すごい待ったぞ!今回は3巻後の後日談ということで、カップル成立後のお熱い話が延々と続く…のだが、この人たち付き合う前と後であまり変わらないw
しかしやはり公認カップルというのは大きく、やることやってるっぽいとうかがえるカップルもいたりなんだり。看板カップルは東田・華だろうけれど、俺は足立・村主のカップルが一等好きだなぁ。一応20なだけあって東田たちより色っぽい話も…。そしてファミレス要素が限りなくゼロになったけど何の問題もないのであった。以下感想。
村主さん怖可愛い
本巻は猫組のバカップル3組後日談、1巻まるまるカップル萌えという贅沢な仕様。個人的には中でも足立・村主カップルがご馳走様。この二人は一応それなりに歳いっているということもあって、話の内容に結婚があったり、また夜の生活を思わせるシーンが出てきたりと、なかなか色っぽい話も多い。こういう話は付き合った後ならではなので嬉しい。もう村主さんむっちゃ可愛いよ?↓。

なにこの村主さん破壊的に可愛いそして怖い。足立さんに泊まっていく?と言われてちょっと期待する可愛い。そしてナチュラルに別部屋に誘導しようとする足立さんに静かにキレてベッド強奪する可愛い怖い。足立さん常に冷や汗垂らしてるけど大丈夫なのかと読者も心配。
でもこのカップルは、実は足立さんのほうが厄介だかんね。なんだかんだいって、足立さんがけっこう振り回している感ある。天然で↓。

天然にまさるボケなしというかなんというか。突っ込んだから逆に意識しているみたいになってしまうので、村主をしてツッコミできない天然の恐怖。こうして二人は旅行に行くわけだが、年齢的には問題ないものの、いや問題ないからこそ、一線を超える手前の緊迫感があろうというものなのに、この男まるで動じず。そして直前になって自分のしたことに気づく面倒臭い。
そうなんよなー、村主さん言動の一つ一つが面倒臭いしちょっと重たいところもあるけれど、足立さんさらに輪をかけて面倒臭い思考回路。かつ多分村主さんより実は重い。言わないだけで考え方がナチュラルに重い。そして決断が重い。だからこそ三段飛ばしで一気に結婚くらいまで話を飛ばしてくるうえに自己完結型。このタイプは、別れるときも同じように自分の中で結論出して、口に出す頃には決断がもう揺るぎないものになっていたりするから恐ろしい。でもなんだかんだいって、死ぬまでこの二人はきっとこんな感じなんだろうなという安心感もあるのが高津カリノ的カップルであり、そこが素晴らしいところでもある。
結局本巻ではまだ一線は超えなかったみたいだけれど、進藤とお嬢様は既にもういくとこまでいってる感あるがどうなんだろうか。
そして本巻通じて一番心に残ったのは、東田にパンツ見られた時、そのことについてあまりにもノーリアクションでスルーされた為、自分のパンツに疑いを持ち始めた華でした。
華「私はな…… 自分のぱんつに疑問を感じているんだ……
いわばぱんつの限界だ……」
これだけで相当面白いんだが、ここからのテンションアップでもうダメだった↓。

先の村主さんの「ゴメンネ(棒)」と悩むんだけど、どこか哲学的な(気がする)問いかけであることを考慮して本巻の私的ベストシーン。悩む華に対して、フォローしようと冷静に感想を述べる東田くんはやはり何かを大きく間違えている。
なお志保お嬢様は自信が持てるパンツだった模様。
今時のスマホ構成(1ページ4コマ)
ところで高津カリノは今でも昔ながらの1ページ8コマ構成を貫いている印象だったんだが、本巻については今風の1ページ4コマ。スマホを意識したこのつくりは、とってもとっても見やすいので、個人的には歓迎。そういえば、WORKING犬組の番外編的なRe:オーダーも、1ページ4コマというか、コマの大きいのがけっこうあった気がする。俺の彼女に何かようかいもそうしてもらえんだろうか。
しまったドラマCDあったのか。そして次巻発売は…
Kindleで20%ポイント還元でホクホクしてたらドラマCD版があることにさっき気づいてショック。2000円ならこっち買うべきだった。いや、今からでも遅くないから買うか。そんなバカ売れするもんでもなかろうし、待ってたら値下がりしそうな気もするけど。琴浦さんも送料込み750円でドラマCD付限定版中古で手に入ったしなー。とか言って油断してたら取り返しのつかないことになるのだ。人生は即行動なのだ。人生は即断即決即後悔。
そんでもって、5巻もドラマCD版出るんやね……クリスマスイブに!笑
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