『わくわくワーキング』1巻感想:俺は断然中野派やね

自分の初おーはしるい。ずっと積読状態だった。ようやく手をだす。

アラサーで仕事に厳しいが故に、あまり男との縁がなかったキャリアウーマンの主人公・松崎と、癒し系新人社員・高沢、松崎と同期で別課の主任・中野の三角関係を中心にしたラブコメディ。お仕事漫画でもある。ちゃんと仕事してる。

以下感想。

目次

高沢か中野か

主人公・松崎を中心にした三角関係。お相手は癒し系の小動物な新人社員・高沢と、同期で出世組の中野。基本的には中野→松崎→高沢の閉じないデイジーチェーン。三角関係が本当に三角で閉じると、誰か一人の性癖がすごいことになっちゃうからね。

ただし、高沢は松崎のことを好いてはいる。が、憧れのラインを出ていない。……というか……高沢・松崎で男女関係ってのがあまり想像できんのだが。俺が中野派だからそう思うのかもしれんが……。

後書きにもあったけれど、たしかに読者は高沢派と中野派に分かれると思う。この漫画すでに9巻までいっているけれど、情報まったく仕入れていないのでどちらに転ぶのかまったく知らない。でもなんとなく、雰囲気的に高沢寄りなのかなぁとは思う。中野派が激しくなるのは、サブヒロインのファンが先鋭化するのと同じやね。

でも別に俺は先鋭化しているわけでもないんだが。男やしな。ただそれでも、高沢くんと恋愛的な話っていうのはやっぱり想像しづらい。だってこんなんだよ↓。

おーはしるい, わくわくワーキング, 第1巻
おーはしるい, わくわくワーキング, 第1巻

確かに可愛いけど……ハムスターとかと同じ類のように思えて仕方ないのであるが……。

ただ、高沢くんはまっすぐ松崎を尊敬して、けっこうバリバリと仕事をこなしている。可愛いだけの男ではないので、この後の展開的にはありかもしれない。まっすぐすぎてイラッとする智美に共感してしまう自分がちょっと嫌。一番共感してしまうのが智美でつらい。智美が握っている中野の弱みは、つまり松崎への想いなんだろうが……。

中野はもう多分、入社してから数年、ずっと松崎のことを想っているわけやろ。そのために、他の女子社員からのアプローチもすべて無下に断っているわけだ。報われてほしいなぁとは思うのも当然やん。でも中野から松崎へのアプローチが全然ないからなぁー……。「松崎が幸せならそれでいい」っていうスタンス、中野は中野で、なんだか好きというより別の感情に見えなくもない。

まーでも、今のところは断然中野派。多分、男はだいたい中野派じゃないかと思う。高沢くんの色恋が想像できん……。今後の成長に期待すべきなのか。

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