一気に読みたい漫画

久しぶりに、押切蓮介のゆうやみ特攻隊を再読したんだ。この漫画はリアルタイムで追っかけていた。けれど最終巻読み終わった時、「この漫画は一気読みすべき漫画だよなぁ」と感じたもんで、いつか記憶が朧げになって、何かパワーみたいなものを貰いたい時に、一気読みしようと思っていた。で、休日の使い方としちゃ暗いかもしれんけど、一気読みしたんだ、ゆうやみ特攻隊。この作品はラブコメじゃない。でも、ボーイ・ミーツ・ガールとしてもいいんだ。

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愛と絆の物語ではある

恥ずかしい言い方だとは思うけど、愛と絆の話だなぁ。どいつもこいつも同情すべきところはあるんだけど、だからといって、人を苦しめていいわけはなく。

ヒロイックに自分の愛に酔ったクソ野郎どもを、ふざけんなとばかりに鉄拳制裁を食らわせるのは、非常に痛快。美少女だろうがクソ野郎なら顔面に鉄拳ぶち込み前歯をへし折る、こんな漫画はなかなかお目にかかれない。具体的には翠とか翠とか。翠が最後兄にいやらしい攻撃を受けて、それを見た親父が「兄妹にあるまじきこと…!」と言って怒るのは、お前が言うなというか、いまさらどの面さげて言ってんだというか。あの親子はクソ揃いのあの家系でもオモシロ一家だったなぁ。

一番ひどい目に合ってるのは、名も無きモブたちだけど。爪切りで殺されるとか想像を絶するよ。痛い。乳首が痛い。何想像してるんだ俺は。っていうか無理くね。傷めつけることはできるだろうけど、殺すは無理やろ。爪切りって。きっついわぁ。

と、とにかく酷い目に合わされていく皆を、最後想いを背負って主人公の辻くんが黒幕をぶっ飛ばしてくれるという、愉快痛快なドラマ。愛だから許される?許されるかんなもん!とばかりに鉄拳制裁食らわすのはたまらんね。他人を辱めて成り立つ愛なんぞ美しくないからな!辻くんが頼りない序盤から中盤にかけては、隊長無双でスカッとするし、全体的に陰惨ながらも定期的に爽快感を味わえる不思議な漫画だった。隊長の魅力すごいよなぁ。

辻と隊長でゲスい妄想したい

隊長は最初、ハルオ(ハイスコアガール)の女版みたいな風貌なのに、後半にいくにしたがって、あら綺麗!という感じでどんどん美しくなっていく。可愛い的なことを言われると、まんざらでもなさそうなのがええなぁ。辻くんもちょっと「綺麗です」くらいのこと言えばいいのに。ぶん殴られて重体になると思うけど。でも隊長のニセじゃないガチツンデレが見られるかもしれない。

あーダメだ、どうしても辻くんと隊長のロマンスを妄想してしまう。いざとなったら辻くんの大事なアレへし折られそうとか思いつつ、つい考えてしまう俺はもうどうしようもねぇなぁ…。でもええやんこの二人。

なんかこう、恐れ多いですみたいな感じの辻くんに、女としての魅力を感じないのかとちょっと不機嫌になる隊長に、いやそんなことはと慌てた辻くんが主人公スキル発動で思わず押し倒して、二人の距離が一気に近づいて、驚いて反射的に手を出す隊長の攻撃を成長した辻くん間一髪よけて、隊長に「やるじゃん、成長したのねあんたも」みたいに見つめられて、それがとても綺麗で辻くん赤くなって、赤面した辻くんに気づいた隊長もなんだか照れ臭くなってつい辻くんぶっ飛ばして辻くんマジ重体。

そういう話が読みたいです。俺はもうダメだ。

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