『トカゲ爆発しろ』2-3巻(最終巻)感想:人は見た目が9割

トカゲがハーレムしてる。ラッキースケベでおっぱい揉んだり、パンツ見たり……トカゲが。なんかめっちゃモテてるし……トカゲが。だから……多分、トカゲにいいと思う。トカゲにオススメです!

……いやまぁつまりハーレムラブコメで、内容自体はよくあるというか、特筆すべきところはないんだが、主人公が爬虫類なんだよ。は虫類がフツーにラブコメしてるんじゃないよ。まぁ逆に、だからこそ内容フツーなんかな、とも思う。爬虫類が爬虫類っぽいラブしてたらそれもうディスカバリーチャンネルだからね。仕方ないね。

以下なかよし(意味深)な2-3巻こと最終巻感想。トカゲですらラブコメしているというのに……

目次

これ異種えっ……

冒頭に書いたとおりなんだけれど、内容自体はマジでフツーのよくあるハーレムラブコメって感じで、なんも言うことないんだわ。主人公は無駄にモテモテで、おっぱい揉んだりおっぱいに挟まれたりパンツ見たりと、世界でもっとも羨ましいパッシブスキル・ラッキースケベを会得済み。まぁよくある。

よくあるんだが、主人公がトカゲ。おっぱい揉むのもトカゲ。パンツ見るのもトカゲ。モテモテなのもトカゲ。なお女子は全員人型。巨乳はいるが複乳はいない。

これは……つまり……DLsiteで言うところの異種えっ(略

……本作って薄い本あるんだろうか🤔

人(?)は見かけによらない

ただ見た目のインパクトがすごいというだけで、それ以外はなんてことなかったりする。まぁ、しゃべってるし。人語で意思疎通できるって大事なんだな。毛虫とかナメクジとか文字列だけでもはやキモいけど、人語で意思疎通できたら多分そんなにキモくない。そういえば火の鳥に出た進化版ナメクジとかフツーにインテリでキモくなかったしね。ファンタジーにおいても、蛇とか通常ならキモい指数天井ぶち抜きなのに、喋り始めると神々しさすらあるからなぁ。蛇系の神様キャラけっこうおるよな。

やっぱり連中は意思疎通できないからキモいんであって、逆に言うと意思疎通できると大してキモくない、むしろ普通

したがってトカゲ男も見た目こそウロコであるものの、なれれば普通。いや普通か?女装したトカゲ男とか誰向けなんだ?

人(?)は見た目が何割なの結局

とはいえ女子はみんな人型なので、なんだかんだで見た目も大事。実際男女逆にしたら成り立たないラブコメ筆頭だろう。いや、成り立つかもしれないんだがジャンルが変わる。何ジャンルだ、いったい。

まぁ昔から蛙の王子様はいるけど蛙の王女様はいないし、人魚姫は童話だが半魚人はB級パニック映画だし、美女と野獣は映画だがイケメンと雌猫はただのインスタ。まぁそういうことなんだろうねぇ。

気がついたら終わってた

とまぁ、結局のところ本作は「見た目のインパクトはすごいが中身はフツーのラブコメで、見た目もそのうち慣れてくる」といったものなので、全3巻で何事もなく終わるのだが、それがちょうどいいところだったのかもしれない。

個人的にはせっかくこういう題材なんだから、もっとディープにいってもよかったのでは……と思ったものの、それをやってしまうとかなりアブノーマルになってしまうので、そうしたくなかったのか、あるいはそもそもそんなディープなネタ一般漫画でやっていいと思ってんのかコラァなのかは、ついぞわからぬ。

あとラブコメ的観点で真面目に言うと、ヒロインはそれぞれ可愛いんだが、多すぎて一人一人の印象が残らない。まぁでもこれも、結局主人公トカゲと本当にがちでラブコメするとアブノーマルになってしまうということで、いろんな女の子と少しずつラッキースケベする、くらいにおさまったのだろうか。

しかしまぁ、せっかくのトカゲなんだから、もうちょっとアブノーマルに掘り下げてもよかったんじゃないのかなぁ、とはやはり思ってしまうのであった。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次