『愚かな天使は悪魔と踊る』1-3巻感想:この漫画のノリめっちゃ好み

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アズマサワヨシ, 愚かな天使は悪魔と踊る 1, 2016

ちょっとこの漫画最高やん。すごい好きだよこのノリ。タイトルと表紙からはちょっと想像つかなかったけれど、ギャグ寄りのラブコメだったわ。しかもカップル系。

ロリ系のじゃ子の天使・リリーと主人公の悪魔・阿久津のラブコメバトルめっさ楽しいわ。二人とも自分の見た目がそこそこのことを自覚していて、カッコつけたりぶりっ子したり。特に男の阿久津が乙女ゲーのヒーローのようにカッコつけてヒロインを落としにかかるのは、野郎向けラブコメでは珍しい気がするね。

1巻分読んで、続きもポチったわ。以下1-3巻感想。

目次

ラブコメバトルが楽しい

本作は悪魔・阿久津と天使・リリーのラブコメチックなバトルが見もの。正直3巻までいくと脳細胞の死滅した俺は世界観とかすっかり忘れていて、「あれ?なんでこの二人こんな対立しているんだっけ?」と思わなくもないのだが、まぁそんなことはどうでもいいんだよ。ラブコメバトルが楽しいから。

まぁ野郎向けのラブコメで、主人公を落とすべくあざとさマシマシの作戦に出るヒロインなんてのは大して珍しくもないのだが、あざとさアピールのヒロインに対して自分も格好つけて迎撃する主人公というのはまぁ珍しいだろう。

互いが互いを落とすべく、なんかキラキラしたりフワフワしたりして色仕掛けから歯の浮くような言葉までのラブコメ総力戦。二人共自分の見た目が良いことを自覚していることはもちろんとしても、こんなあざといことされたらウザったくなりそうなものだが、まぁ同じレベルのアホなのだろうと思われる。そしてなにより、なんだかんだで好意があるってことなんだろうね。

そんなことを繰り返し、3巻にもなるとリリーはあのぶつかって拍子にシックスナ○ンの体制になるアレ(ラブコメマウントというらしい 笑)を実践しようとしたりなど、心的距離もだいぶ近くなっていることが伺えて、たいへんよきかな。

好きだなこういう感じ

この漫画、ヒロインの天音リリーが可愛いのはもちろんなんだが、主人公の心情描写が丁寧だなと思う。リリーが悪魔の命を奪わずに封印していることを知った時、封印した悪魔と写るリリーの笑顔を見た時が、阿久津がリリーにときめいた瞬間である。男側の恋した瞬間を描く野郎向けラブコメは良いラブコメだと思っている。

あとはまぁパロディ満載のギャグが割と俺好みなのだが、ここらへん好き好きか。とりあえずはじめの一歩好きすぎだろう。角川ってパロディゆるいよね。

リリーが唇とんがらせたり崩し顔も好き。可愛いだけじゃなく割とヒロインの顔も容赦なく崩す姿勢良い。

全体的に非常に俺好み。今回の角川セールでポチったのだが、4巻までしかセールされていなかったものの、続きもポチってしまったわ。

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