漫画・筒井大志。"もっと"がつかない前作とは特に繋がりがない。2013年。
ラボメンで学園ラブコメという超設定。助手のセーラー服!へそ出しあざとい。
表題からわかるようにメインヒロインは牧瀬紅莉栖だが、他のラボメンも色々サービスシーンあり。エロ保険医の桐生萌郁には笑った。どうせだったらこれくらいはっちゃけたほうが楽しいよね。
ということでクリス派以外も楽しめるだろう……ただしまゆり派を除く。おかまゆ派は死亡。以下感想。
こんくらいはっちゃけるといいね
比翼恋理のだーりんの名を冠しているが、話の内容は完全にオリジナル。だーりんクリスルートを手掛けた人が原案となって、一から作られた模様。
そして学園ラブコメという超展開。こんな感じでファンディスク作ってくれてもいーんでないの?というくらいにいい感じではっちゃけている。セーラー服の助手、フェイリス、ルカ子、ブルマ体操着のバイト戦士、保険医の桐生萌郁と、ビジュアルだけでも満足度がある。
開幕パンチラや秘技・男女ロッカー篭り、実は女だなど、ラブコメのお約束を次々にかましてくれるが、それぞれキャラクターに合いすぎていて笑える(ルカ子ファン的にはルカ子の女化は必ずしも歓迎される展開でもないかもしれないが…)。特に桐生萌郁のエロ保険医ぶりは、全然合っていないはずなのに妙にマッチしている感じがあり、楽しかった。
おかまゆ派には厳しい
というわけで、本質的にクリスルートではあるけれど、基本的にはクリス以外のファンも楽しめる話。が、まゆりだけは厳しい。服装についても、まゆりはだーりん本編でもセーラー服姿を披露してくれるので、特別感が薄い。そして今回のまゆりの役どころは、当て馬系幼馴染である。悲しい。
多少ボカしてはいるものの、実質的に岡部はまゆりよりクリスを選ぶ。そのことを岡部もクリスもしっかりと自覚しているわけではないが、当のまゆり自身がそれを誰よりもわかっているうえ、その感情は現実とリンクしている。うーん、不憫。
もちろんオカクリ的には最高にハッピーであるし、他ヒロイン好きにとっても見どころはあり、最後はなんちゃってハーレムチックな終わり方、そこそこ満足できよう。だがまゆりは不憫。だーりんまゆりルート以外、とことんおかまゆ派に厳しい公式であった…。
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