『愚かな天使は悪魔と踊る』11巻感想:キャットファイトにときめかない

アザマサワヨシ, 愚かな天使は悪魔と踊る 11, 2021

うーん……。

今回は天音とおっぱいさんがキャットファイトして終わり。いや、マジで。三角関係、修羅場だったらラブコメ的には美味しいかと思いきや、これが全然盛り上がらない。

天音兄も再登場するが、何しにきたの?ってくらい何もしないし。

話は進まないし、ラブコメもつまらない。ラブコメで恋愛劇場が面白くないの本当に致命的。

うーん……ネタ切れなんだろうか……?そう思ってしまう内容だった。楽しみな作品だっただけに残念。。。以下11巻感想。

目次

虚無だった

正直言って、今回の巻は残念だった。

読み始めてから読み終わるまでやけに長く感じたし、その間俺の感情はまるで動かなかった……この感覚は……ブックオフの110円買ってきた全2巻のアレなラブコメを読んでいるときのあの感覚だ……あるいは、Kindle Unlimitedとか一巻無料になっている、表紙がちょっとエッチなラブコメを読んでしまった時の、あの感覚だ……。

有り体に言って、虚無だった。なんてこった……。本作の新刊で、あの虚無感を味わってしまうのは、とても残念なことだ。。。

キャットファイトが茶番

話の内容は、天音vsおっぱいさんの修羅場、キャットファイト、三角関係ラブコメなんだけれど、これがもう、全然ときめかねぇのよ。いや、三角関係って言ったけど、正直三角関係にもなってないよね。

だって、阿久津とリリーの気持ちはもうお互い決定的やん。関係がほぼ固まっているのに、いまさら中途半端に三角関係やられても……。二人が敵同士ですらない、ドッジボール大会に至ってはどう楽しんでいいのかマジでわからんかった。

リリー兄も転校してきたのはいいが、何しにきたの?ってくらい何もないしなぁ。

これに700円払ったのか俺は……と読み終わって思ってしまった。最初からつまらない作品ならともかく、期待していた作品の途中でこれはちょっとつらい。いや、作品自体にはまだ期待しているんだけれど、正直もう一回この感じが続いたら、続きポチるかどうかも考えてしまう。

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