『月曜日のたわわ』1巻感想:世界が認めた浪漫の賜物

比村奇石, 月曜日のたわわ 1, 2021

いろんな意味で話題沸騰の月曜日のたわわ。名前は知っているくらいだったんだけれど、あまりにも話題だったので読んでみたよ。

話題沸騰仲間の宇崎ちゃんは、実際読んでみるとかなりCP寄りだったのに対し、本作は夢系の成分が強めなので、ラブコメラヴァーズ的な観点ではちょっと微妙かもしれない。逆に言うと、そこんところ割り切って読む分には、たいへんよろしい紳士書籍ではなかろうか。

ただ夢系の成分ありつつ、オープンスケベの成分も感じられるので、独占的な諸兄は多少注意かもしれない。むしろ本質的なベクトルはオープンなんじゃないだろうかという気もした。

あとこれ、ダブルヒロインなんだね。そこはちょっと意外だった。……JKのアイちゃんより、新入社員の後輩ちゃんのほうが浪漫が詰まっている気がする。

以下1巻感想。

スポンサーリンク

ただそこに浪漫が詰まってる

いろんなところに嵐を起こした台風の目。うちの別に漫画クラスタでもないTwitterタイムラインでもゴールデンカムイばりに話題沸騰。あまりにもみんなが夢中になっているので、つい俺も読んでしまった。これまでも名前は知っているレベルだったんだけれど、完全に術中にハマっている。

さて、本サイトでは基本的にどんな作品もラブコメ的な観点から感想を述べている。過去同様に話題沸騰となったSUGOI DEKAI漫画についても同様で、そちらは意外にもカップリング的な見方で楽しむ漫画であり、ラブコメラヴァーズにも、というかむしろラブコメラヴァーズにこそ勧められる作品であった。

『宇崎ちゃんは遊びたい!』1巻感想:先輩と宇崎ちゃんで酒が進む

それに対し、本作は純粋に夢系である。無個性目隠れ優男主人公が特に理由もなく唐突なモテ期に入るアレだ。したがって、ラブコメ的な観点では微妙である。しかも複数ヒロイン。1巻の時点では二人だけだが、さらに増えそうな感じがする…。ヒロインが二人出てきたら遅からず3人目も出てくるのがこの手の漫画のセオリーであるからなぁ。

ヒロイン1人と2人の差はでかいけれど、2人と3人の差はそんなに大きくない。それだったら人数と属性増やしたほうが作品的にはね。そりゃね。実際巻末見るとまだ見ぬ人いるっぽいし。ってか、別に元々つがいを描いたものでもないだろうしな。

ということで、まぁ深いことは考えず、そこに詰まっている浪漫を楽しむ漫画である。いやね、実際女の子の可愛さはすごい。女の子可愛い!とほのかなフェティッシュだけで話が構成されている。うーん、浪漫浪漫。

あの憧れをもう一度

これって何の浪漫なんだろうな、と思っていたんだけれど、本質的には憧れのあの子といい感じっていう、青春回顧的な浪漫なんじゃないか、という風に思えた。どうしてもたわわな描写が目立つけれど、その先にあるのは、在りし日の思春期に置いてきた憧憬なんじゃないかと。

それに対して、もうひとりのヒロインである会社の後輩ちゃんは、同じ浪漫でも少しばかり生々しさがある。いや、ありえない浪漫なのはそうなんだけど。でも一応、同じ会社だからね。通勤電車のJKよりかは、そりゃ質感があるってもんだろう。そして後輩ちゃんもアイちゃんに劣らずたわわであり、たわわな空間を通じて、後輩ちゃんはアイちゃんにも微かな質感を与えている……ような気もしたが気のせいかもしれない。

という感じで、まぁラブコメと言い難いのはそうなんだけれど、頭からっぽにして楽しめるので、2巻以降もポチるかもしれない。なにしろ話題沸騰中だからな!応援しないと。

 

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。