作・tugeneko。
いよいよ適当になってきた超科学の無駄遣いで、今日も田中に情熱的かつ変態的にアタックする上野。見向きもしない田中。上野の田中は自分に欲情するという自信はどこからくるのだろう。なんだかんだで田中はやらないという自信があるからこそ、思う存分変態的アプローチが出来るんじゃないだろうかと思えてきた。なんかそんな気がする。
以下2巻感想。
スルーされること前提にしているように見える
1巻と同じく、上野が田中に変態的アプローチを繰り返してはかわされる。間接キスを画策するくらいなら可愛いもので、自分の履いたストッキングをかぶせて水責め、パンチラしてそれを凝視するところを観察など。まぁいずれも華麗にスルーされる。
それでもなお上野は自信満々に、田中は自分に対して欲情、しかもフェティッシュな欲情を昂ぶらせることを前提に行動する(特に、どうやら自分の足については相当自信があるらしい。自分で自分の足を美脚というし、ストッキングネタも比較的多い…。1巻では臭いを指摘されてガチ凹みさせられたこともあるのに)。一度もそんなことはないのだが。むしろ上野のフェチ性よりも、田中の鈍感さ、デリカシーのなさのほうがよほど目立っているくらいだ。
そんな話を繰り返し見ていると、むしろ上野は田中がスルーすることを前提に行動しているように思えてならない。田中のことだからどうせスルーされるだろう、と思えればこそ、思う存分妄想を爆発させられている。それはそれで、田中をわかっているということなのかもしれない。
そして、そんな上野のバカにさんざん付き合わされつつも、なんだかんだいって一緒にいるということが、田中なりに一種の意思表明……かどうかはわからんなぁ。この作者さんの他作を読んでも、この二人の関係をどう解釈すべきなのか読めない。。。でも彼とカレット。の終わり方など見ると、「なんだかんだいいつつ一緒にいる」ということそのものをもって、二人の関係なのだと解釈すべきの気がする。というより、そう解釈したい。
……でも今上野が告ったら普通に玉砕しそう。
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