『ときめきのいけにえ』1巻感想:猟奇的な家族

うぐいす祥子, ときめきのいけにえ 1, 2020

久しぶりにオススメされたメモより。

しかし作者さんの漫画だけは、どういう距離感で読めばいいのか全然わからん。とりあえず1巻の時点では悲劇のヒロインだけどね。どうだろうね。本人がラブコメと言っているので、ラブコメなんでしょう。多分違う。

1巻は話の種を蒔いているという感じで、この先どうなるかは全然わからん。本当にわからん。この作者さんだけはわからん。どうでもいいけどPNどう使い分けてるんだろう。まぁいいや。

あの家族で、この子だけマトモなわけないと思うんだが、っていうか多分きっとクレイジーなんだろうなぁと思うが、クレイジーにもいろんなベクトルがあるので、この先の展開が楽しみといったところか。

なんならお相手の男子もおかしな子かもしらんし。っていうか、きっとだいたいみんなおかしいんだろう。以下1巻感想。

とりあえず薄幸の目隠れ美少女

とりあえず目隠れ系美少女です。はい。家族が頭おかしいので薄幸の美少女感がバリバリ出ていて素敵です。

まぁでもそんなヌルい主人公ヒロインではないんだろうなぁ。それは思う。作者さん的に。ってかなにげに1巻でも早速ゲロったりはしているんだが。まぁ殺人に比べたらゲロがどうしたって感じよね。ゲロ吐いた後の悲劇の美少女風コマ割り笑う。

巻末でラブコメと宣っているので多分ラブコメではない。正直ラブコメという見方では死人の声をきくがよいのほうがよほど安心できた。あっちは主人公の岸田くんが落ち着いていたし、ヒロインが既にヤバかったので、これ以上おかしなことにはなるまいという感じだったのに対して、こちらは「ああこれからどんどんおかしくなるんだろうなぁ」というのが見て取れるので、いったいどうなることやら。

何が起きるかわからんからなぁ。次のページめくった瞬間いきなりケタケタ笑ったり血吹き出しだりしていても全然驚かない。いや、驚くかもしれないけれど。まぁでもすぐに「まぁこの人の漫画だしな」で平静になりそう。

まぁ正直一番驚くのは何事もなく普通にラブコメして終わることなんだが、それこそないことである。

ラブコメらしいし

まーとりあえず1巻の段階では、可哀想な美少女だけど。別にそんなことはないんだろうなぁ。最初から狂っている弟くんのほうが弱キャラ感ある。お兄様はもはや人間ではないそうだが果たして。父親怖いわ。安田さんは強い。お母様は多分クレイジー。というかの家族に真人間はそりゃ一人もおらんやろな。

花水木くんはどうなんだろう。この子もちょっと普通ではなさそうだけど、なんともわからん。っていうかこういう男子好きそうだよな作者さん。いやこれは偏見だけど。

3巻完結と短いので、どこかのタイミングで読もうと思うが、果たしてどうなるか。ラブコメと言っているのでラブコメではないと思ったが、考えてみると死人の声をきくがよいは本人も言う通り「いろんな女の子に囲まれてキャッキャウフフ」は間違いではなかったので、ラブコメはラブコメなのかもしれない。間違いではない程度に。

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