『ゆうべはおたのしみでしたね』1巻感想:おたのしみするんですか?

金田一蓮十郎, ゆうべはお楽しみでしたね 1, 2015

オススメされたメモより。4年前にポチっていてそのままだった😂そういう漫画めっちゃいっぱいあるんだわ。

そんで不思議だなぁと思うのは、読める漫画って全然読み飛ばさないで読めちゃうことなんだよなぁ。これはもうさすが金田一蓮十郎なのか、それとも俺の好みなのか。

いや、正直金田一蓮十郎のラブコメ自体は、個人的な好みからちょっと外れている感はあるんだけどね。まぁ妙に生々しいとこあるしね作者さん。でも漫画として面白いから読むんだけれど。と思ったけど考えてみたら作者さん読むの割と数年ぶりだわ。マジか。

以下1巻感想。

目次

お久しぶり

金田一蓮十郎といえばいまだに俺の中ではハレグゥなんだが、まぁ長いこと連載していたしなぁ。パプワくんとグルグル、ハガレンくらいしかガンガンは市井ではあまり知られた作品はないと思うが、ハレグゥはアニメ化もされたからか、時折「ああ、面白いよね」という人がいた記憶。

本棚見るとライアーライアーとニコイチが途中まであったが、読んだ記憶がない。読んだかもしれないんだが、覚えていない。まぁ積ん読というやつだ。それと一緒に、本作も1巻だけあった。ということで、金田一蓮十郎を読んだのは数年ぶりということになるだろう。

題材はオンラインゲームのようだ。タイトルは初代ドラクエの例の名言だが、内容はオンライン。ドラクエもオンラインの時代。FFなんかけっこう早くオンライン化して、従来のファンからは顰蹙かっていたけれど、結果的にはあれは良い選択だったんだな。FF11の広告で、FF11をきっかけに結婚したカップルというものがあった。FF11のプレイ動画をスクリーンにうつし、仲人っぽい人が「「新婦が新郎にケアルをかけ……」とあの硬い調子で読み上げるシュールな広告であった。「一人じゃねぇよ…」と並ぶ、印象的な名(?)広告である。

昔ながらのゲーマーであっただろう作者さんも、ドラクエのオンラインゲームには少し抵抗があったんじゃなかろうかと思うが、やってみたらハマったのだろうか。俺は結局、オンラインゲームはできなかったなぁ。

オンラインゲームはやらないですが

はてさて…と読み始めてから、主人公にも、そしてヒロインにも、特に魅力を感じることなく、漫画自体も淡々と進む感じでさして盛り上がりがあったわけでもないのに、しっかりと読み進めてしまった。俺はけっこう「あ、つまらん」と思ったら速攻で読み飛ばしモードに入るのだが、そうはならず、けっこうちゃんと、ずっと読んでいた。

これはつまり漫画として面白いってことなんだと思うんだが、それは何かっていうと、恐らくなのだが、登場人物の心理がしっかり読み取れて、かつ共感できることなんだろうなのかな、と思う。それは別に面白い心理である必要はなくて、「ああ、そりゃ全然違うタイプと同棲状態になるんじゃ戸惑うよね」とか、その程度よかったりする。それでも十分面白い。

と言いつつ、オンラインゲームが主にの話は軽く読み飛ばしている自分に気づいた。無意識で気づかんかったが……まぁこれは単に俺の興味・関心の外だったからかな。うーん。

1巻最後にもなると二人、パウさんとゴローさんも互いのことを知って多少距離も縮まったようで、ああなるほど、これは確かにラブコメの予感がするな、と思わされるんだが、とはいえ、うーん、この1巻だけだとなんとも微妙な感じではある。ドラクエ、っていうかオンラインゲームやっていたらまたちょっと違う感想だったんだろうけれど。

続きはどうするか、悩ましいラインだなぁ。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • あくまで話のメインはドラクエで動いてますから、そこにのれないと確かに寂しいですかね。展開が早くて好きです。タイトル回収も早いし、もう既に新たな主人公が二人の間から登場していますし。

    • テーマにのれないと寂しいのはありますね……って想像以上に展開早いんですね。マジすか。マジか。

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