Twitterで作品が流れてきてもあまり見る気にならなかった

最近の漫画家さんはTwitterで作品の宣伝をしていることが多い。まぁ漫画家さん自ら、タダでできる宣伝手法ということで、使わない手はないということなんだろう。

今更ながら、俺もこんなサイトをやっているくらいだし、もう少し最新?の情報を追いかけたほうがいいだろうか、なんて思って、なんとなく数人の漫画家さんをフォローして見たのだが、これが自分でも驚くほどにまったくタイムラインを見る気にならないのだった。

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Twitterをやってみたが

俺は昔からSNSというやつがどうにも好きになれない。だいたい一般サイトの掲示板ですら、コミュ症故に入り馴染むことができず、もちろんチャットなどはもってのほかで、匿名掲示板で場当たり的なコメントを書き散らしていた俺である。いったいどうして、SNSで知らない他人と交流できよう。

などと言いつつも、さすがに2020年そんなことばかりも言ってられず、Twitterくらいはやっていて、中には一度も言葉を交わしたことがないがリツイートやいいねをしあう不思議な仲の人もいる。

アカウントはあるが、俺は一応隠れオタクだ。リアル友人知人もいるTwitter上であまり迂闊なことはつぶやけない。それなりに親しくなった人には「ラブコメ好きすぎてサイト作ってしまいましたわ」と言うこともあるのだが、まさか1000記事も書いているとは思われていないだろう。

そんなわけだから、漫画の話などをTwitterですることはあまりないし、また漫画家さんをフォローすることもない。と言いつつオタク色の薄い漫画家さんはフォローすることもあるが、このサイトで取り上げているような漫画のことはなかなかつぶやけないのが実情である。

まぁ実際は何も気にしないでつぶやけばいいのかもしれないが、中々そこまで自分をさらけ出せないのは人の性だ。だいたいこのサイトでさえなおさらけ出せていない闇は多くある。このサイトにちょこちょこ来てくれている人は、俺が変態的あることを知っていると思うが、正直このサイトではわかんないくらいドン引きの変態であり俺は俺を呪う。

まぁそれはどうでもいいのだがよくないのだが、昨今はTwitterで直接自作を公開するクリエイターが多く、ラブコメ周りでも多くの漫画家さんが自作をツイートしており、最新の情報を集めるならTwitterは今や欠かせないツールであるらしい。

このサイトでもTwitterで得られる情報をコメントで教えてもらって「へーっ」と思ったことがあるし、僕をコミケに連れて行ってくれたオタクの知人も、「Twitterはオタクにうってつけですよ」と言っていた。そういう時代なんだな。

というわけで、それ用にアカウントを作って、数人ばかり漫画家さんをフォローしてみたわけだ。

タイムラインを見ることはなかった

だが……自分でも驚くほど、タイムラインを覗くことはなかった。たまに覗いても、作品を読むことは稀だった。

Twitterの仕様のためかもしれない。俺はいまだにRSSを愛用していて、気に入ったブログについてはRSSフィードに追加して欠かさず購読しており、その中には漫画家さんのブログもある。で、ブログ記事についてはけっこうきっちりと読んでいる。が、Twitterの雑多な感じだと、あまりしっかり読もうという気にならないのだ。後で読もうとか思っているうちに、タイムラインから流れてしまう

まぁそもそもTwitterはその名の通り「つぶやき」であって、何かの作品をまとめるのに特化しているわけではないから、TwitterにRSSリーダーのような機能を求めるのはお門違いというものだろう。

実際、フォローしている人のすべてのツイートがタイムラインに出るわけでもなく、情報収集するのに向いたツールとは俺には到底思えないのだが、なぜこれが流行っているのだろうか。ブログでもやってくれたほうが俺にとっては有り難いのだが。

それはまぁ、Twitterがあらゆる意味で楽なメディアだからだろう。アカウントを作れば誰でも使える。しんどい時でもTwitterをボケーッとしながら眺めるくらいはできる。心理的抵抗感がこれほど少ないメディアもない。気に入ったらタッチ一つで広められる。発信する側にとっても、今や個人のブログがバズることはまずないが、Twitterならば広まることが期待できる。リツイートとは便利なものだ。

一方で、何か特定の目的のためにガッツリ使うという感じになれない。たまたま目について、それが興味を引いたらちょっと深堀りしてみる、そういう用途には向くと思うが、アンテナを立てて情報にアクセスするぞ!と思うと使いづらい。そういうテンションの時は、結局RSSリーダーを開くし、なんだったら本を読み始める。

なんというか、Twitterとは社交場であって、社交場で交わされるやりとりはその時々であり一期一会であり刹那的である、そういう感じがする。雰囲気としては掲示板が近いが、一つのスレを使い続ける2ちゃんねる系というよりは突発的にスレがたっては消えるふたば系か。真面目においかけたら一番しんどいやつだ。

使い方を間違えているとは思う

ということで、今の所有効に使えていない。多分俺は使い方を間違えているのだろう、という気はする。前述したRSSリーダーのような使い方をしようとして、結果Twitterらしさを発揮できていない。

恐らく、漫画家さんをフォローするよりも、同好の人を100人くらい見つけてフォローし、いいねやリツイートをしてタイムラインを作っていく、というようなやり方がよいのかな、という風に思う。思うが、その元気がない。コミュ症の変態にはしんどい。

とはいえもう少しなんとかしたいという気持ちもあり、バッヂの数字を見てどうしたものかなぁと思いつつ、今日も放置している。

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