『Unknownの魔導書』感想:不老姉弟目当てに

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作・師走ゆき。2012年。1巻読み切り。表題の話が4話、それに別の短編が2話。短編のうち1話が『不老姉弟』なのである。ふっふっふ。不老姉弟目当てに読みました。

表題作もそこそこ。でも以下主に不老姉弟の感想。

目次

不老姉弟目当て

表題作についてまったく触れないというのもなんなので最初に触れておくと、悪魔で探偵事務所な話。1話完結系で、人々の悩みを解決していくタイプのアレ。なんだか懐かしい…。これはこれで普通に楽しめるのであるけれど、割とよく見る設定でもあるので、特筆すべきこともなく。話はどれもサッパリしていて読後感がいいのか特徴かしら。

んー、やっぱり不老姉弟がよかったかなと。今回の特別編は非常に短いので、これだけ見てもなんのこっちゃという感じかもしれないが、以前に単行本読んで読み足りないなぁと思っていた一読者的には非常に嬉しい。

お姫様抱っこな扉絵ごちそうさまです。相変わらずイチャイチャしているようでよかった。イチャイチャしていないと死ぬ双子姉弟いい……。ナチュラルに一つのベッドに枕並べている。離れると襲われるから当然なのだが。だがそういったことを、「襲われるんだから仕方ないよね」として、周囲に気色悪がられまくっているにも関わらず、ごくごくナチュラルにそういうもんだと受け止めている感じが素敵やわ。

話は落武者に憑かれた人体模型とバトルするという変な話だったけど問題ない。そして姉弟の絆に恐れ入って仲間入りする人体模型。これもさらっと受け入れる姉弟。この懐の広さは確かに社長の器、これは経営者いける…。

もうちょっと読みたかったけれど、まぁ特別出張編だしな。作者さんもう書いてはくれないのかしら…。

 

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