『手品先輩』アニメ1-2話を見ている、というより眺めている

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最近、お布施状態になっていたdアニメをまた見始めた。なるべく頭を使わない、面白いが続きが気になって仕方ないというほどではないちょうどよい面白さのアニメを求めた結果、手品先輩を見ている。というより、眺めている。

ほんと、眺めているという言葉がしっくりくるアニメだ。先輩かわいい。いいなぁ助手くん。

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在宅勤務の合間に

昨今のコロナ騒動で、俺も在宅勤務の恩恵を受けられるようになった。在宅勤務の良いところの一つは、スキマ時間に家でしかできないこと、まぁ平たく言うと家事ができることだ。話しかけられて作業を阻害されることもなく、集中してできるのもよい。

だが、誰とも話さず延々と作業していると、生粋のインドア派の俺も多少鬱屈とした気分になる。

ということで、癒やしがほしかったというわけでもないが、昼休み的な時間を活用して、dアニメを見ようと思った。これは会社できない。在宅勤務バンザイやな。ここ数ヶ月、dアニメにお布施をするだけの俺だったし、ちょうどよかった。

ただ、何を見るかが問題だ。面白くないアニメをダラダラ眺めていられるほど虚無でもないし、かといってあまり面白くても続きが気になって仕事が捗らなくなる可能性がある。

つまり、面白くないわけではない、というか面白い部類に入るが、別に続きが気になって仕方がないというほどでもない、ちょうどよい面白さが求められる。

となれば、あれだな。日常系だな。しかも、できれば話が1話の中で細切れになっているのがよい。1話全部見ないといけないのもつらいし。

選ばれたのは、手品先輩でした。

人生三十余年にして先輩を眺めている

ということで見始めたのだが、我ながらナイスチョイスの気がしている。なにしろこの作品といえば、ひたすら先輩がエロ可愛いだけの内容がないようなので、頭を緩ませるのにちょうどよい。それでいながら案外起承転結がしっかりあるので、けっこうちゃんとギャグが楽しめたりする。助手くんと先輩の掛け合いはラブコメラヴァーズ的にも楽しい。

ってことで、飯食ったりRSSでニュースチェックしたりしながら、手品先輩を見ている……というより、眺めている。うん、眺めてる。先輩のおっぱいとかパンツとか助手くんと一緒に眺めてる。助手くん羨ましい青春送ってるわ。

まぁ俺の青春自体はとっくに終わっており、というかあったのかどうかもよくわからん感じだが恐らく多分あったのだろうし、先輩っていうかもう俺のほうが人生的な意味では遥かに先輩なわけだが、そんなことも何もかも忘れてボーッと眺めている。脳細胞が緩やかに死んでいくのを感じるが、いいんだどうせ元々死ぬ運命にある細胞だ。どうせ死ぬなら先輩のおっぱいと共に死ね。

ということで、アニメを見たことは覚えているが、何を見たかは先輩のパンツしか覚えていない。色と動きがあるアニメで、お色気要素は漫画に対するわかりやすいアドバンテージだ(まぁ最近の漫画はWeb媒体だと色ついてたりするけど)。ちょっと残念だったのは、先輩のねちゃっとしてムワッとした臭そうな感じが出ておらず、割とさわやかエロス先輩になってしまっていることだろうか。まぁあのねちゃり感をアニメで表現するのは難しいのかもしれない。

まぁでもいいんだ、どうでも。俺の脳細胞をささやかな喜びとともに殺してくれれば、なんでもいいんだよ。

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