原作・三河ごーすと、 漫画・平岡平。2020年1巻。
表紙の色合いとタイトルがラノベっぽいと思ったがやはりコミカライズのようで。原作未読の状態。
表紙の子が友達の妹で、それについてはタイトルに偽りなしだが、読んだ感じだとどちらかというと後輩キャラという感じ。友達の妹という響きに惹かれてポチった感あるのでちょっと残念な感じ。友達が出てくるより先に、最初からダイレクトに繋がっているからそう見えるんだろう。あとウザくない。ただの可愛いさん。このあたり、原作だとどうなってるんだろうなぁ。
以下1巻感想。
後輩系に見えるが……
友達の妹の響きだけで読んでいける気がしたのでポチったが、冒頭のとおり、友達の妹という感じはしない。純粋に後輩系ヒロインだと思った。というのも、物語の最初から主人公とヒロインだけで関係を築いており、かつ友達のほうが全然目立たないので。
ただこれは、漫画版の見せ方の問題の可能性もある。原作の方は友達が先に出てきて、かつそれなりに存在感があるのではないか、ともなんとなく思われた。ってか、出ないと「友達の妹」にならないしなぁ。
一方で漫画版は紙面が限られているし、また掴みが肝心ということもあって、ヒロイン過多になってしまい、その結果「友達の」の部分の関係性がほぼ描写されなくなり、結果「友達の妹っていうかただの後輩では?」という印象になってしまったように思われたが、原作未読なので実際のところどうなのだろうか。それとも原作もこうなのだろうか。
あとウザくない。ただ戯れているだけ。言葉は軽口の域を出ていないし、行為については明確に主人公への好意しか感じない。可愛い女子が戯れてくるのを無下にする主人公の方が、読者視点ではウザいまである。
ただここらへんも、ひょっとするとコミカライズにあたって可愛いヒロインで読者を掴まないとねとアレンジした結果かもしれない。ただそうだとすると、ウケを狙った結果、友達の妹というよりは後輩で、ウザくもないただの可愛いヒロインになってしまった疑惑はある。それとも原作でもこうなのかどうなのか……。
高慢系お嬢様、高圧的教師
ラノベ系ラブコメらしく、第二のヒロインも出てくるが、この娘についてはウザいというより高慢というべきだろう。高圧的でもある。まぁ恐らく、それは彼女が己の弱い部分をかくそうとしているのだろうし、また主人公もそれに気づいてそうではあるので、この後化けの皮が剥がれて可愛くなるのかもしれない。
第三のヒロイン???なのか教師も出てくるが、この先生は令和ってか平成でも通報されておしまいの気がする。ってか純粋に学校の教師に向いてないと思う。高みから生徒を頭ごなしに潰すのは教師のあり方として普通に酷いし。なんかロールプレイなんですとか可愛げ見せてるがフツーに生徒のトラウマになってんじゃないの。
淡々と読み終わった
ということで、漫画版1巻を読んだ限り、特にウザい子はいなかった。強いて言えば主人公の対応の仕方がウザかった。特に惹かれるものもなく、淡々と読み終わってしまったが……コミカライズがアレなのかそれとも原作からそうなのかはわからない。続きは……うーん……かなぁ……。
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